すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

粉飾で犠牲者は一般人

2010年08月05日 | スポーツ

 モリヤが100億円の負債を抱え、倒産しました。3年間で25億円の粉飾決算があったと新聞記事にありました。このため東北での倒産による負債総額は前年同月2倍の244億円になりました。

 倒産件数は4ヶ月連続で減少しているようだが、建設業の倒産が減少し家具メーカー・菓子メーカー・小売業の倒産が増えている。これは消費の低迷に影響しているようです。

 東北の景気指数は、徐々に生活関連へ移行している。そんな実感が数字にあらわれている。詳細を見ると、次のようになります。

 有効求人倍率は0,42倍。百貨店小売店の売上高は2008年以降連続してマイナスであり、鉱工業の在庫も2009年以降連続のマイナスなのです。

 連続プラスは乗用車の登録台数だけで2009年7月以降からです。これはエコカー減税のためと考えますが、いつまでも続くことではありません。

 モリヤには陸上競技の選手が数人所属しており、その内4人は今月末に岩手県で開催される「第37回東北総合体育大会」宮城の代表として選ばれています。

 選手のことを考えると胸が痛みます。働きながら毎日のように練習しなければ、良い記録を出せないし、宮城県の代表にはなれません。経営者による粉飾で300人以上が解雇される見通しとのことです。

 私自身競技を続けた経緯があります。自分の目標を達成するため、ひたすら努力をし挑戦し続けること。誰かが応援してくれなければ、目標の達成は出来ません。

 真面目に一生懸命働く一般の人が、このような形で犠牲になるのは残念でならない。何か良い方法はないのだろうか!

 今日は楽天の試合を観戦しましたが、内容的には9対3と大勝し4連勝でしたが、素直に喜べない自分が居ました。でも勝つことは良いことだ。クヨクヨしないで頑張りましょう。

 明日はラズナーが先発、相手は日ハムのダルビッシュ・・・・・東北のためにも勝って下さーい。  あーぁ、くじけそう

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