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名誉棄損の裁判始まる

2012年11月09日 | 市政・市制・市勢

 今朝の新聞に大震災後、昨年の有感地震は1万回を超えた、と記事にあります。大震災以降の余震は、復旧していない道路などでも凸凹が出て気になり始め、我が家もこのままで大丈夫かと気になり始めている。

 震災から一年8か月を迎えようとしているこの頃ですが、今日も2度の有感地震がありました。本日の12時52分頃M5,5で震度4を観測し、22時22分頃も地震がありました。(気象庁調べ)

 私は大震災の日は自宅に居てこれから出かけようとした矢先でした。自宅が大きく揺れてこのまま倒壊するのではないかと覚悟を決めたあの日のことは、最近頻繁に起こる地震でよみがえります。

 このようなことが心的障害(PTSD)とも言うのでしょうね。私の場合、自宅に大きな被害が出たわけではありませんから、PTSDの度合いも小さいです。津波で家を流出された被害者や、大事な家族を失われた方々のこと考えると未だに胸が詰まる。

 新聞の隣のページには「岩沼名誉棄損訴訟、市議側『請求棄却を』仙台地裁で第一回弁論」と見出しがあります。請願書に反対したことを書いた、岩沼市議会議員7人が訴えられた裁判が始まりました。

 「議会報告」と称したチラシに一般市民3人の実名を挙げ、名誉を傷つけました。3人は議会で言ってもいないことを、さも言ったかのようなに書いています。それによって3人が玉浦地区の住民を中傷したかの表現になっています。それによって3人はいろんな方から批判を浴びたのです。

 間違いを誤らないし訂正せずに、市議側は裁判で争うことにしたようです。議員はチラシを造り市内に配布することは容易にできますが、一般市民が出来ることではありません。反論できない弱者的な市民から、訴えられて当然だと思っています。

 小さな地震でも起こる度に、傷が癒えない被災者3人の名誉を傷つけたことは、議員として恥ずべきことではないだろうか。速やかに和解に応じ誤解だったことは訂正すべきと考えます。

 7人が2回にわたり出したチラシからは、請願に反対した明確な理由が残念ながら未だに伝わってきません。訴えられた7人の議員とは『沼田健一、森繁男、佐藤一郎、櫻井隆、国井宗和、佐藤淳一、布田一民議員』です。実名を書かれた不愉快さは、ありませんか。一方的に、

 名前や私文書を掲載した蛮行を許すべきではない

 

コメント (5)
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