すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

善意で広がる支援の輪

2011年04月16日 | 災害

 「がんばろう!!岩沼」の定例会が週1回の午後7時から行われました。代表をはじめ20人弱の会議ですが、これまでの経過で問題点と改善点が見えてきました。(登録会員は70数名です)

 大きな問題は集まった荷物の整理をどうするかです。今日は9時から17時まで活動することを新聞の折り込みチラシに入れた成果もあり、ご協力いただいた方は230人を超えました。

 1人で何回も持参されたことなどもあり会場は道路渋滞を引き起こし、通行の妨げになるなど近隣の方にご迷惑をおかけする事態になりました。また、支援の物品を求める方はおおよそ1000人超と想定外の誤算です。

 我々は昼食すらまともに摂ることが出来ませんでした。あまりにも多くの品物が届けられたため置き場に窮し、テントを2張り設営することにしました。そこに予報外の強風で設営したテントは取り外すなど大わらわでした。

 頂戴した品物を仕分けることも出来ないため、17時まで活動することを1時間勝手に繰上する事態になったのです。その後も数台の方が見えられましたが、お断りさせていただきました。(大変失礼しました)

 しかし、悪いことばかりではありません。支援の物資を届けていただいた方の中に、会場の仕分けに協力していただくことを申し出ていただきました。(大変感謝です)

 明日からは近くにある休業中の「角田胃腸科内科」の建物に支援物資を運ぶことにしました。緊急ではありますが、いろいろな方がご尽力され支援の輪を大きくしようと懸命です。

 またJRから借用する店舗の活用にも議論が交わされるなど、様々な観点で今回の大震災を取り上げ、多くの市民にボランティアで係わっていただきたいと考えています。

 また、7月末まで活動する「がんばろう!!岩沼」も、火・木曜日は休日にするなど改善点を決めました。ボランティアが活動困難に陥っては元の木阿弥です。

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 7月末まで、がんばろう!!は支援の輪を続けます。


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