Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

極楽寺(2017年11月3日参拝)

2017年12月06日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
続きまして16番札所の極楽寺へ。

ここは田舎の農村にある典型的な地域密着型のお寺ですが、
その威容は予想以上で驚きました。

護摩焚きする広場に大型の無料駐車場があり、
いざ参拝開始。



所在地:香川県小豆郡小豆島町片城光427
宗派:真言宗御室派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開山:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場
納経:16番・17番・18番・19番


【全景】


大きな池の奥にお寺があり、
ここから見ると武家屋敷のような威容です。


【極楽橋】


山門の屋根の反りがカッコいいです。(^^


【迎え大師】



【山門】


堂々たる山門です。

これだけでも新築で造るとなると何千万円もかかるでしょうね。

お寺というものはお金がとてもかかるということを、
理解していただければ。


【ぼけ封じ地蔵尊】



【境内】



【修行大師】



【おたすけ大師】



【地蔵尊】



【鐘楼堂】



【石仏】



【本堂】





【庭園】



【御朱印】


こちらでは合計4つの御朱印がいただけました。

栄光寺(2017年11月3日参拝)

2017年12月05日 | 小豆島八十八ヶ所霊場



所在地:香川県小豆郡小豆島町安田甲1621
宗派:真言宗善通寺派
御本尊:無量寿如来
創建:不明
開山:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場
納経:12番・13番・14番・15番・88番


【石庭】


無料駐車場前には見事な巨石を配した庭園があり、
参拝者をお出迎えしてくれます。


【参道】


参道の松も綺麗に手入れされており、
お寺の姿勢がよく現れていますね。


【鐘楼門】




こちらも山門の真ん中に鐘楼が吊るされていました。

まずはご挨拶代りのファイト一発。


【封じ観音】



【本堂】




御本尊は秘仏のようです。


【亀】



【大師堂】


こちらも厨子に安置されていました。

後ろには檀信徒の御位牌や遺影が安置されているので、
写真撮影は遠慮させていただきました。


【観音堂】




三十三観世音菩薩と弁財天が祀られていました。


【本坊】



【紅葉】



【御朱印】


13番の他に4ついただけました。


このお寺の本堂裏には茶室の龍門庵と竜門庭があるそうです。

中田ギャラリー様が写真を撮られていますので、
ご興味がある方はどうぞ。

http://muso.to/teienn-eikouji.htm

常光寺(2017年11月3日参拝)

2017年12月04日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
衝撃の山岳霊場と美井戸神社であった。

これらの寺社は小豆島に訪れたのなら必ず参拝して下され。(^^

続いて平地にある8番札所常光寺です。

小豆島の霊場は小さなお堂や庵が一つだけあるような堂庵が、
50ヶ所程あります。

しかし、御朱印がいただける寺院は30ヶ所程あり、
この常光寺はその中の一つの寺院となります。

無料駐車場がありました。



所在地:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1529
宗派:真言宗御室派
御本尊:薬師如来
創建:天平年間
開基:行基菩薩
札所:小豆島八十八ヶ所霊場
納経:2番・4番・7番・8番・9番・10番・11番


【風景】


真ん中の荒々しい岩肌が大嶽です。

めっちゃカッコいいですね。(^^


【極楽橋】


極楽橋から御本尊まで108メートルと、
拘っておられますね。


【馬頭観音・延命地蔵尊】



【参道】


なかなか大きなお寺です。


【鐘楼門】




なかなか立派な山門です。

真上に鐘楼がありファイト一発。


【弘法大師】



【境内】


戦後の農地改革以前は相当な広さを誇っていたそうです。


【薬師堂】




寛文5年(1665)建立されたもの。

こちらに御本尊が祀られていました。


【本堂】


昭和61年(1986)に再建されたもの。

内陣中央に大日如来、左右に不動明王に弘法大師が祀られています。

本堂に御本尊はいらっしゃいません。

これは珍しいですね。

外陣はお守りや御朱印帳等が販売されていました。


【御朱印】


他に7つの御朱印を有無を言わさず押印されます。

こちらの霊場では参拝していないにも関わらず押印されます。
それがデフォでございます。


【佐々木信胤】
御朱印の墨書きには佐々木信胤祈願所と書かれている。

佐々木信胤は飽浦信胤のことで南北朝時代の武将。
後に細川師氏の家臣となり、小豆島肥土荘を所領。

美井戸神社(2017年11月3日参拝)

2017年12月03日 | 神社
2番札所からおへんろ道を歩き、
車を置いてある3番奥之院まで戻ることに。

1番、2番札所は凄いところだった。




おへんろ道の途中に梯子が置いてあったので、
行きの時は気になってたんだよな。

これはもうこの梯子を使えということなんでしょう。

梯子をつたって先に進む。




すると何やら怪しげな洞窟と梯子と鎖が。

ワクワクする。
これはもう上まで行くしかあるまい。(笑)

鎖場は思ってた以上に石が滑りやすくて焦る。

ここは慎重にゆっくり登り上の洞窟まで到着。(^^




蔵王権現が祀られていました。

中に入ろうかなと思いましたが、
神聖な場所に入るのは憚れるので止めておきました。(^^;


ここも楽しませていただきました。

さて、次は8番札所の常光寺へ向かう為に再び酷道を走る。

またあの酷道を走るのかと思うと億劫になるが、
ここを走らなければ帰れないので仕方ない。(^^;

まぁ、対向車がほとんど来ないのは分かっていたので、
その点は安心だったけどね。


下の広域農道まで走った所で安堵したのか道を間違う。

すると神明造りの神社を発見。

この時、とんでもない神社であることは知らなかった。



所在地:香川県小豆郡小豆島町坂手765
御神体:アンガー・フロム・ザ・ボトム
創建:平成26年(2014)



【由緒】





【境内】


小さな神社のようです。

専用駐車場はありませんが、
車はここの手前に何とか停めれました。


【拝殿】




うん?
何かとんでもないバケモノがいる。(笑)


【御神体】


こ、こ、これは?




なんじゃこりゃ~!!






これは瀬戸内国際芸術祭2016において、
アンガー・フロム・ザ・ボトムという作品だそうで、
何とあの世界のタケシが共同制作したものとか。

これを後に地元の方が神明造りの社殿を建設し、
このバケモノを御神体として美井戸神社を創建。


うーむ、これのどこが良いんだろう?(苦笑)


【手形】



世にも奇妙で面白い神社であった。

御朱印は当然ながらございません。

ちなみに場所は3番札所観音寺と荒神社のすぐ上にありました。

更に3番奥之院は美井戸神社から上に進むと近いです。
私のように無駄に遠回りしないでね。(^^

常光寺奥之院 碁石山(2017年11月3日参拝)

2017年12月02日 | 小豆島八十八ヶ所霊場


1番札所から徒歩で2番札所碁石山へ。

こちらも山岳寺院で特A級にランク付けしており、
もしここを参拝出来なかったら激しく後悔していたでしょう。

それぐらい重要な札所です。



所在地:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲2254
宗派:真言宗
御本尊:浪切不動明王
創建:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場


【修行大師】



【観音菩薩】


1番札所から400メートルぐらいで参道に到着。
近いので助かります。(^^

ちなみに2番札所は別ルートですが、
車で来ることが出来ます。

2番と1番の間は何とか車も可能ですが、
歩いた方が安心です。


【参道】


ここから坂になるので歩くと無駄に疲れる。(^^;


【境内】


小豆島にしてはかなり大きなお寺のようです。

この辺りまで車は来れて大型の無料駐車場がありました。

下にも無料駐車場があります。


【石仏】






十三佛等が祀られていました。


【弥勒殿】


上に修行大師像があるが、
まずは弥勒殿の中に入ってお参り。


【弥勒菩薩】





【弘法大師】





【修行大師】


なかなか立派な大きさでした。


【紅葉】


やはり紅葉に青空は最高です。(^^


【鳥居】


早速行ってみましょう。

ちなみにここで初めて他の参拝者を見た。(笑)


【石段】




急に景色が開けてきました。(^^

もう一つ鳥居が見えます。


【風景】


最高の景色ですね。

小豆島の霊場は素晴らしいオーシャンビューが楽しめますね。

私もいろいろな霊場をまわっていますが、
これほど景色を楽しめる札所は初めてです。(^^


【鳥居】




まさかここを登るんじゃないでしょうね、と思っていたけど、
ここを登らなきゃ上には行けない。(^^;

意を決して登る。

しかし、鎖があったので楽に登れました。(^^


【金毘羅社】


先客が鎮守社右手の上から降りてきた。

何かありますか?って聞いたらお社があるとのこと。

行くしかあるまい。(^^


【岩場】


なかなかシャレた、いやもとい、荒れた岩場です。

ここはマジで慎重に登っていく。

怖いと思ったら行かないで下さい、というレベルです。


【風景】


途中で見た風景もまた素晴らしい。


【箸蔵社】





【風景】




雰囲気的に2千メートル級の山に登った感じです。




絶景ですな~。




登ってきた岩場を真下に見てみる。

案外こういうのは平気です。(^^

さて、下の鎮守社まで降りて絶景をゆっくり楽しむとしよう。


【不動明王】




この先は絶壁という場所に不動明王が。

これは凄い場所に祀られているもんだ。

感動。


【御朱印】


8番札所常光寺でいただきました。


帰宅してから分かったことだが、
本堂を参拝してなかったという事実が判明。(^^;

実は二つ目の鳥居の先を進むと本堂があったようです。

てっきり弥勒殿が本堂だと勘違いしていたし、
絶景の風景を見て大満足していたので、
本堂が他にあるとは夢にも思わず。(^^;

うーむ、これは宿題になったな。
またこの小豆島に訪れなければ。

ま、それはさておき、
この2番札所は必ず参拝しましょう。

洞雲山(2017年11月3日参拝)

2017年12月01日 | 小豆島八十八ヶ所霊場
八大龍王の祠を参拝し、荒れたおへんろ道を進む。

次は今回の旅でどうしても参拝しなければならない特A級の札所です。
映画「八日目の蝉」のロケ地でもあります。

楽しみやわ~。(^^


所在地:香川県小豆郡小豆島町坂手灘上甲730
宗派:真言宗
御本尊:毘沙門天
創建:不明
札所:小豆島八十八ヶ所霊場


【おへんろ道】


荒れた道を歩くとようやく1番札所洞雲山に到着。
ここは山岳霊場になります。


【寺号標】



【鐘楼堂】


ファイト一発。


【大師堂】




ここは残念ながら閉まっていました。


【五鈷杵】



【岩壁】



【境内】


まずは左の石段から。




何だか凄そうな感じがビシバシとくる。(^^

興奮を隠せない。




大きくえぐれた岩壁の中に観音様が祀られています。

そりゃ、この岩を見たら何かを祀りたくなりますわ。(^^


【池】




何てこと無い池なのに、そうじゃない雰囲気を感じる。


【観音像】




独特の雰囲気とお顔をされていますね。

私が漫画家なら三蔵法師として描くだろう。




ここから見るのは格別。


【不動明王】



【境内】



【鎮守社】



【修行大師】


ありがたや ありがたや。


【身がわり不動明王】



【めぐみ観世音菩薩・延命薬師如来】



【休憩所】




何かの法要に使われるのでしょうか、
大きな鍋がありました。


【仙雲窟】




どうよ、この凄さ。

写真では伝わりきらないと思うけど、
本当に凄いですよ。

大きな洞窟に崖造の橋脚。

よくぞこんなものをここに造ったなと。

鳥肌が立つほど感動しました。(^^


【辨才天】




こちらには辨才天が祀られていました。


【仙雲窟】





【授与所】


普段は御不在です。


【夏至観音】


写真の右下の岩に6月20日と21日頃の夏至の日になると、
岩に太陽光が当たって観音様が現れるという自然現象が起こるとか。

勿論、今日は光すら当たって無いので1ミリも見られませんが、
次回ここを参拝する日程は決まったな。(^^





【内陣】




大きな洞窟内にある八角堂が本堂のようです。

厳かな雰囲気が漂う。

ここは本当に凄い。

数々の寺社を訪れている私ですが、
これほど興奮するのは久しぶりです。


【聖徳太子】



【七福神】





【観音像】





【本堂】



【仙雲窟】




帰りは下の階段を降ります。


【御朱印】


普段は無人なので3番札所観音寺でいただけます。


これにて洞雲山の参拝終了。

洞窟の中に寺院があるのは日本広しといえど数少ない。

ここは本当に超絶お勧めです。

小豆島に来てここを参拝しないのは、
非常に勿体無いですぞ。(^^