最初に色付くのは、庭の「サンシュユ」の木
「山茱萸(サンシュユ)」の蕾みが黄色く色付き始めると、「那須の大八鶴富置いて椎葉立つときゃ目に涙」などと、一度も訪れたこともない宮崎県椎葉村に思いを馳せるのであります。「ひえつき節」に歌われる「庭のサンシュの木」は方言で、「山椒の木」であって「山茱萸」の木ではないはず…「山茱萸(ヤマグミ)」と読めば、素直にその木のイメージが湧くというものでありますが、「山茱萸(サンシュ・ユ)」と音を破裂させてから「ユ」と口をすぼめる発音で、「ユ」の音が聞き取れないし、いつの間にか「サンシュ」と読んでしまうのであります。(私だけの話ですが^^;)
1997年に発行された「コアオハナムグリ」の切手
黄色い花のついでに絶版となった10円切手を…タンポポの花粉を食べる「コアオハナムグリ」でありますけれど、このタンポポは萼(正式には総苞と言うらしい。)が反り返っていないので、在来種の「タンポポ」のようです。ただ、この図柄には若干の違和感がありまして、主に春先に繁殖期を迎える在来種のタンポポに、夏以降の昆虫(あくまで山形県の話です。)であるハナムグリが止まっている所を見たことが無いんです、私。
風に飛ばされる綿毛のタンポポの種…本日、風が強くてハウスにビニール被覆が出来ませんでしたよ。ちょっとした恨み節を切手に寄せて^^;