こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

“あきらめない、夏 ”2015   朗読劇「かさをささない人」

2015-08-01 23:26:39 | 憲法・平和
大阪女優の会の「あきらめない夏」の公演。

昨年の「ヒロシマ」に続いて、今年もドーンセンターに足を運んだ。



毎月1日は消費税廃止泉大津連絡会の宣伝署名行動。家から歩いて1分のスーパー前。

夜はこれも地元の市政要望懇談会。

その間の時間に、大阪・天満橋のドーンセンターへ。



1階のパフォーマンススペース。演じるスペースが一段高い「舞台」ではなく、3方を階段状の座席が囲む。

そこに身を置くと、一年前の公演の感動が甦ります。


そんな気持ちで開演を待ちました。


どんな怪談話より怖い、「背筋が凍る思い」というのは、こういうものだと思います。

なぜ怖いか?

あまりにもリアルに、「今」だから。

現在進行形の「日本の今」だからです。


でも・・・だから「あきらめない夏」なのです。

そして最後のメッセージは「新・戦争のつくりかた」の結びの言葉。

「わたしたちは、未来をつくりだすことができます。

戦争しない方法をえらびとることも。」



エンディングの歌は、思い切り明るく、エネルギーがはじけるようでした。


題名の「かさをささない人」は、谷川俊太郎の「かさをささないシランさん」が原作。その他、内容の詳細を、同行した北村みきさんのブログで紹介してくれています。


日頃は別々の劇団に所属して活動している大阪の演劇人の皆さんが、2003年アメリカによるイラク攻撃が始まったその年から「大阪女優の会」を立ち上げ、13回もの公演を重ねてこられたことは本当に尊敬に値することだと思います。

たくさんの感動と示唆、元気をいただいて、「あきらめない、夏」、私の8月が始まりました。



かさをささない人~現在が『戦前である』という仮設を検証するための朗読劇

構成;演出 空の驛舎



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