２００８ ギマロ ＤＯ リベイラ・サクラ スペイン

先日久しぶりにバルセロネーゼからの便りがありました！
元気で活躍しているらしく、なによりです。
６月下旬には一時帰国するらしい・・・

その中で『最近メンシア種のワインを飲んだのですが、どんなモンでしょう？』
とのことでありました。

おりしも、先だって『ギマロ』を開ける機会がありまして、
『メンシア種』の味わいを久しぶりに再確認した次第・・・



広くこの品種を栽培している『リベイラ・サクラ』とは、
スペインは北西部に位置する『ガリシア州』の内陸部にあり、
どうも大西洋の気候の大きな影響を受けている、優れたワイン生産地とのこと！

で、実際に飲んでみますと、この『ギマロ』は一般的なキュベで、
当然のことながらコスパもイイわけですが、実に美味しいんですね・・・

色合いも十分に濃厚で、地場っぽい香りを感じ、
ソフトなタンニンを持ちながらも、繊細で、気持ちの良い酸味が支えてくれるので、
食事とも良く合うわけです。



更に綺麗な果実味と味わいのバランスの良さはこの品種の真骨頂で、
グラスで待っていますと、コクと余韻が立ち上がり、
濃い目のブルゴーニュ的な感じになってきます。

むしろ第一日目は半分飲んで、二日目はもっと美味しくなるタイプなんですね・・・

この品種は凝縮感の強いプレステージ・キュベではなしに、
このクラスを試してみるのが面白いでしょう！