ウカツで雨女で

天国大魔境もスキローも佳境前で終わってしまって2期やってくれるのを期待です

正倉院展後期

2019-11-15 | 観た聴いた(東博)
綺麗な空の青。

正倉院宝物展の後期が始まったので、行ってきた。
平日の午後13時過ぎに着いて、60分待ちの表示。Oh…


風がなく穏やかな天候で、これなら待てるかと列に加わった。
一瞬帰ろうかと過ったんだよね。でも、来週はもっと混むだろうし。

展示の大部分が前期と後期で交代。
品が品なだけに、表に出す期間はギリギリ2週間チョイが限度なんだろう。

珍宝帳の代わりに聖武天皇筆『雑集』。これがいきなり凄かった。聖武天皇、本当に字が巧い。31歳でこんな綺麗な字を書く人、いるんだなぁ。21メートルの巻物に一切の乱れなく整った美しい文字がみっしりと並んでいる。集中力とか遂行力どんだけ。これだけでも後期もゴージャス。延々観ていたい。

『琵琶袋残欠』も鮮やかな部分がかなりあって、布がこんなに残るなんて最適な保存がなされてたんだね。織りも緻密で、つくづく昔の人達の技術に衝撃を受けるわー…
五弦琵琶は、これに収められてたのかな?サイズ的には合ってそう。

その五弦琵琶の交代選手は、『紫檀木画槽琵琶』。はぁ〜カッコいい…正倉院の楽器は何故にこんなカッコ良さが天元突破なの。これも模造を作って欲しいなぁ。作って欲しいなぁ。なぁ。皮革に描かれた絵を鮮やかな状態にして、この琵琶に乗せてごらんよ。想像してみてよ。鼻血出るでしょ。裏面の螺鈿の鳥も、花を咥えててかっわいいの!

白瑠璃碗もキラキラしい。綺麗。ツヤツヤ。同じ窯?と思われるそっくりな白瑠璃碗の展示ケースが並べて展示されていたんだけど、こちらは古墳から出土したもので、かわいそうなことに割れちゃってたよう。大きく金継ぎが縦横に入ってた。艶もない。でも、これらが同じ場所で作られたのなら、大陸でも選ばれし工房だったんだろうねぇ。

もう一回来れるかなぁ。来週は最終週だから混み具合も厳しそうだよ。
観終わって平成館を出た時の行列は、80分待ちになってた。ワーオ。

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