The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2012 ル・ブラン デ・ガレンヌ VDF ドメーヌ・フォン・シプレ

2017-04-06 18:25:30 | ワイン
このエティケットだけ見ると、さてどこのワインかはもちろん不明。
さすがにフランスワインであるかは分かるけど、フランスのどこの白ワインなのだろう?となるわけだ。

自然派はわかるが、マメ臭も硫黄臭もなく、濃厚な果実のアロマとブリオッシュの香りが前面に出る。
グラスをステアーすると果実は黄桃からマンゴーやグアヴァにもなり、最後はメントールやミネラルのオマケまでつくのだ。

その味わいはまるでコンクジュースのように濃厚でオイリーに舌先に絡みつく。
そしてエキス多く、底味充分だが、その飲み口は後腐れは無い。





ふむふむと類推してみると、戻り香に僅かであるがライチっぽさを見つけ、さてはヴィオニエもあるかもよ!となって、それは正解だった。
このワインはコルビエールの白ワイン♪
ヴィオニエ40%、ルーサンヌ20%、グルナッシュブラン40%のセパージュでSO2無添加のナチュールなのだ。

レティシアという女性醸造家が2004年に立ち上げたドメーヌが、苦難の末にこんなキャラクタリスティックな白ワインを造り上げた。
唯一無二のこのお味、もう少し追い求めてみようと思う。



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