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懲罰論争より政策論争

2014年07月10日 | 市政・市制・市勢
 本日、本会議最終日に議長からの退席処分か、発言禁止か。はたまた沼田元議長からの懲罰動議か、と書いたが会議終了間際に来ましたよ~『懲罰動議』です。事の発端は昨日のブログでも紹介しましたが、また『言葉尻』です。

 私は憲法で保障されている表現の自由を、我が市議会が抑制しようとしていることへの反発で、議員として重い懲罰に進行しています。では私が言った言葉はそんなに悪いことでしょうか。動議には感情剥き出し、丸々丸出しの内容で提出されています。

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 上の画像は私が昨日一般質問で発言した議事録として、議会運営委員会に提出された。この発言の何が悪いのでしょうか。

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 上の画像は議会運営委員会で審議され、私に下された内容で、取り消しや謝罪と報告された。当然のごとく拒否しました。

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 上の画像は本日会議終了間際に提出された懲罰動議です。動議提出者は沼田健一元議長、布田一民元副議長、佐藤一郎元議会運営委員長をされた方々が名を連ねています。(皆さん一が付く立派な方です)我が市議会は懲罰が異例とも思える2年で4回目に及んでいます。

 今回も原因は発言の取り消しと謝罪です。警察機関や裁判沙汰で動議が出されているわけではありません。言論の自由に基づいた範囲内と認識していますが、岩沼市議会内には言論の自由が不自由になっているとしか思いません。私たちの会派は懲罰としてこれまで処罰されてきたのです。

 岩沼市議会は異例の懲罰論争が盛んです。市政に関することなど議会で激論が行われることは、少ないと感じています。動議を出した沼田元議長会派らは市議会内で議論するより、直接県知事あてに陳情するなど先走った行動が多々あると感じています。(懲罰に関しては激論です)

 本日出された懲罰動議で、私は議場から退席させられ弁明の機会を求めましたが、叶いませんでした。懲罰委員会を立ち上げ今日は長引くな、と考えていたら、なんと継続審査です。継続審査とは次の議会まで持ち越すことになることです。

 本来の懲罰とはその会期内に片づけ次回に持ち越さないことが基本ですが、懲罰に慣れている動議提出者の提案でなんと次回の議会まで持ち越すことになりました。その後すぐさま閉会です。

 本会議が終了し、会派室に居たら菊地新市長と百井教育長が部屋へ恒例のあいさつ回りに来ました。「どうもお疲れ様です」などの社交辞令でしたが、大友健議員が「議会のお見苦しいところを見せてしまって」とさりげなく言った言葉に、新市長は「今度は、政策論争しましょう」の返事でした。その言葉がすごく嬉しく響いた。

 想いも考えも言えないような、懲罰論争する場ではない。

コメント (3)
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