The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

滋味深いコルトンの誘惑

2007-01-08 17:46:10 | ワイン
『チョット、オマエ達大丈夫か?』と、親が心配するほどの食欲を見せつつ、
ほんの少しの冬休みが終了!
86’娘と89’息子が嵐のように去って行きました。

我が家はいつもの静けさを取り戻しております。

さて、先日のキュイジーヌの会でメインを張ったピノ・ノワール三本!
1750年代からその地ではその名を馳せていた、
古典派のコルトンの造り手ドメーヌ・ラペを並べました。
それは次のラインナップ↓

2002 Aloxe Corton Domaine Rapet Pere&Fils

1996 Corton Domaine Rapet Pere&Fils

1985 Corton Domaine Rapet Pere&Fils

その味わいは瑞々しいフルーツとバランスが真骨頂!
今時のピノにありがちな芝居がかった、大袈裟なインパクトはありません。
しかしながら、端正に仕上がった味わいには、適度な酸味とタンニン、
そして、感動とは言えないにしろ、人々を納得させうる旨味ぎっしりのこくがあり、
特に85’などは、心に訴えかけるケモノ系とスパイシーな熟成香が相俟って、
思い出に残るコルトンの一つに数えられるでしょう!

これまた、料理を引きたてるに十分のバランス!
魚貝のミルフィーユ仕立てや和牛のグリルとの相性も抜群で、
美味しく頂きました。

こんな感じで熟ピノ飲むのが理想系・・・ですよね!
とにかく、カラダに優しいワイン好きです!!

PS:そういえば、この造り手のコルトン・シャルルマーニュは、あのワイン漫画『神の雫』の中で、セレクション・ワインの一つになっていたようです。


こちらのショップでも85ラペのコルトンを販売していますよ。
ドメーヌ・ラペ コルトン・赤[1985]