♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■もし自分がそうだったら

2010年08月16日 | Weblog
2010/8/16放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。 
 えー、8月のこの時期はもう日本全国大移動というように言われたりするようなシーズンでありますけれども、まあ8月は暑いですけれども、でも旅行をこの時でないとできないので、というふうにして旅する方々も多いと思いますが、私もよく旅をしますけれども、どこ行ってでもですねえ思いますことは、ああトイレが綺麗になったなあ、というふうに思う。 便利になったなあというふうに思うんですねえ。 

 ところがですね、とても綺麗で清潔なトイレでも、視覚障碍者の方々がですねえ、結構トイレでお困りになることが多いっていうんですねえ。 で、外を歩いている時はいろんな方に尋ねることもできる訳ですけれども、しかしトイレという個室に入ってしまいますと一体何がどこにあるのかが分らなくなる。 トイレットペーパーは?、とかですねえ。 特にその流す所がですねえレバーなんだろうかボタンなんだろうか、とかですねえ、いろいろやっているうちに突然ジャーって水が流れる出して手をかざすだけで水が流れ出すそういうような所もありますよねえ。 とまどいながらこわごわ押したボタンが非常用の呼び出しボタンで、というふうなこともあったりとかですね、そんなことがあるということをお聞きして、ああそうなんだなあ、と気がつかなかった訳です。

 で、それに限らずですねえ、何か私たちは相手のことについて想像するということが欠けてきているかなあというふうに。 最近は何でも調べればすぐにパッとインターネットや何かでもう分ってしまうというふうなことですね、想像してじっくり考える、というふうなことよりもすぐにこう調べてそして答えを見つけてしまうということから、想像力が減退していっているんじゃないか、というようなことが言われたりするんですが。 もし自分が目が見えなかったらどういうことに困るんだろうか、どういうことをしてもらいたいと思うだろうか、というふうなこと、自分が身体が不自由だったら、自分が歳をとったら、というふうなですねえ。 自分がもしそういう立場、そういう所に置かれたら何をしてもらいたい、どういうふうに思うだろうかということについて相手の思い遣り、想像ですよね。

 イエス様がおっしゃった、「何事でも、自分にしてもらいたいことは、ほかの人にもそのようにしなさい。」(マタイ 7章12節) 自分がこういう時にどうしてもらいたいと思うだろうか。 ああ、だったらこの人もこうしてもらいたいんだなあ、というような、そういう想像力を活かして相手の側にしていくということ、これがゴールデン・ルールだとおっしゃいましたけど、ほんとにそうだな、と思います。 

  ( PBA制作「世の光」20108.16放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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