その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

男冥利に尽きる…

2024-07-30 07:18:35 | 巡礼

男冥利とは、男に生まれたことの幸せをいう…

 はて、友人『ノロ社長』の台所で洗い物をしていたら、二ホンアマガエルが『冥加金』として、初物の『茗荷』を差し出して来た。「旦那、ダンナ!これで何卒宜しくお願い申し上げます。」ほほう!『付け届け』が差し出されるとは、オラも出世したものよのう。…何せ、農園に棲む住民たちは、ほとんど、作物と言う成果を横取りしていくだけだから…(もう朝から妄想が始まっている^^;)
 大量に植えた(あくまで我が農園の規模からの量であります^^;)ホワイトコーンが稔り、一気に収穫して直売所に持参しました。雄穂の出掛けに「デナポン」をひと振り…これで、殺虫効果は十分だったのだけれど、量が量だけに、今年は雌穂に「アワノメイガ」「アワヨトウ」「オオタバコガ」たちの結構な餌場となっております。さらには、今まで経験したことのない『タネバエ』「ハサミムシ?」も寄りかかってきましてね、頭の中で思い描いている本数が揃わない。『おやじぃ』は、一本、一本、外皮を剥いて(数枚残して)出荷しておりますが、出来ることなら茎を包丁で整えた程度で出荷したい。(スーパーのようにね^^;)結局のところ、一枚、一枚皮を剥いて確認しているのは、虫(蛾の幼虫)が入っていないかどうかを確認しているのであります。きっちりと殺虫剤で防除すれば、出荷作業も省力化できるのだけれど、はて、がんがん(あくまで防除基準内で)殺虫剤を撒いて、きれいな外観のトウモロコシを出荷することが、良いのか悪いのか少々悩んでおりますよ。(決して、スーパーのトウモロコシを批判している訳ではないのですが)自家用なら少々ムシが入っても平気ですが、直売所の女の子たちは、ナメクジやムシが這っているだけでもう返品処理…それが当たり前なのだろうと思うしかありませんけれどね^^;


3年間の抑制きゅうりと今年の状態…

 さて、梅雨空で曇りの日が続いているのが影響しているのかも知れない。通常の年であれば、何本かは『日射病』『熱射病』で倒れてしまうのであるけれど、『新聞紙マルチ』が効果を上げております。今日の山形は気温32℃の予報だから、今日の結果で『マルチ』効果を確認できると思います。他人から教えられた訳でもなく、メロンの日焼け対策から思いついた方法ですけれど、少しずつ『研究成果』を上げておりますよ^^;
 はてさて、昨日は従弟と実姉の墓参をし、夕刻は地元の『オジSUNず5』の飲み会だったから、農作業は午後からお休み…その遅れを取り戻すべく、夕方から一気に堆肥を搬入し、化成肥料を撒いて、サーチライトを灯して耕運しましたよ。うす暗い中での作業だから、満足いくような耕運ではないけれど、朝仕事で整地して畝を立て、マルチを張って定植する。何とか今日、明日の仕事で終わらせたい。(終わらせないと残るきゅうり苗が徒長してしまうんですよ。)きゅうりの『熱中症予防策』は考えだしたけれど、人間様の熱中症予防については、ビールと塩飴かねぇ…。『男冥利』とは「男に生まれて来たことの幸せ」…今時、『男冥利』などという言葉を使うとモラハラなんて言われるだろうか?実は『女冥利』という対語もあるんだなぁ…言葉尻を取ってばかりいても仕方がない。『仕様が(生姜)ないが「茗荷」ある』という言葉遊びもあるようだ。今は、人としての幸せというべきなのだろうか…どう足掻いても、『おやじぃ』には「出産」だけは経験出来ないし、別は別として存在することを承知することから始めないといけないのかねぇ…それより、仕事だわ(笑)
 

コメント
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