バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

化学発光活性を有する蛍光蛋白質(bFP):カルシウム結合型発光蛋白質のアポ蛋白質

2008年10月13日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2004/011870 国際出願日 : 2004年8月12日
国際公開番号 : WO2005/014633 国際公開日 : 2005年2月17日
出願人 : チッソ株式会社 発明者 : 井上 敏

発明の名称 : 蛍光蛋白質

 化学発光活性を有する蛍光蛋白質(bFP)は、カルシウム結合型発光蛋白質のアポ蛋白質、セレンテラミドまたはその類縁化合物、およびカルシウムイオンまたはカルシウムイオンと置換可能な2価もしくは3価のイオンより構成された複合体であり、複合体中のアポ蛋白質とセレンテラミドの分子数の比が1:1であり、アポ蛋白質と2価もしくは3価のイオンの分子数の比が1:1~4である。これは、セレンテラジンの発光を触媒し、かつ蛍光発光能を有するので、マーカーとして利用される。この発光活性を有する蛍光蛋白質(bFP)から、カルシウムイオン等を除去すると新規の蛍光蛋白質(gFP)となる。これをセレンテラジンと混合するとカルシウム結合型発光蛋白質となり、カルシウムにより瞬間的に発光するので、マーカーとして利用できる。明細書(英文)>>(WO/2005/014633) PROTEINES FLUORESCENTES

発色または蛍光酵素基質を用いて大腸菌群と腸内細菌科の食中毒菌を容易に判定できる微生物培地

2008年10月13日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-189598 出願日 : 2006年7月10日
公開番号 : 特許公開2008-17712 公開日 : 2008年1月31日
出願人 : チッソ株式会社 発明者 : 牛山 正志

発明の名称 : 微生物培地

【課題】発色または蛍光酵素基質を用いて大腸菌群と腸内細菌科の食中毒菌を容易に判定できる微生物培地を提供すること。
【解決手段】下記の成分を含む微生物培地。
下記の成分を含む微生物培地。
(A)微生物の生育栄養成分、
(B)胆汁末、胆汁酸塩、デオキシコール酸、デオキシコール酸塩、およびラウリル硫酸塩からなる群から選ばれる1種以上の成分、
(C)α-D-ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質、および
(D)β-D-ガラクトシダーゼの発色または蛍光酵素基質。 明細書 >> J-tokkyo

脂肪酸結合たんぱく質A-FABPがメタボの発症・進展に関与の可能性

2008年10月13日 | 医療 医薬 健康
 脂肪組織などに発現する脂肪酸結合たんぱく質「A-FABP」は、アディポネクチンとは別の因子として、メタボリックシンドロームの発症や進展に関与している可能性が示された。本邦の大規模疫学研究のひとつである端野・壮瞥町研究における断面調査の成果で、札幌医科大学内科学第2講座の千葉瑞穂氏(写真)らが10月9日、札幌で開催されている第31回日本高血圧学会(JSH2008)のポスターセッションで報告した。http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_29665_88790_6

血漿グレリンがインスリン抵抗性の改善因子である可能性

2008年10月13日 | 医療 医薬 健康
 摂食や成長ホルモン分泌を促進するペプチドであるグレリンがインスリン抵
抗性と負の関連性がみられ、糖代謝を改善する因子である可能性が示唆された。
これまでにも少数例で同様の関連性を示す研究はあったが、一般住民を対象と
した大規模疫学研究による報告は初めてだという。久留米大学内科学講座心臓
血管内科部門の南條泰輝氏らが10月9日、札幌で開催されている第31回日本高
血圧学会(JSH2008)のポスターセッションで報告した。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_29665_88790_4

耐冷性植物及びその開発方法

2008年10月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2005-182251 公開番号 特開2007-000050
出願日 平成17年6月22日(2005.6.22)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
発明者 吉田 みどり・川上 顕・佐藤 裕
出願人 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構

発明の概要 【課題】幼苗期および/または穂ばらみ期にプラス温度域の低温ストレスに対して耐性(耐冷性)を有する、冷温環境下でも栽培可能な植物の提供。
【解決手段】特定塩基配列からなる遺伝子、特定アミノ酸配列からなるフルクタン合成活性を有するタンパク質をコードする遺伝子、又はそれらに相同な遺伝子を含む強化された耐冷性を有するトランスジェニックイネ、及びそれらの遺伝子をイネ細胞に導入することによるイネの耐冷性強化法。 J-Store >> 特許コード P07A009803

イネいもち病罹病性遺伝子Pi21および抵抗性遺伝子pi21ならびにそれらの利用

2008年10月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2005-187867 公開番号 特開2007-006711
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
発明者 福岡 修一
奥野 員敏
河瀬 真琴
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所

発明の概要
【課題】新規な植物の病斑進展制御遺伝子の提供ならびに該遺伝子を利用した植物の耐病性の改変方法を提供する。
【解決手段】連鎖解析によりイネの圃場抵抗性遺伝子pi21を単離することに成功し、該遺伝子の導入や発現制御により植物のいもち病圃場抵抗性を改変し得る可能性を見出した。これにより、植物に圃場抵抗性を効率的に付与することが可能となった。また、いもち病圃場抵抗性であるイネを早期に選抜することが可能となった。さらには圃場抵抗性に関与する遺伝子の組織発現特異性や発現レベルを変更することにより、抵抗性と実用性の高い特性を兼ね備えた品種を育成することからなる。 J-Store >> 特許コード P07A009805

根粒の形成開始に関与する遺伝子とその利用

2008年10月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2005-206898
公開番号 特開2007-020462
出願日 平成17年7月15日(2005.7.15)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
発明者 川崎 信二
村上 泰弘
川口 正代司
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所

発明の概要
【課題】根粒の形成開始に関与する遺伝子を同定すること、及び該遺伝子等を利用して根粒形成能が付与された植物を提供すること。
【解決手段】以下の(a)又は(b)に示す新規タンパク質および遺伝子。(a) 開示されるアミノ酸配列からなる新規タンパク質および該タンパク質をコードする遺伝子。(b) 開示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換、挿入及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ根粒形成開始に関与するタンパク質および該タンパク質をコードする遺伝子。 J-Store >> 特許コード P07A009808

プルラナーゼ活性が低下しているイネ変異体およびイネ変異体の生産方法

2008年10月13日 | 植物&農業
発明の名称 プルラナーゼ活性が低下しているイネ変異体およびイネ変異体の生産方法ならびに当該イネ変異体により合成されるデンプン

出願番号 特願2005-207678 公開番号 特開2007-020475
出願日 平成17年7月15日(2005.7.15)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
発明者 藤田 直子
中村 保典
吉田 真由美
廣近 洋彦
宮尾 安藝雄

出願人 独立行政法人科学技術振興機構
独立行政法人農業生物資源研究所

発明の概要
【課題】 プルラナーゼ活性が低下しているイネ変異体および改変されたデンプンを合成するイネ変異体の生産方法ならびに当該イネ変異体により合成されるデンプンを提供する。
【解決手段】 活性化されたトランスポゾンをイネのゲノムに導入し、当該トランスポゾンがPUL遺伝子に挿入されているイネ変異体を選抜する。得られたイネ変異体は改変されたデンプンを合成する。 J-Store >> 特許コード P07A009809

新規な抗菌性タンパク質及びその用途

2008年10月13日 | 植物&農業
出願番号 特願2005-236393 公開番号 特開2007-049922
出願日 平成17年8月17日(2005.8.17)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
発明者 今井 亮三
ニコライ・キリロフ・クリストフ
ペチヤ・コエバ・クリストバ
出願人 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構

発明の概要
【課題】 雪腐病菌に対する抵抗性を示す植物を作出するための方法及び手段を提供すること。
【解決手段】 以下の(a)又は(b)のタンパク質を提供する。(a)特定のアミノ酸配列を有するアミノ酸配列の38~243番目のアミノ酸配列を含むタンパク質(b)特定のアミノ酸配列を有するアミノ酸配列の38~243番目のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、抗菌活性を有するタンパク質。 J-Store >> 特許コード P07A009812

自己免疫疾患の診断剤及び診断方法

2008年10月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2005-295048 公開番号 特開2007-101488
出願日 平成17年10月7日(2005.10.7)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
発明者 内田 浩二   出願人 国立大学法人名古屋大学

発明の概要 【課題】自己免疫疾患についての新たな指標を提供する。
【解決手段】脂質過酸化アルデヒド、その修飾体及びこれらのいずれかと反応する自己抗体のいずれかを検出する試薬を含む、診断剤とする。 J-Store >> 特許コード P07P004518