Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてII

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

佐波加刀神社(2017年6月17日参拝)

2017年07月05日 | 神社
木之本地蔵院の次は佐波加刀神社へ走る。

普段は無人と思われる神社で、御朱印は期待していないが、
神社の雰囲気が良さそうだったので寄ってみました。

佐波加刀と書いて「さわかと」と読みますが、
これは何とか読めそうな感じですね。


所在地:滋賀県長浜市木之本町川合1277
御祭神:日子坐王、大俣王、小俣王、志夫美宿禰王 他4柱
創建:不明
社格:延喜式内社、村社、神饌幣帛料供進神社


【由緒】
本社鎮座の年代は明らかでないが日子坐王は開化天皇の皇子で、
御母は姥津媛命であり大俣王以下七柱の王方は何れも同皇子の御子であります。

旧事本紀(十国造本記)に本社の祭神たる彦坐王の3世の孫大蛇牟夜別を、
成務天皇の後世淡海国造に定められたとあるところより推察するならば、
その国造の子孫がここに繁行すると共に、いつの世にか祖先たる彦坐王を始めとし、
関係の他の王を併せて奉斎する1社を創立したのが本社の起りと思われます。

1つの伝えにはそれは天平年間のこととせられており、
平安朝に入いるや醍醐天皇延喜の制国幣小社に列せられ、祈年の幣帛に預った。

中世神仏習会の結果、いつしか東林坊という神宮寺ができ、
建久元年良峰宗勝、本殿を再興し、又応永26年火災に罹りて、
神社仏堂ともに烏有に帰するや、同29年領主京極高光、之を再興し又永享年中、
将軍足利義教、上司に禄を与え神領を寄せるなどした。

しかし戦国乱離の世となって荒廃を来すに至った。

後渡辺勘兵衛推庵豊臣秀吉社殿堂舎の修復をしたが、
江戸時代には彦根藩の崇敬厚く藩主の参拝又代参寄進等のことがあった。

氏子の崇敬亦深く万治3年嘉永3年等の再建を経たものが現在の社殿である。
延喜式内社。
明治9年村社に同41年神饌幣帛料供進神社に指定された。


【鉄橋】



【高時川】


長閑な場所で緩やかに流れる川。

心が落ち着く。(^^


【鳥居】


田舎の神社らしくて良い。(^^


【専覚寺】


神社の隣りには浄土真宗のお寺があり、
参拝しましたが、残念ながら本堂は閉まったままでした。

鳥居とこの石段の間に1台分停めれるスペースがあったけど、
少し上に行くともっと停めれるスペースがありました。

でも、あの道は地元民しか行かない道で、
かなり行きづらいと思う。(^^;


【御神馬】



【参道】





【第二鳥居】



【社務所】


社務所の下に停めれるスペースあり。


【東林寺圓蔵坊跡】


昔はここに天台宗のお寺があったようです。


【鐘楼堂】


隣りにある専覚寺には別の鐘楼堂があるので、
東林寺圓蔵坊の鐘楼堂かも知れませんね。


【鳥居】


手水舎と大きな広場があり、ここも車を停める事が出来ます。


【夫婦岩】



【参道】


こういう雰囲気大好きです。(^^


【拝殿】





【狛犬】



【本殿】



【野神】





【権現杉】
 

この権現杉が神社の雰囲気をグッと格の高いものにさせてくれる。


【八幡宮】



【薬師堂】




これも東林寺圓蔵坊のものだったのだろうか。

普段は秘仏のようです。
年に一回ぐらい御開帳はあるんだろうか。


【子安地蔵】


ネットで調べる限り御朱印は無さそうですが、
神社の雰囲気がとても良いので、神社好きにお勧めします。