すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

震災からの復興には

2011年04月28日 | 災害

 震災後、天皇陛下と皇后様が宮城県をご訪問されました。有り難いことです。私達が被災者に「がんばろう!!岩沼」で物的支援だけでは、傷ついた心のケアを癒すのは難しいと思います。

 行政やボランティアのハード的協力もあるが、癒しのためのソフト面も相まって復興に向けた第一歩が始まると考えます。(決して我々のことがどうのこうのと言うことではありません)

 両陛下がご訪問されたことをテレビで見ることが出来ました。両陛下の暖かい言葉やお気遣いが、長期にわたる避難所生活に心のゆとりをもたらしてくれると思いました。

 両陛下が被災された方に接する様子は、親子ような話し方ではなかったかと思いました。膝をつき一人一人にゆっくりと接する仕草がそのように感じたのかもしれません。

 両陛下が阪神淡路大震災十年後に詠まれた句があります。天皇陛下は「嘆かひし後の眼の冴えざえと澄みゐし人ら何方に住む」。また皇后様は「笑み交はしやがて涙のわきいづる復興なりし街を行きつつ

 詠まれた歌からは災害から十年経ても国民への暖かい感情が伝わってきます。私達も出来る事を出来る限りで「がんばろう!!岩沼」したいと考えています。支援物資は続々と集まっています。

 10年後に澄みきった眼で、賑わいを取り戻そう!

コメント (2)
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