The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2009 ヴォーヌ・ロマネ ヴィエ・ヴィーニュ ドメーヌ・ペローミノ

2011-09-24 05:46:41 | ワイン
食事をしてきたからといっても、ビストロ系でお店を張っている所へやって来て、
ワインだけオーダーするほど野暮じゃあありません!

大好きな『砂肝とポテトのコンフィ』と『Kク』のパンをアテに2本目となりました!

同じく大ぶりのバルーン・タイプで差し出されたそのワインは、
ニュージー・ランドの09’ピノよりも更に色濃く、
遠目ではピノではないみたいなんですね・・・

更に香りを調べてみますと、まずは硬質のミネラルを感じ、
それにコケモモや樹木の若いアロマに包まれながら、
そこで果実の香りが立ち上がってきました!

しかもギュッと凝縮したプルーンやカシス系の緊張感のあるタイプ?
加えて何か異質な香料のアクセントも感じるんですね・・・

異質と言うのはピノではないと言う事です!
(例えばビオ系のガメイ?)

じゃあということで、一口含んでみますと、これがスターとしたヨーロッパ・スタイル!
しかも総体的にはフランス・ワインの調和を維持していまして、
酸味の裏打ち具合、広がり方を鑑みますと、
ブルゴーニュラインは間違いなしと判断したわけ!

でも最後のところで、ひょっとしてクリュの、しかも相当な造り手の、
『ガメイ』はないかしらん?と迷ったのですが、
全身神経を集中した結果、『ニュイのブルゴーニュ・ピノ!』で正解!

『ジュブレイ・シャンベルタン』で外れて『ヴォーヌ・ロマネ』であたりということでした!

造り手の地所は『モレ・サン・ドニ』とのヒントがありましたが、
まずもって『ペローモノ』自体が『モレ』の造り手とは思っていなくて、
これにはさすがに降参したしだい・・・

2009 ヴォーヌ・ロマネ ヴィエ・ヴィーニュ ドメーヌ・ペローミノ

それにしても、何が『ヴァン・ド・ガルド』と聞かれれば、
これからは2005年以降の『ドメーヌ・ペローミノ』と答えるでしょう!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿