そして再びドニ・モルテ・・・

先日のキュイジーヌの記念会の次の日は
シェフの労をねぎらいつつ外食にいたしました。

そこでヌッフにお邪魔・・・

その日はイトウゾ氏休養日だったようで家族で食事をしておりました。

久しぶりやのヌッフ行脚で
当方としてはソレナリの赤なぞブラインドでと所望いたしておりましたが
なにせ休養日じゃ無理にお願いするわけにも行かず・・・

と悩んでいた所
イトウゾ氏いつもの笑顔でセラーの奥より例の物持って参りました。
（あたかも薬の切れた○○患者に手配をする売人のように・・・）

大ぶりのグラスに注がれたそのワイン！

熟成したピノ・ノワールと思しき色合いです。
香りは早くもその類推と合致！
スパイス感とミネラル感に湧き立つような特徴的なブケ！
僅かにドライがかったプラムに干した柿のニュアンス・・・
そこにコレは正しく！と結論を導く陳皮（みかんの皮）のアクセント！
味わいはキュッとリキュールのごとく集中した特有のフルーツなんですね・・・

１９９７年　ジュブレイ・シャンベルタン　ドニ・モルテ

珍しく大正解でした！

９０年代後半のドニ・モルテ・・・
これから何本飲めるのでしょうか？

命日がまた一歩近づきつつあります。