昨日は午前中、私が所属している産業厚生常任委員会協議会。
私は、20年余の間、ほとんどこの委員会に。
今年は、「新人議員ふたりの希望を優先して、私は残ったところに」と思ったのですが、やっぱりここになりました。
小さな市の地方議員は、窓口広く、何でもこなせないといけないと思っています。
でも、やっぱり自分の関心、気になる分野は、社会保障、特に「介護、保育、そして国保」です。
昨日の協議会では・・・
☆老人集会所(通称 長寿園)に「バリアフリーなどの改修予算 928万円」という説明があったので、その内容を質問。「13箇所ある長寿園の入り口に段差があるので
手すりをつける」そうです。
昼間は地域の高齢者の方がカラオケや将棋・・・など、楽しんでおられますが、空いているときは、高齢介護課に申し込んで使わせてもらえます。私の市政報告会も、この長寿園をお借りします。
入り口の段差は確かにきつい。手すりもいいけど、段差そのものをなくして欲しい。
せっかく、車椅子で遠方から時間をかけて来ていただいた方、この段差のために「あきらめて帰りました」とあとからお聞きし、申し訳ない思いをしたことがあります。
ともあれ、13箇所の集会所は、いずれも老朽化し、いろんな点で使いにくい。「今、ある施設を大切に。今回の改修は第一歩として、全体の改修・改善の計画を」と要望しました。
☆「剪定枝活用事業」として、「公園、街路、公共施設等の樹木の剪定枝をリサイクルして活用するための粉砕機購入、88万円」
昨年12月から始まった「ゴミ有料化」後、庭に植木があるお宅では「剪定枝」の処理に困っている声をお聞きします。
「有料化」後の市の説明会でも「植木も植えられなくなりますねぇ」と嘆きの声がありました。
「リサイクルできるものは、分別し、焼却するゴミを限りなくゼロに近づけること」をゴミ処理の理念として、しっかりすえることが大切!だと、私は主張してきました。
現に、「ゴミゼロ」(すべてリサイクルする仕組みをつくり燃やすゴミをなくす)ことを近い将来に実現する目標を掲げている自治体もあります。
「公共施設だけでなく、家庭から出る植木の剪定枝も分別収集を」と要望しました。
☆「大阪府からの権限委譲」で、これまで府がやっていた事業の多くが、市に移管される(H22年から24年の3ヵ年で73項目)ことの説明がありました。
「住民に身近な基礎自治体で」という建前はいいのですが、中には、委譲を受けるのがふさわしくないのでは?と思う事業もあります。たとえば「障害者、高齢者等の福祉サービスを行う民間事業者の指定、認可」など。これらの事業者を利用するのは市民だけではなく、また市民の方も他市の施設、事業者を利用されます。これまで、府が、かなりのスタッフをおいて、指定、認可、また監査を行ってきても、時に不適切な事例がありました。
「岸和田など周辺5市で、連携して受ける検討会を開いている」とのことですが・・・。これまで、ノウハウの蓄積がない自治体が集まって「受け皿」を作っても、果たして民間事業者に対する適切な指導ができるか?これらは、本来、大阪府がその専門性を発揮して広域的に責任を持つべきだと思います。そいう意見を述べました。
午後は、議員団会議。上下水道料金の値上げに対してどう立ち向かうか?
9月議会に、会派として提案する「意見書」の内容。
そして、一般質問の検討など。
夕方は、歯医者と整骨院のはしご。整骨院の先生、いわく「こってますね。バリバリですね」。議会準備は、体のメンテナンスも欠かせません。これで、すこ~し、楽になりました
夜、前の日に作ったニュースを訂正、印刷。
これが昨日の一日でした。カテゴリー「市政&議会報告」で始めて、最後は「つぶやき」になってしまいました。