１９９９ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ソルデーラ カーゼ・バッセ

皆様ご存知かとはおもいますが、『ジャン・フランコ・ソルデーラ』に降りかかった忌まわしい事件！

２００７年から２０１２年までの６００ヘクトリットルのワインが、
全てセラーの床に流されてしまったという、あの事件のことです。

そのことで、２００６年以降は当分のあいだ、ココのワインを拝めることが出来なくなりました。

モンダイはそのことばかりではなく、世の中の『カーゼ・バッセ』が軒並み価格高騰！
すでに手に入れることの出来ないワインとなりつつあるわけです。

で、そんな事件など、されかまないで、
逆に希少になったソレを出しちゃうのが『オテル・・・』なんですね（笑）
そして表題の９９年物のレゼルヴァ出しました！



およそブルネッロが数ある中で、なぜにこの『カーゼ・バッセ』なのか？
それは思うに、イタリアでありながら、
フランス的ワインとしての、ある種のフィネスのような物を持ち合わせている代物であること！

実際、その会でブラインドで出したのですが、７人中６人までがフランスワインだと言いました。

濃密でありながらの、壮麗な酸！品格の香り！そして何ともいえない究極の調和！
それらが全てフランスワインに備わっているとは、言いません！
しかしながら、選ばれたフランスワインは何気にこれらを持っている・・・

そして、この『カーゼ・バッセ』も持っているというわけだ！

皆さんの顔を見れば分かります！
イイお顔でした！『カーゼ・バッセ』の顔だ～～！

近い将来、また飲みましょう！
では・・・