The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

NV シャンパーニュ アンリオ ブラン・ド・ブラン

 | ワイン
まだ5月なのに、こう暑い日が続くと、夕飯などそっちのけで、バーにでも飛び込んで、冷えたシャンパーニュなぞ飲みたくなる。
しかしながら、さすがにそれはオキテ破りのご無体というもので、そんなことやり続けたら、そのしっぺ返しも怖いというものだ。
でもとうとう数日前のことだったが、それをやった・・・
そして説明するまでもなく、気持ちよかった♪





で、そのままほぼ一本飲みきったのだが、そりゃあ〜懐は痛いのもあったけれど、イイ時間を過ごした感は半端じゃあないわけだ。

シャンパーニュとはそんな飲み物なのだ。
日常から非日常への切り替えの魔力がある。
そしてこの時期のブラン・ド・ブランはその魔力を倍増させるように思えるのだ。

プレステージなワインをやみくもに飲み散らかすでない!
そう心に言い聞かせながらも、飛び込んで、シャンパーニュを飲みきる自堕落とダダイズムを年一で許してたもれ(笑)

ここにきて、シャンパーニュ日和が続いていて、とにもかくにもお天道様アリガトー!なのだ・・・
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2014 エスダキ オランジュ・モーザニック ジャン・ルイ・ピント

 | ワイン
このワインを、大通りの階段登りの、あのナチュールの品ぞろえの多いお店で飲んだ。

フランスは南西地方のガイヤックの地場品種モーザニックによる白ワイン。
まあ白は白でも、『時計仕掛けのオレンジ』をエティケットに書き込んでいるくらいなので、とーぜんオレンジワインの範疇か?と思ったが、色合いはそれほどオレンジではなかった。



それでも、果実の香りというよりは、スパイシーで、アルコールも12%に抑えられており、味わいは優しくユルユルな感じ↑?
飲むほどに、ナチュールの迫りに苛まれるも、ドライに引き締まって、食事にも合いそうだと確信した。

エスダキはこれ以外も面白そうなので(エティケット的にも)しばらく飲み込んでみようと思う!
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2002 ムルソー コント・ラフォン

 | ワイン
前にも触れたけど、白ワインはナンチャラで、カラダには良くない!とK子さんが言うものだから、ここにきて極端に出す頻度が減ってきていたのだ。
でも昨日は、いつもの鮨屋で聖誕祭の食事と決めていたので、そこにふさわしい白ワインがあるよ!と、少し盛って説明したところ、白でもイイか・・・との返事が帰って来たので、さっそく表題のワインを、そこの鮨屋に持ち込んだわけだ。





村名のムルソーで、開ければ、どう転んでも美味しく飲める代物は、そんなにあるものでもなく、せいぜいコント・ラフォンくらい!と言っても過言ではないと思う。
そしてまたしても、美味しかったし、食事にも良く合ってくれた。



2002年物の白はバランスよく、凝縮している。
そこで村名クラスがジャストミートだと、狙ってチョイスして、見事に飲み頃を捕らえていた!
黄金のこの液体には、好ましいハシバミと蜂蜜とミネラルがある。
そして最初の果実のエキスに残る苦味感は程なく消えて、3杯目あたりで実に見事なメタモルフォーゼの完成だ!
ムルソーはこの造り手、唯一無二なのだ。
改めてそのことを確信したのだった。
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2004 コート・ロティ ラ・ムーリーヌ ギガル

 | ワイン
ギガルの3兄弟、と言ってしまえば、何か団子3兄弟のようで、やな感じだけど、とりあえずコート・ロティにおいては、これとラ・ランドンヌとトュルクとあわせて、そんな関係なのでしょうね・・・





この中で、前もって言うけど、実は当方ラ・ムーリーヌが一番好きで、その理由は世の評価とはまた違うところにある。
世の批評家はこのワインを女性的だというけれど、それはこの葡萄の木の樹齢が長いのと、ヴィオニエのセパージュの多さによるものだ。
そしてそのことで、ブルゴーニュ的フィネスを髣髴とさせ、このワインを飲んで、何とも言えない優しさと溢れ出るシアワセを感じるからなのだと思う。
ダカラといって一概に女性的と済ましてはイケナイ、ワタクシの好みの肝の部分ははムーリーヌの調和の見事さと味わいの奥行きにある、我はそう思うのだ。

嘗て熟成したムーリーヌも飲んだけど、その熟成した後のフィネスぶりは他の団子、ではなくてギガル3兄弟の中で群を抜いていたのだ。
細かいことは、ここでは詳らかにしないけど、ともかくこれ以上のコート・ロティを探すのは難しいということだけは確かだと思う。
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2006 ボンヌ・マール ドメーヌ・デュジャック

 | ワイン
記憶に間違いが無ければ、このワインは2度目になると思う。
おそらく『マコT会』で数年前にご相伴にあずかっているはずだ。



デュジャックのボンヌ・マールに関して言えば、2005年にトマ・モワラールを買収しボンヌ・マールの面積が増えたとのことなので、それによって、かつては赤土のテール・ルージュ飲みの畑を所有していたのだが、石灰質のテール・ブランシュの畑も増えたと聞いている。
すなわち土壌的にはモレ的⇒シャンボール的なのだけれど、どうなのだろうか?

実際今回飲んでみて、僅かに見え隠れする、ピノの色気の部分。
すなわちデュジャックフレーヴァーの合間に感じるアロマは、やはりカシス的であり、ブラックベリー的で、やはりモレ的に近いと思う。
しかしながら果実の味わいは、より繊細で、しかもかつてより色濃く、エキスもふんだんに楽しめるのだ。
そこの部分は、いわばシャンボール的とも捕らえることができるのだが、さてさて・・・

いずれ間違いなく、いまひとつの待ちによって、更なるメタモルフォーゼもみれるのだろうけれども、ワタクシ的にはこの状態でも充分に美味しかった!
デュジャックのフラッグシップは何か?と聞かれれば、おそらくボンヌ・マールと答えると思う。

クロ・ド・ラ・ロッシュ、ロマネ・サン・ヴィヴァンがあるけれどだ・・・

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1997 バタール・モンラッシェ エチエンヌ・ソゼ

 | ワイン
このクラスのグラン・クリュを飲むことにおいて、今回の場所設定は正しく賞賛に値し、むしろここで皆さんに、その時の窓の外の景色の荘厳さを、お披露目できずにいることがもどかしいくらいだ。


ご存知かとは思うけど、その昔ソゼの娘がジャン・マルク・ボワイヨに嫁いだわけだが、その時にソゼの葡萄畑は1/3に減ったけど、バタールとビアンブニュだけは残したとのことだ。
だから91年からエティケットからドメーヌは消えても、このバタールは自社で元詰めということなのだ。
しかも、ここの区画はピュリニのみに限定され、聞けば小道を挟んでモンラッシェの斜面下に位置するとのことで、加えてジェラール・ブードの手によることを鑑みれば、どんだけ?のワインであるかは、容易に想像できるというものだ。





飲んでみての感想を細かい表現は無しにして、まずは端的に言えば、ブードの見事な手綱さばきに感心する。
それは牧場を移動する羊の群れを一匹も逃さずコントロールする牧場犬のようにも見れる。
そしてそのワインの美しさは洞窟の奥底で見つけた輪郭美しい水晶のようでもある。
自然の力によって造られたそのバランス、そしてその鋭敏さ、そして見る者の目を奪う美しさはパーフェクトと言っても過言ではない。

確かにバタールなのだろうけれど、モンラッシェと言われれば、モンラッシェ気分で飲める気配漂う、そんなワインなのだ・・・

日々あれだこれだと飲むけれど、そのトキドキの非日常を味わえるのもワインなのだ。
世のワイン・ヒートに言おう、余計な勉強などするな!今その時のワインを体感しろ!と・・・
ワインヒートのこの感覚は、あなただけのものなのだ。
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とある秘密会終わりました!

 | ワイン
と書けば、何のことやら?となるけれど、何のことはない、懐かしのセピアの小ワイン会ということだ。
FBにも、これだけ長くワインと付き合っていれば、こんなことも間々ありうることだ!と書いたけど、それにしてもその日の出展ワインの見事さと言ったら、半端じゃなかったのだ。
事前の打ち合わせもほどほどに、開けてびっくり玉手箱!
並んだワインはこのようなことに相成ったというわけ・・・

NV アヴィゾワーズ シャンパーニュ グランクリュ アグラパール・エ・フィス 


1997 バタール・モンラッシェ エチエンヌ・ソゼ




2006 ボンヌ・マール ドメーヌ・デュジャック


2004 コート・ロティ ラ・ムーリンヌ ギガル


1997 ロマネ・サン・ヴィヴァン カトゥル・ジュルノー ルイ・ラトゥール




いつものように、詳しくは後ほど・・・
保守本流のワインの流れに身を任せる日もあってもイイのだろうと思う。
日常は日常、非日常は気持ち的にもゴージャスに、その日はそんな日であったのだ・・・

主催者には、タダタダありがとう!と言うしかない。
ではでは・・・
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2014 甲斐ブラン 洗馬 K−4 ヴォータノ・ワイン 塩尻市 長野県

 | ワイン
実はゴールデンウィークの谷間の30日に桔梗が原に行ってきた。
東京の娘視察のついでのアポなし突撃訪問だったので、もちろん幾つかののワイナリーは醸造人とは会うことが叶わなく、当然のことだが、一人で切り盛りしているヴォータノさんもその通りだったのだ。
で、とりあえずワイナリーの入り口の坂の前までは行ってみたのだが、人影は無く、そこが最後だったので、そのまま駅に向かったというわけだ。



洗馬は関西方面へ抜ける街道沿いの奥になるけれど、桔梗が原とはまた一つ違う土壌で、総体的に強いミネラルと濃厚な味わいのワインになる。
そして甲斐ブランは甲州とピノ・ブランの交配種とのことなので、その味わいは想像するに余りあるというわけだ。
すなわち、濃密な白ワインに違いない・・・
で、そんなこともあって、表題のワインを堪らず開けたというわけだ。





期待通りのこの色合い、ノンフィルトレだけに、僅かに濁るも、その色合いは鼈甲メガネのフレームのようだ。
そしてその香りだけれど、注がれてイキナリの先制攻撃♪
がツンとスパイシーにマッセで迫り、ネーブルオレンジに黄桃のニュアンスでネットリのコンクジュースの如し。
一口飲んでみれば、濃密極まりなく、甲州よりはピノブランのDNAを引き継いでいる。
マッタリと甘く、下にエキスが絡みつき、その余韻は絶えることの無い様に思われる。
言い過ぎを覚悟して書いてしまうけど、誰かのモンラッシェを連想してしまうのだ。

こんなワインが日本の桔梗が原にあったのか?(驚)というのが、正直な感想だ!
メルロを探して、旅に出て、家に帰って、食事に合わせて、このワインを開けたけど、新たな発見だった。

もちろん、このワインも一人一本の割り当てだけれど、また来年の便りを楽しみにすることしかない。
やはりニッポンワインのオートクチュールからは目を離せない!ということだ!
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2015 ペティアン・ナチュレル フードル・ディスカンペット VdF ドメーヌ・ドゥ・ロクタヴァン

 | ワイン
フランスのジュラはアルボワの自然派によるペティアンなそうだが、これが実に旨かった!
シャルドネが主だった品種なことは分かるけれど、あとは不明・・・
ロクタヴァンはシャルル・ダガンとアリス・ブヴォの若い男女2人の醸造家が運営しているとのことだけれど、ワタクシ的には好きなタイプのナチュレなのだ。
それはタッチの柔らかさと、風味のピュアなスタイルなのがその理由だ。







このペティアンも亜硫酸無添加でもちろんノン・フィルトレ♪

飲んでみて思うのは、あわ立ちの細かさ、綺麗さと、風味に漂うレモンとリンゴの摩り下ろしと白い花の香りなのだ。
少し注文をつけるとすれば、もう少し価格帯が下がってくれれば申し分無しと言えるだろう。

とは言っても、このワインも探さなければ手に入れることの出来ないワインの一つなのだ。
人気ナチュールの希少性も困ったことではある。
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2002 ラ・リコルマ トスカーナ IGT サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ

 | ワイン
このワインはかつては万札一枚では、とうてい買うことが出来なかったワインだったのだ。
そして数あるトスカーナ産メルロの中でも、敢えて世評に従えば、まずは最高峰と言っても過言ではない。
その中でも2002年は少しずつ適正値段になりつつあるヴィンテージで、一方味わい的にはかのボルドーですら太刀打ちできない凝縮感を誇っている。
ありがたいことに、このワインを珈琲店主さんがパパジイの会に持ち込んできてくれた。



キャンティ・クラシコ地区のメルロ100%で10数年の熟成期間でどうよ?となるわけだが、実際飲んでみて、熟成の高原部まではまるで到達していない。
メルロ単一ということも根っこにはあるのだろうけれど、味わいは未だにくぐもっていて、飲み口は粉っぽい感じすら覚えるのだ。

それでも、30分ほどグラスで遊んでいると、ゴージャスな果実味と甘いタンニンに滑らかさが付与されて来る。
そうすると香り的にも、複雑な土地の香りと、焙煎、ガトー、キザミタバコなどが鏤められ、それがブラックチェリーやラズベリーの完熟果実などと相まって、それはある意味ボルドーを凌ぐダイナミズムを見せ付けるようになるのだ。

このワインは2haの僅か10樽、3000本の希少ワインであり、端正込めて造られることは言うまでも無い。
見事な造りと希少性、それにイタリアにおける評価もあって、価格も目が飛び出るものだったのだが、現在はペルカルロと同価格に落ち着いている。
されば10年待てる忍耐と体力がもし貴方にあるのなら、一つ買い置くのも肝要なのだろう。

さてどうだろうか・・・?
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