♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■神との対話

2010年08月28日 | Weblog
2010/8/28放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 聖書を読んだりラジオのバイブル・メッセージを聞いていると、アレッ?っと思うことはないでしょうか。 実はそんな時こそ神様をより深く知るチャンスだと言えます。 旧約聖書創世記に登場するアブラハムもそんな体験をしたことがありました。

 神様はある時、罪深い生き方を続けるソドムの人々に厳しい裁きが下ろうとしているということをアブラハムにお告げになりました。 その時アブラハムは次のように祈ったと言います。 創世記18章23節からのことばです。 

 「あなたはほんとうに、正しい者を、悪い者といっしょに滅ぼし尽くされるのですか。もしや、その町の中に五十人の正しい者がいるかもしれません。ほんとうに滅ぼしてしまわれるのですか。その中にいる五十人の正しい者のために、その町をお赦しにはならないのですか。

 アブラハムはここで神様のあわれみということを確認しようとしています。 神様のあわれみについて、どうしても確認したくて彼は懸命に神様にすがりついたのです。 そんなアブラハムに対して神様は次のようにお答えになります。 

もしソドムでわたしが五十人の正しい人を町の中に見つけたら、その人たちのためにその町全部を赦そう。

 この答えを聞いた時、アブラハムはなおも食い下がって尋ねたと言います。「あるいは四十五人であれば? あるいは四十人であれば? あるいは三十人・・・、二十人・・・、十人・・・。」 こうしてアブラハムは結局、神様のあわれみについて六回も確認を重ねたと言います。 そしてその度に神様は、「滅ぼすまい、その人々のために。」とお答えになったと聖書は言います。 

 聖書のことばを読んでいると、アレッ?っと不思議に思うことはたくさんあると思うのです。 しかしそんな時こそ神様を深く知るチャンスだと思っていただきたいのです。 不思議に思う時こそその聖書のことばに、より丁寧に耳を傾けてみる。 その周りの聖書の箇所にもようく目を留めてみる。 そのようにして神様に問いかけながら神様を知らされていく。 神様との対話とも言えるような聖書の読み方をぜひしていただきたいと思うのです。 不思議に思う時こそ神様のことばにようく耳を傾けてください。 その時にこそあなたも驚きをもって更に神様の素晴らしさを知ることができます。 

        (PBA制作「世の光」2010.8.28放送でのお話しより )

******

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


***

東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする