すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

これからの公共工事は

2011年04月09日 | 市政・市制・市勢

 東日本大震災で生活様式は、欠点が大きく露呈したと思うのです。水道はもちろん電気やガスの大切さをつくづく感じるようになった。資源のない日本が外国に燃料を依存している現状では、、、変えていかなければと思うことがある。

 燃料不足でこんなにもろい社会があったとは、誰も予想しなかった。電車や船舶などの交通機関が運行不能で、自家用車はあるもののガソリン不足で市民生活に大きな制約が発生した。

 また、トラックなどの物通にも支障が出て、買い物したいが商店に品物が届かない。野菜や肉・魚は市場まで運べず物流は完全に麻痺状態が一週間、燃料が落ち着くまで三週間もかかってしまう有様。

 そのようなことを経験してから気付いたのかもしれません。例えば24時間営業のコンビニやスーパーは必要だろうか?そして沢山の照明は無駄ではないのか?

 利益中心主義の震災前社会をこれから変えていくべきではないかと考えます。これは物流に限ったことではなく、公共工事にも言えることだと思うのです。

 震災で水道やガスがストップし、各地で復旧工事をしていました。通行止めなどの交通規制は当たり前で住民への詳細な周知徹底はなく、平時より工事の進捗状況は早く進んだ感があります。

 平時における都市部の下水工事などはバス路線というだけで、夜間工事は当たり前でした。バス優先で夜にしか工事が出来ない、日中は分厚い覆鋼板を敷いてバスを通し、深夜に発電機の照明により作業する。

 夜間工事は作業員の単価も割高で仮設(工事の照明など)費用が増大します。それにも増して近隣住民は夜間の照明が明るく、騒音などで中々眠れないとの苦情もあるほどです。

 災害復旧時はガソリン不足で交通量も少なかったが、改善する点はあると思うのです。単に昔にかえるということではなく、バスが短期間であれ多少遠回りをしても、短工期で費用が安く済むのであれば考えてはどうだろうか。

 市民生活の欲求を追求した結果が、24時間コンビニであり工事費増大となっていないか。他にも変えていくことは多くあると思うのです。

 例えば瓦礫の処理、早く安く安全に知恵を出そう。

コメント (6)
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