その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

折り合いをつけて生きる

2021-11-30 10:40:41 | 転職

今年、四匹目のネズミを捕獲!

底冷えするような夜中に出掛けて行っては、惰眠を貪る『おやじぃ』に飛び乗ってエサをねだる同居猫『シロ♀』でありますが、『おやじぃ』が知る限りでは今年、四匹目のネズミを事務室に運んで来た^^;
雄猫に比べると、雌猫は体格がひと回り小さく、犬歯もか細く感じるから、こうした状態でネズミを獲れるのか?なんて思っておりましたけれど、恒例の『夜遊び』は、立派なお仕事(狩り)として過ごしているようである。『動くモノ』に飛びつくという行動だけでなく、ネズミの一部は食されているようだから、只の『遊び』だけでもなさそうである。
母猫『ジーコさん♀』が、子育て放棄をするまでは、『夜中の遠征』や『木登り』、生きた食べ物としての『給餌』といった英才教育は受けていたようではあるけれど、2年前はイナゴさえ獲れなかった子猫たちであるから、「ネズミを獲る」という行動は、本能だけでは片付けられないような気がするのでありますよ。(後天的に、技に磨きをかけているような気もするし、だとすると、独り立ちするまで、野良ではどうやって餌を確保するのか?人間と身近に接しているにも関わらず、謎の部分が多分にありますよ。)
まずは、農園のネズミを捕獲したことを褒めてあげよう…正社員としての正式契約は出来ないけれど、量販店の最安値のフードだけは続けてあげることにする^^;


今は茶色になって、木の葉の下…

アマガエルもまた、フリーな状態で、農園の虫を食してくれているようであります。アマガエルの場合は、今は表層の木の葉の下で冬越しの態勢に入っており、今頃、残渣片付けをしている『おやじぃ』に叩き起こされて迷惑顔であります。(本当に迷惑な顔をしているかどうかは分からないけれど^^;)
小さな農園の中では、こうして契約のないまま、生き物たちが勝手気ままに『お仕事』を続けておりますが、所属先が決まっている訳でもありますまい。はてさて、静岡県内で起こった中学生による刺殺事件のニュースが流れ、マスコミお得意の『警察関係者』からの談話として、ポツポツと事件背景の一部が漏れ始めている。そうして、視聴者は切り取られた情報だけで、勝手に事件の背景や人物像を想像していくのでありますよ。大人の社会でも、『組織』という集団の中にあっては、仲たがいや「いじめ」、気にくわない(肌が合わない)仲間という感情は存在するはずである。どこかで折り合いを付けているはずなのであるけれど…。
農園内の力関係を見ていると、昆虫(特に害虫)は悪であり、それを食べるアマガエルは善となる。ならば、ネズミは悪で、それを狩る猫は善で、カエルやネズミを食べるヘビは善か悪か?ヘビは見た目で嫌われ者になるから可哀そうではあるわなぁ。ダイバーシティ(多様性)…色々あってそれでいい。生き残るための食物連鎖と人間の生存競争(生きている中での葛藤)を一律に語る訳にはいかないけれど、「みんな仲良く…。」と大人の社会でも出来ない標語を語るより、沸き立つ感情をどう抑え、折り合いをつけて生きること(教えること)も必要なんじゃないかなぁ…なんて感じた『おやじぃ』でありますよ(笑えないな)


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