その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

貧しさに負けた~♪

2024-07-10 06:55:46 | 巡礼

こちらは「セリ」でありますが…

 1974年7月にリリースされた「昭和枯れすゝき(さくらと一郎)」は、同年10月から放送された「時間ですよ昭和元年」の挿入歌に採用されてからヒットし、ミリオンセラーを達成したんだって^^;
 かつて、お正月の雑煮用の根付きの「セリ」を悪戯して井戸の排水路に差し込んだら、その年は雪の少ない年で、11月には繁茂してそこそこに稼がせていただきました。養分が切れてしまったのか、根が雪で溶けたのか?翌年はそれほど繁茂せず、忙しさに紛れて放置していたのですが、今年は少しだけ増えておりました。「転作」するにも手頃な売れる作物がなく、また、近くには「ドクゼリ」も自生繁茂するので、構想だけは温めておりましたが、「転作確認カード」が届いたので、今までの考えを一気に『爆発』させてみました。①管理するのに「田植え長靴」をいちいち履くのは難儀である…頂いた「足場板」があるじゃないか。②「ドクゼリ」との混在は…田んぼに除草剤を散布するときに一緒に散布する。田んぼの畦畔を「畦シート」で区切って、「ドクゼリ」の侵入を阻止する。(成長すれば、「ドクゼリ」と「セリ」は一目瞭然ではありますが^^;)③田んぼの中干期の水をどうする…そんなもん、きゅうりの潅水設備から引けばいいじゃないか。とまぁ、考えてはいたのでありますよ。考えてはいたのだけれど、身体が動かない。今年は体調も良く動けるから一気に…しかし、調べてみたら、「セリ」が群生するためのランナーが盛んに伸びる時期は1月から5月のようである。残念!身体は動いても、頭が動いていなかったようでありますよ(笑)


友人『ノロ社長』のお小遣いが枯渇した…

 大丈夫ですよ!畑には季節の野菜が満載だから、かき揚げで「天ぷらそば」にすることだって簡単かんたん^^; とまぁ、野菜を作っていれば、当座の飢えはしのぐことができる。「セリ」さえ育てばねぇ…11月から1月に掛けての貴重な現金収入にできるのに。実は、前段の文章の中には、雪対策(せっかくのセリも我が在所では降雪で潰されてしまうのである…経験積み^^;)の秘策があるのですが、そこはほれ、『企業秘密』ということで記載しておりません^^;
 はてさて、上手くランナー(匍匐茎)が伸びない場合は、まだまだ、井戸水の排水路に「種苗」候補があるから移植するまでよ。「貧しさに~負けた~♪」「いいえ♪世間に負けたぁ~♪」男女ふたりの間に「すきま風」が吹き始めたのは、男が「貧しさ」を理由に上げ、女は「世間体」を上げる。「昭和」中期という時代は、田舎は誰しもが貧しかったような気がするし、二男、三男対策だったはずの誘致企業は、手軽に賃金を得る手段を手に入れて農村は荒廃してしまったような気がする。「貧しさ」から脱出するためには、「世間体」なんか気にしていられないのよ…何でも挑戦してみなければねぇ。ちなみに、「セリ」の花言葉は「貧しくても高潔」なんですと。今の『おやじぃ』は『貧しくても貪欲』ですかねぇ…ああ、きゅうりの収穫を手伝うのが嫌で、ブログを書いて誤魔化している。これじゃ~「貧しさに負ける」わなぁ(笑)

コメント
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