その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

その先にあるもの…^^;

2022-10-30 08:28:53 | 転職

「盆地」に暮らしていると世界は狭い^^;

米沢藩『藩祖』上杉謙信は、越後・北陸地方を支配していた戦国大名であるから、少なくとも日本海は見ていたはずである。一方、米沢城生まれで、関ケ原の戦い後に居城を仙台に移すことになるのだけれど、実物の「海」というものに触れたのはいつ頃なのだろうかと、またもや下らないことを考えております。
米沢は、背後に「吾妻連峰」が控え、守りには堅牢ではあるけれど、物流の面では「北前船」を利用するために「最上川舟運」を使わざるを得なかったから、その後の発展性という面で、大きく水を開けられたのも頷ける。山々に囲まれた「盆地」で暮らしていると、限られた土地が『世界』であり、こうして蔵王のお山から仙台方面を眺めると、まだまだ、先に『世界』が拡がっていると感じるのでありまして、「海」というものを知らなかったなら、さらに、その先に別の『世界』があるなどと思いもしないのではなかろうかなんてね…確かに学校では習い、映像では諸外国の状況を観ているつもりにはなっているのだけれど、実際にアメリカ大陸やアフリカ大陸を直に歩いた日本人が、どれほど居るのだろうなどと『妄想』は、さらに拡がっていくのでありますよ^^;
独りで「歩く」ことを覚えて『世界』が拡がり、「自転車」という移動手段を得て、格段にその『世界』は拡がり、「自動車」という手段で、見知らぬ場所への移動も可能になる。もしも、徒歩で蔵王のお山に登って、初めて仙台方面を見たときに、さらに、その先に歩いて行こうと思うだろうか…いやはや、今では『宇宙空間』にまで行こうという方がいらっしゃるのだから、「そこへ行こう。」と思わない人は、一生掛けてもその先の『世界』には行けないに違いない。「盆地」に暮らしていると『世界』は狭くなってしまう?何故か、米沢には『旧海軍士官』を数多く輩出しているのも事実ではありますけれどね(笑)


今夜は『プレミアム』なうどんで^^;

はてさて、行きつけのコンビニ・スーパーには、カップ麺さえ「プライベートブランド」「一般商品」「プレミアムブランド」と『格付け』があり、時としては有名店の『コラボ商品』まで並んでいる。庶民のささやかな『贅沢』を選ぶか、お財布の都合で『格安商品』を選ぶかは自由であるけれど、最近は『自分へのご褒美』が少なくなってきた感がある。まともなお仕事をしていないのだから仕方がない^^; 『物価高』を肌で感じている訳でもないけれど、手持ち資金は確実に減少していく訳であるし、これにインフレが進めば、高齢者の預貯金なんざぁ次第に実質価値が目減りしていくわなぁなんてことを考えている。「プレミアム」という文字に踊れるのもいつまでかなんてね。
「Tommowrow 日はまた昇る」などという14年前のTBS系列のドラマにハマっておりまして、そうそう、医療制度改革による医師不足、中小規模病院の経営悪化なんてことがあったよなぁなんて思い出しながら…。提供できる医療の『質』は違っても、決まった「診療報酬」の点数(料金)は全国一律…それを『安心』と呼ぶべきか、さらなる高度の医療を求めるならば、お金を準備して…。時として、「人の命もお金次第かね?」と思うところではあるのだけれど、果たして「自分の命が、高額を掛けてまで治療を受ける価値があるのか?」などと考えてしまうお年頃でありますよ。『人の命』を『カップ麺』と同列に論じるのも如何なものかとも思うのだけれど、その内、『プライベート診療』『一般診療』『プレミアム診療』などと格付けされたりして…。(がん治療など一部保険外診療であれば、やはりお金が必要であるという現実は確かにある。)
まぁまぁ、カップ麺の「プライべートブランド」ならば、物足りなさを感じても我慢はできるけれど…。今夜の『なべ焼きうどん』は、具材をひっくり返して『加熱消毒プレミアム』…味と健康被害なし!これから先も、健康被害がなければ、庶民は、我慢がまんの世界かなぁ(笑)

コメント
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