The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

がんこおやじの手造りわいん 仲村わいん工房 大阪府羽曳野市

2012-01-20 04:43:59 | ワイン
昨日の木曜日は終日休みでして、故あって震災後初めての仙台入りをいたしました。



久しぶりの『やまびこ』に飛び降り、帰りも時間を決めずにやはり『やまびこ』!
自由席に乗ったのは数十年ぶりでしょうか?

乗る前に駅一階の書店で文庫本一冊買い込んだのですが、
1時間10分の乗車時間はちょうど良い読書タイムとなりまして、
まるで、これからは『やまびこ』にしなさいと、もう一人の自分がワタクシに呼びかけるよう!

『わかりました・・・』と心に言い聞かせたかどうか?はともかくとして、
夕刻には野暮用終わって盛岡に到着です。

その日は、相方さんも遅くまでお仕事とのことで、いつものお店で焼き鳥三昧!
『砂肝の塩』『レバーのタレ』『ししとう』『しいたけ』ときて、
『ネギマのタレ』を食すに至り、なぜかマスカットベリーAが飲みたくなるんですね・・・

もちろん、そこではそれは叶わず、2時間ほどで帰宅の途に着きました。

さて、『ネギマのタレ』の余韻を持ち帰ったワタクシは、
血中アルコール度も充分ではない!と勝手に判断をし、
前から気になっていましたアノわいんをセラーから取り出したわけ♪

それが『がんこおやじの手造りわいん』!



個性溢れるネーミングのこのワインは、いわゆるキワモノではなく、
理屈抜きに美味しい、愛すべきニッポンワインの代表選手のようなもの・・・

もちろん、マスカットベリーAもシッカリと含まれております。
(カベルネ・ソーヴィニヨン70%、マスカットベリーA27%、ミツオレッド3%)

さて実際に飲んでみましたら、これが何ともホッペ系の美味しさなんですね・・・

あたかもドライアイスを水中に投げ入れた時のように、ドンドン湧き立つ果実の香りがあって、
ほとばしるよな活力が漲りまして、それでいて親しみやすい果実味もある・・・

それが喉越しと同時に、ジワジワと染み渡るように、口腔に広がってくるわけです。

これは醤油ベースの濃い口の和食にゼッタイ合う!!!
たまらず叫んでしまいました!