その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

四畳半フォーク

2021-11-29 10:00:27 | 転職

「突き出し」は、「揚げ出し豆腐」でございます^^;

今朝は「ガリガリ」の霜が降りた。そろそろ、車のタイヤ交換もしなければならないなぁ…なんて思いながら、真っ白な外の景色を眺めております。ラジオからは「かぐや姫」の「赤ちょうちん」の曲が流れ、1970年代に流行した、貧乏くさいフォークソングを懐かしんでおりますよ^^;
地方出身の貧乏学生には、四人部屋の寮があったから、当時は2万円もあれば朝夕を食べて、昼は300円程度の学食で、奨学金で、ひもじい思いもせずに生活することが出来た。アルバイトは生活を豊かにする手段であり(生活費を稼ぎ出し、実家に仕送りする猛者もいたけれど。)たまには、学生街の居酒屋で先輩や後輩たちと飲むこともあったっけ。ある晩、そんな居酒屋で近くのテーブルから「親の脛かじりのくせに飲みやがって…。」なんて、サラリーマンのオジサンのつぶやきが聞こえたっけ。(お金は無いけれど、時間だけは十二分にある学生たちへの当て付けに、いちいち構ってはいられない^^;)でもねぇ…最近のネット記事を見ていると、「学生さんたちの貧困問題」の多いことに気付くのでありますよ。学費の支払いはもとより、食事すら満足に摂っていないんじゃないかなんてね、『おやじぃ』は心配しておりますが、一部の問題を切り取ったものなのか、多くの学生さんたちに共通する問題なのかは実態を知らない。「不足分はアルバイトで稼ぐもんだ…。」などという理屈も、コロナ禍では儘ならないようであるし、『貧乏』でも「ゆとり」のあった世界と、立ち上がれない『貧乏』が覆う世界を、それぞれ眺めているような気がします。


『一丁前』に出世したねぇ^^;

日曜日は『同級会』…いつものメンバーではあるのだけれど、何故か『同級会』という名称を用いて、寿司を取った。(チェーン店の寿司だから、さほど贅沢という訳でも無い^^;)「100歳まで生きる。」と豪語していた友人『ノロ社長』も、「食える内が華…明日はどうなっているか分からない。」などと口走るようになった。(もちろん冗談ですけれど^^;)
学生時代に『貧乏くさい』生活を送って来たはずの『おやじぃ』たちも、それぞれ「60歳」という一般退職年齢まで働いて、何とか暮らしぶりを立てて来た。(それぞれが、未だ働いてはいるけれど。)何が違うのかと言えば、『貧乏くさい』生活であっても、まだ将来に希望や夢というものがあったような気がするのである。残り時間を『消化試合』にするか、『もうひと花』と活動するかは、それぞれである。「それじゃ~今の学生さんたちは?」と総てを一括りにしてしまうのは、オジサンたちの悪しき習慣かも知れない。夢や希望を持って生活する学生さんも居れば、絶望の淵に立たされている学生さんも居るかも知れない。振り返れば、あっと言う間の40年…今さら、後戻りなど出来ないのだから。
『ノロ社長』が、古いフォークギターを引っ張り出して来た。弦を張替えて、チューニングして、昔懐かしいフォークソングを一曲…コードが思い出せない、左手でコードを押さえられない。右手のスリーフィンガーが動かない^^; 『おやじぃ』たちは、次の『忘年会』まで、課題曲に取り組むことにする…「四畳半フォーク」が、戸建ての家主になっても、まだまだ、ちっぽけな課題に挑戦するのでありますよ(笑)


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