ヘップバーンが、お新香を食べる?
1961年のアメリカでは、自由奔放に生きる女性が映画化されている。ニューヨーク5番街のティファニーに食堂はありませんけど、場末のサティアンなら「朝茶」くらいならお出しできますよ^^;
遂に雨に白い物が混じり始めました。今週末は、ハウスのビニールや防風ネットを一気に回収しなければなりません。朝こなしていた仕事も、今は6時でも薄暗がりの世界ですから、薪ストーブを焚いて暖をとり、漬物の素材や今日一日の丸投げ仕事の段取りをするのが精一杯であります。(12月中旬から3月中旬まで、雪に閉ざされた世界で仕事を段取るのに、また、ひと苦労しそうですが^^;)昨日、スライサーで刻んだ「紅しぐれ大根」の酢漬けが、中々良く出来ております。さらにひと晩置けば、綺麗なピンク色に染まりますけど…。
出稼ぎから帰れば、外は暗闇であります。
この時期、『小笠原諸島流家元』ぶっ込みの一輪挿しを楽しむくらいの余裕がある。雪に埋もれる前の菊花を手折り、ワインの小瓶に入れるくらい造作のないことであります。
雪が降る瞬間、どうしても心が折れそうになります…これが一気に白い世界に変わってしまえば、「諦らめ」という境地が訪れ、また雪に挑むことになるのですが^^;
毎年、同じことを繰り返し、一度は雪の無い所で暮らしてみたいものだと思い続け、早くも55年であります。唯一、この地を良しとするならば、大きな災害のない処というだけ(大雪自体が、災害と言えば災害でもある^^;)この厳しい冬があるから、春の訪れが心を踊らせるのでもあります。
さぁ、雨模様の朝に「山形青菜」を摘んで「おみ漬」作りを始めますよ。『サティアンで朝食を』…気ままな女性を演じた「オードリー・ヘップバーン」をあの世からお呼びしたいところですが、イギリス人て漬物食べますかねぇ?(あの世からお呼びするなら、トイレの心配は必要ないでしょう^^;)