バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

蛍光たんぱく質「イクオリン」

2008年10月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 セレンテラジンイクオリン (aequorin) は、1962年、下村脩と Frank H. Johnson (当時プリンストン大学)らによってオワンクラゲ Aequorea victoria から発見・抽出・精製された発光タンパク。当時はカルシウム濃度をタンパクが感受し発光する、という発想があまりに斬新だったため、イクオリンの発見は驚くべき反響をもって迎えられた。詳細→フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


2007年 バイオベンチャー統計調査報告書(概要版)

2008年10月12日 | 医薬工学 製剤 DDS
財団法人バイオインダストリー協会
 バイオインダストリーに関わるマクロ環境分析、マーケティング調査などに資する共通資料として、継続的にバイオベンチャー数、企業リスト、経営指標などを報告することを目的とする。詳細PDF →2008 年(平成 20 年)9 月

糖類の分析方法および分析装置

2008年10月12日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2005-317465  公開番号 特開2007-121240
出願日 平成17年10月31日(2005.10.31)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
発明者 蒲生 啓司・中尾 千予視  出願人 国立大学法人高知大学
発明の概要
【課題】本発明が解決すべき課題は、簡便である上に感度が高く糖類をより正確に分離分析できるのみでなく定量も可能になる方法と、その様な方法が実施可能である装置を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る糖類の分析方法は、配位子交換カラムを用いた液体クロマトグラフィにより糖類を含む被検試料を分離する工程、分離した被検試料にアンモニアを添加する工程、およびアンモニアを添加した被検試料をエレクトロスプレーイオン化法によりイオン化し、質量分析を行なう工程を含むことを特徴とする。J-Store >> 特許コード P07P005568

遺伝子発現プロファイルの作製方法

2008年10月12日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2003-174895 公開番号 特開2005-006554
出願日 平成15年6月19日(2003.6.19)
公開日 平成17年1月13日(2005.1.13)
発明者 安倍 真澄 出願人 独立行政法人放射線医学総合研究所
発明の概要
【課題】精度の高い遺伝子発現プロファイルを作製する方法を提供する。
【解決手段】HiCEP法のPCR工程において、プライマーの鋳型へのアニーリングをプライマーのTmMAX+6℃〜TmMAX+14℃の温度で行う。 J-Store >> 特許コード P07A009957

遺伝子解析支援システム

2008年10月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2004-057116  公開番号 特開2005-250615
出願日 平成16年3月2日(2004.3.2)
公開日 平成17年9月15日(2005.9.15)
発明者 安倍 真澄・佐々木 直一
出願人 独立行政法人放射線医学総合研究所・メッセンジャー・スケープ株式会社
発明の概要
【課題】 解析における手作業の軽減やデータの蓄積、整理及び検索の簡便化を達成するための、遺伝子発現プロファイルの解析方法における作業結果の処理及びその保存に最適なシステムを提供する。
【解決手段】 本発明の遺伝子解析支援システム1において、サーバー2上に置かれているピークデータベース管理手段3は、波形データ記憶手段31、塩基配列記憶手段32、ピーク情報記憶手段33を含む。これらの記憶手段に記憶させるデータは、クライアントマシン等の入力端末4を使用して、入力支援ソフトなどを介することなどにより入力することができる。そして、これらのデータが管理されているピークデータベース管理手段3のデータベースの内容は、入力端末4から入力された要求にしたがって、その内容を出力装置5から出力することができるように構成されている。 J-Store >> 特許コード P07A009966

ミトコンドリア膜タンパク質群およびそれらをコードする遺伝子群

2008年10月12日 | からだと遺伝子
出願番号 特願2005-311816 公開番号 特開2007-119378
出願日 平成17年10月26日(2005.10.26)
公開日 平成19年5月17日(2007.5.17)
発明者 遠藤 仁司 出願人 学校法人自治医科大学
発明の概要
【課題】ミトコンドリア膜の形態を調節しかつミトコンドリアの機能を調節するタンパク質群の機能や相互の関連性を解明するための方法、また新規蛋白質及びその用途、さらにミトコンドリアの機能を調整する方法の提供。
【解決手段】特定のアミノ酸配列、又は少なくとも80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し、ミトコンドリア膜組織の形成能を有する蛋白質。また、別の特定のアミノ酸配列、又は少なくとも80%以上の相同性を有するアミノ酸配列を有し、ミトコンドリア膜組織の形成能を有する蛋白質の群から選ばれる1種又は2種以上のタンパク質が欠損若しくは過剰発現した細胞、又はこれらのタンパク質が添加された細胞であって、ミトコンドリア形態に異常が生じている細胞に、試験物質を添加して、当該試験物質によるミトコンドリア形態の変化を測定し、ミトコンドリアの形態を正常化させる活性物質をスクリーニングする方法。J-Store >> 特許コード P07P005599

生物における低線量放射線被ばくを検出する方法

2008年10月12日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2005-281931  公開番号 特開2007-093341
出願日 平成17年9月28日(2005.9.28)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
発明者 藤森 亮   出願人 独立行政法人放射線医学総合研究所
発明の概要
【課題】生物における低線量放射線被ばくを検出する方法を提供する。
【解決手段】(1)低線量放射線に被ばくした可能性のある生物から、該被ばく後2時間以内に得た細胞サンプルについて、smamer、CXCL2、CXCL6、SCG2、THSD2、AREG、CXCL1、spaplaw、IL6、USP49及びIL8からなる群より選ばれる1以上の遺伝子の発現量を測定する工程、(2)低線量放射線に被ばくしていない対照生物から得た細胞サンプルについて、工程(1)で測定した遺伝子と同一の遺伝子の発現量を測定する工程、及び(3)工程(1)で測定した遺伝子発現量と、工程(2)で測定した遺伝子発現量とを比較して、工程(1)で測定した遺伝子発現量が、工程(2)で測定した遺伝子発現量の少なくとも1.2倍以上であるとき、該生物は低線量放射線に被ばくしたという結論を出す工程を含むことを特徴とする方法。J-Store >> 特許コード P07A009995

放射線障害防護剤

2008年10月12日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願平06-052763  公開番号 特開平07-238023
特許番号 特許第3716296号
出願日 平成6年2月25日(1994.2.25)
公開日 平成7年9月12日(1995.9.12)
発明者 木内 孝司
熊井 裕司
森重 奈妥
塩崎 正三
安藤 興一
出願人 独立行政法人放射線医学総合研究所
従来技術、競合技術の概要
 近年、活性酸素が膜脂質の過酸化、炎症、老化、虚血性障害、発癌、糖尿病、動脈硬化、白内障、肺気腫、パーキンソン病等の生体の様々な病体の起因物質と考えられている。活性酸素とは、一般に、酸素が還元されて水を生ずるまでの中間に生成するスーパーオキサイド、過酸化水素、ヒドロキシラジカルなどである。活性酸素は、ミトコンドリアやミクロソームにおいて電子伝達、ヘモグロビンによる酸素運搬などに際して常に生成しているが、通常、スーパーオキシドディスムターゼなどの酵素により分解されるため、生体への影響は抑えられている。通常はスーパーオキシムターゼなどの酵素により活性酸素は分解され、細胞障害の発生が抑えられているが、酵素機能が低下し、細胞膜脂質の過酸化により種々の疾病が発生する。悪性腫瘍に対する放射線照射療法を受けている人や放射線取扱者、原子炉従事者などは多量の放射線に被曝しているほか、最近では、フロンガス等による上空の成層圏にあるオゾン層破壊のため、一般の人もより強力な紫外線の被曝している。放射線の被曝は、生体内にラジカルを発生させる。ラジカルは通常の酸素分子を活性化し、スーパーオキサイドやヒドロキシラジカルとなることから、放射線の被曝による遺伝的影響、発癌作用等の増加が懸念されている。放射線被曝から生体を防護する薬剤として、従来、含硫アミン化合物等が検討されてきたが、臨床上適用されるまでに至っていない。最近、放射線障害防護剤として、アミフォスチン(Amifostine)の臨床治験がなされているが、副作用の点で問題が存在する。米国特許第4420489号は、5−チオ−D−リボース、6−チオ−D−フルクトース等の環内に硫黄原子を有する糖化合物の放射線障害防止効果を開示しているが、臨床に供与出来るだけの強い効果に至っていない。一方、5−メチルチオ−D−リボースなどは、米国特許第4820692号に原虫に対する殺生物剤として用途が記載されクレームされている。しかしこれらの化合物に活性酸素除去作用に基づく放射線障害防護活性を有することは全く知られていない。J-Store >> 特許コード P07A010016

がん浸潤を検出するための新規マーカー遺伝子、及びこれを用いたがん浸潤の検査方法

2008年10月12日 | からだと遺伝子
出願番号 特願2005-336946   公開番号 特開2007-135529
出願日 平成17年11月22日(2005.11.22)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
発明者 岡 正朗・飯塚 徳男・恒富 亮一  出願人 国立大学法人山口大学
発明の概要
【課題】 本発明は、がん進行の極めて重要な指標である浸潤を、遺伝子レベル、或いはタンパク質レベルで効率よく、かつ正確に検出するための新規マーカーを提供することをその課題とする。
【解決手段】 上記課題の解決手段として、分化制御因子の一種であるDominant−negative helix−loop−helix protein inhibitor of DNA binding 2(ID2)遺伝子を新規ながん浸潤マーカーとして提供する。また本発明は、ID2遺伝子の発現亢進を指標とする、がん浸潤抑制用薬剤のスクリーニング方法を提供する。 特許コード P07P004854

酵母細胞を用いたインフルエンザウイルスゲノムの複製・転写系

2008年10月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2005-334549   公開番号 特開2007-135487
出願日 平成17年11月18日(2005.11.18)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
発明者 永田 恭介・内藤 忠相   出願人 国立大学法人 筑波大学
発明の概要
【課題】これまでマイナス鎖RNAウイルスゲノムを酵母細胞内に導入すること、ならびにそうしたゲノムが酵母細胞内で複製することは確認されていない。
【解決手段】今回、本発明者は酵母(Saccharomyces cerevisiae)にインフルエンザウイルス粒子より精製したvRNPを導入することにより、酵母内でウイルスRNAゲノムからの転写・複製反応を起こさせることに成功した。豊富な遺伝情報が蓄積された酵母細胞内で、ウイルスゲノムの複製、ウイルス遺伝子の転写、ウイルスタンパク質の発現が可能となれば、インフルエンザウイルスの感染、宿主内でのその増殖、病原性に関わる特異的な宿主細胞因子を同定することができる。このため本発明は、抗インフルエンザウイルス剤の開発に必須のツール、手法を提供できる。 J-Store >> 特許コード P07P004965