国宝建築物と19体もの重要文化財の仏像群を保有する
孝恩寺というお寺を知っている人はそんなに多く無い。
特に仏像群は京都や奈良の有名寺院に匹敵する程なんですが、
拝観するには予約拝観が必要なんです。
予約拝観ってどうも気後れしちゃってハードルが高くなるよね。
なので今まで拝観して無かったけど、
今回ようやく予約の電話を入れて参拝することに。
孝恩寺の予約は基本的に一週間前までに必要で、
また6月1日から10月15日は湿気の関係で拝観不可となります。
御注意下さい。
無料駐車場が5台分ほどありました。
所在地:大阪府貝塚市木積798
宗派:浄土宗知恩院派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開基:不明
札所:和泉西国三十三観音
【縁起】
寺伝によると行基建立四十九院の一つで、現在の観音堂は古くは観音寺、
木積観音等と呼ばれ、孝恩寺とは別の寺院だった。
孝恩寺は元禄7年(1694年)に再興されたものですが、
創建時期については不明でございます。
観音寺は大正3年(1914)に廃寺となり当寺と合併。
観音寺は行基菩薩によって開山されたとされる寺院ですが、
天正13年(1835)の秀吉による紀州攻めにより伽藍や持仏が焼失。
しかし、持仏の一部を付近の池の中に投じ、
戦火が治まるのを待って水中より取り出し、
唯一焼け残った観音堂に安置し、木積村の人々によって守られてきたという。
釘無堂と呼ばれる古仏観音堂は大阪府下で最古の木造建築物であり、
建築様式も非常に珍しい鎌倉時代を代表するものとして、
昭和28年(1948)に国宝に指定されています。
【山門】
【鐘楼堂】
【聖観世音菩薩】
【石塔】
境内はとても綺麗に手入れされていました。
【地蔵菩薩】
【宝篋印塔・五輪塔】
【五輪の塔】
【観音堂】
堂内に祀られている御本尊は阿弥陀如来なので、
阿弥陀堂というのが正しいのですが、
観音寺という寺院の仏堂として建てられたものを、
現在の孝恩寺の本堂と使用しているので観音堂と呼ばれています。
残念ながら閉まったままで堂内を見る事は出来ませんでした。
ところで大阪にある国宝建築物が幾つあるかご存知でしょうか。
たったの5件です。
観心寺金堂、桜井神社拝殿、慈眼院多宝塔、住吉大社本殿の他に、
この恩寺観音堂となります。
これでようやく大阪の国宝建築物全てを見たことになります。(^^
ちなみに京都は48件、奈良は64件とさすがの件数ですね。
東京は2件です。
もし廃仏毀釈が無ければ国宝の数は現在の三倍と言われている。
かえすがえすもあの愚かな政策が無ければと、
悔やまれてならない。
【納骨堂】
【宝物館】
奥様に開けていただき館内へ。
宝物館内部は一つの大きな部屋ですが、
3つにゾーンに8体・3体・8体と分けられて諸仏が安置されています。
最初のところでは8体が横にズラリ。
これだけで圧巻です。
拝観料500円の価値あります。(^^
しかし次のゾーンに行ってみるともっと凄かった。
阿弥陀如来坐像と勢至菩薩と観音菩薩の3体がお出まし。
余りの凄さに声を失った。
大阪にこれほどの仏様がいらっしゃるとは。
素晴らしい。
感動してしまったよ。
ちなみに伝では勢至菩薩と観音菩薩となっていますが、
もともとは両方とも十一面観音菩薩だったようです。
更に一番奥のゾーンに行ってみると、
最初と同じく8体が横にズラリ。
ここも一体一体じっくりと拝ませていただく。
しかも貸切だからたまらない。(^^
出来る事ならこの宝物館で一夜を明かしてみたいわ。(笑)
そういう訳にもいかないので、
とりあえず三周ほど見て回って宝物館を後にする。
いや~、マジで凄かった。
19体もの重要文化財が一同に拝めたんだから当たり前だけどね。
何で今までここに参拝しなかったのか、
めっちゃ後悔したよ。(^^;
電話で拝観予約というのは意外にもハードルが高いもの。
そういう人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、ここはそのハードルを越えていただき、
何としてでも拝観していただきたい。
素晴らしい仏様達が待っていますから。
正直、堂内を拝観していない国宝の観音堂は、
どうでもイイと言ったら怒られるかも知れないけど、
この宝物館を拝観したら全く印象に残っていません。(^^;
惜しむらくは観光寺院じゃ無く、
湿気の多い半年間は拝観出来ない事ですね。
これはお寺の事情がありますから仕方ありません。
また秋になったら行きたいと思います。
残念ながら撮影不可でしたので、
諸仏の画像は貝塚市役所のHPでご確認下さい。
http://www.city.kaizuka.lg.jp/bunkazai/bunkazaidata/bunkazai/kuni_sitei/tyoukoku/ko.hugenbosaturyuzou.html
【御朱印】
他に阿弥陀如来の御朱印もあるようです。
孝恩寺というお寺を知っている人はそんなに多く無い。
特に仏像群は京都や奈良の有名寺院に匹敵する程なんですが、
拝観するには予約拝観が必要なんです。
予約拝観ってどうも気後れしちゃってハードルが高くなるよね。
なので今まで拝観して無かったけど、
今回ようやく予約の電話を入れて参拝することに。
孝恩寺の予約は基本的に一週間前までに必要で、
また6月1日から10月15日は湿気の関係で拝観不可となります。
御注意下さい。
無料駐車場が5台分ほどありました。
所在地:大阪府貝塚市木積798
宗派:浄土宗知恩院派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明
開基:不明
札所:和泉西国三十三観音
【縁起】
寺伝によると行基建立四十九院の一つで、現在の観音堂は古くは観音寺、
木積観音等と呼ばれ、孝恩寺とは別の寺院だった。
孝恩寺は元禄7年(1694年)に再興されたものですが、
創建時期については不明でございます。
観音寺は大正3年(1914)に廃寺となり当寺と合併。
観音寺は行基菩薩によって開山されたとされる寺院ですが、
天正13年(1835)の秀吉による紀州攻めにより伽藍や持仏が焼失。
しかし、持仏の一部を付近の池の中に投じ、
戦火が治まるのを待って水中より取り出し、
唯一焼け残った観音堂に安置し、木積村の人々によって守られてきたという。
釘無堂と呼ばれる古仏観音堂は大阪府下で最古の木造建築物であり、
建築様式も非常に珍しい鎌倉時代を代表するものとして、
昭和28年(1948)に国宝に指定されています。
【山門】
【鐘楼堂】
【聖観世音菩薩】
【石塔】
境内はとても綺麗に手入れされていました。
【地蔵菩薩】
【宝篋印塔・五輪塔】
【五輪の塔】
【観音堂】
堂内に祀られている御本尊は阿弥陀如来なので、
阿弥陀堂というのが正しいのですが、
観音寺という寺院の仏堂として建てられたものを、
現在の孝恩寺の本堂と使用しているので観音堂と呼ばれています。
残念ながら閉まったままで堂内を見る事は出来ませんでした。
ところで大阪にある国宝建築物が幾つあるかご存知でしょうか。
たったの5件です。
観心寺金堂、桜井神社拝殿、慈眼院多宝塔、住吉大社本殿の他に、
この恩寺観音堂となります。
これでようやく大阪の国宝建築物全てを見たことになります。(^^
ちなみに京都は48件、奈良は64件とさすがの件数ですね。
東京は2件です。
もし廃仏毀釈が無ければ国宝の数は現在の三倍と言われている。
かえすがえすもあの愚かな政策が無ければと、
悔やまれてならない。
【納骨堂】
【宝物館】
奥様に開けていただき館内へ。
宝物館内部は一つの大きな部屋ですが、
3つにゾーンに8体・3体・8体と分けられて諸仏が安置されています。
最初のところでは8体が横にズラリ。
これだけで圧巻です。
拝観料500円の価値あります。(^^
しかし次のゾーンに行ってみるともっと凄かった。
阿弥陀如来坐像と勢至菩薩と観音菩薩の3体がお出まし。
余りの凄さに声を失った。
大阪にこれほどの仏様がいらっしゃるとは。
素晴らしい。
感動してしまったよ。
ちなみに伝では勢至菩薩と観音菩薩となっていますが、
もともとは両方とも十一面観音菩薩だったようです。
更に一番奥のゾーンに行ってみると、
最初と同じく8体が横にズラリ。
ここも一体一体じっくりと拝ませていただく。
しかも貸切だからたまらない。(^^
出来る事ならこの宝物館で一夜を明かしてみたいわ。(笑)
そういう訳にもいかないので、
とりあえず三周ほど見て回って宝物館を後にする。
いや~、マジで凄かった。
19体もの重要文化財が一同に拝めたんだから当たり前だけどね。
何で今までここに参拝しなかったのか、
めっちゃ後悔したよ。(^^;
電話で拝観予約というのは意外にもハードルが高いもの。
そういう人も多いんじゃないでしょうか。
しかし、ここはそのハードルを越えていただき、
何としてでも拝観していただきたい。
素晴らしい仏様達が待っていますから。
正直、堂内を拝観していない国宝の観音堂は、
どうでもイイと言ったら怒られるかも知れないけど、
この宝物館を拝観したら全く印象に残っていません。(^^;
惜しむらくは観光寺院じゃ無く、
湿気の多い半年間は拝観出来ない事ですね。
これはお寺の事情がありますから仕方ありません。
また秋になったら行きたいと思います。
残念ながら撮影不可でしたので、
諸仏の画像は貝塚市役所のHPでご確認下さい。
http://www.city.kaizuka.lg.jp/bunkazai/bunkazaidata/bunkazai/kuni_sitei/tyoukoku/ko.hugenbosaturyuzou.html
【御朱印】
他に阿弥陀如来の御朱印もあるようです。
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