ウカツで雨女で

天国大魔境もスキローも佳境前で終わってしまって2期やってくれるのを期待です

水色

2008-03-31 | 買った
通勤の普段使いにしている腕時計はボーム&メルシエ。
革ベルトがすっかりズタボロになっていて、恥ずかしいシロモノになっていた。
なんとなく替える切っ掛けがないままになっていたけど、ふと決意して、新しい革ベルトを買いに行った。

お店で腕時計を出し、それに合う物をピックアップしてもらうことに。
今までのものと色は変えたい。
そう言って並べてもらったものは、マザーオブパールのフェイスに合わせたツヤのあるシリーズで、明るいベージュ、淡い水色、真っ白。

・・・・・・・・現使用ベルト、元は真っ白なんですが。

黙ってそのまま店員さんの説明を聞いていたら、どうやら明るいグレーと思っている模様。
す、すいません、こんなんなるまで使っててすいません。
黙ったままでいてよかった。

どれでもいい感じで決められず、店員さんの推しを訊いたら水色だった。
じゃあそれで。

あっという間に交換終了。
値段も安くてほぼ5000円。
イタリアのMORELLATO(モレラート)というブランドのもの。
そらね、ショパールだのルクルトだの仰天定価の時計じゃないから、万単位のベルトじゃあなぁ。

出来上がりの姿は、思った以上に気に入った。
いいじゃないコレー。

春らしく心機一転の気分。
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大海の下見

2008-03-30 | 働いた
熱も引いたし(胃腸はまだ不機嫌)、引越し先での自分のデスクが気になって職場にちょっと顔を出した。
何しろ飛び込み乗車で引越しする人員の中に入ったから、説明等も全く受けてないし、荷物をまとめるのも熱で朦朧とした頭でやってたし、ちゃんと荷物が届いているのかそもそも自席があるのか気になってしまって。

とりあえず自席のあるフロアまで上がってはみたものの、案の定、広い上にパーティションで複雑に仕切られているフロア内で自席を発見できず迷った。
こういう時に限って訊けるような人が見あたらない。日曜だからな!
「ちっくしょー区画地図持ってくるんだったいや持って来たはずなのに何でバッグに入ってないんだ」とイライラのあまり息継ぎなしでボヤきながらウロついてたら、背後から知らない人に声を掛けられた。
「どこへ行くんですか」
・・・もしや不信人物と思われた?
すみませんブツブツ言ってたのは席が見つからなくてグラサン外さないのは限りなく素嬪に近い顔だからで怪しくはありません全くもって安全パイィイイイ!ってオマエは誰だ誰なんじゃ!?

「○○部署の席が集まってるあたり」

・・・連れてってくれた。
いい人だった。
後から推察するに、どうやら引越し絡みで出社していた総務関係の人だったのかも。
私の席周辺は、まだ引越しのすったもんだ中で人がウロウロしてたから。

自席を見つけて、荷物もちゃんとあるのを確認し、一安心。
見かけた知り合いの総務の人に、自席の電源絡みをチューンアップ依頼。
工事の人もまだいる今ならナイスチャンス。
私の業務、普通の席に配られてる電源じゃ足りんのよ。
電気スタンドも不良だったので、それの交換も頼んだ。
よかった、総務の人や工事の人がウロウロしてる今日に来て。

電源が整わないのでPCのセッティングは月曜に回すことにして、適当に荷物を片した。
今日はもうこれでいいや。

駅へ向かう道すがら、激しい誘惑の罠の群れを視認!
やっべー、これ金遣いそうっっ。
エ/ポ/カだのオ/ペ/ー/クだの並んじゃってます。並んじゃってます。
まだ定期を買ってないから使う駅を変えようかナァ・・・なんて考えてみたりした。
駅までの道程は楽しいけど思いのほか歩くナァ・・・。
もう一方の駅なら、歩く距離も短くて済むからラクっちゃラクなんだよナァ・・・。
ただ、定期の値段が高いんだよナァ・・・。
これも月曜日に考えよう。

月曜日から大海へ泳ぎだす小魚。
静かにひっそり頑張ろ・・・。
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第二期への覚書

2008-03-30 | 隠してる
「俺がガンダムだ」  はぁ?
から
「俺が、俺達がガンダムだ」  そうだ、そうだよ・・・せっちゃん・・・・・・ッ!!
となるまで。
いつの間にかきちんと流れてきたなぁ脚本素晴らしいなぁ・・・と振り返りつつ。
10月には頭マッサラーになってそうなチキン脳としては、半年間キープしておかねばならない海馬の小ネタを文字化しておこうかと。

○第一期本編中から持ち越しのナゾっつか、はっきりしなかったままのモヤモヤ。
 ・イオリアの真の目的
 ・ティエリアの正体
 ・リボンズの正体(目的も含め)
 ・スメラギ(=九条)の過去(ビリーとの関係含め)
 ・フェルトの両親の事故
 ・貧乏姫のヒロインとしての立場と行く末
 ・CBの組織としての全体像(資金源含め)
 ・トリニティの出生
 ・ライル
 ・王留美の思想背景
 ・紅龍の行動理念
 ・ユニオン内のCB内通者(教授死亡の後のハムとビリーの会話による)
 ・アザディスタンのその後(高軌道エレベーター建設含め)
 ・オレンジハロと紫ハロの関係
 ・ビリーの血糖値
 ・全世界で現地特派員はチリ毛しかいないのか

これくらいか?
追記
 ・戦争のない平和な世界ってどんな世界?
 ・リボンズとアレハンドロの出会いの経緯


○最終回にブチ撒かれたナゾっつか、ええ!?これで10月まで待てと!?
 ・アレハレルヤ、ティエリア、刹那の生死(余裕で生きてると思うがな!)
 ・乙女座の言葉は本当に歪んでしまった故なのか舞い上がってのハイなうわ言だったのか。鉄仮面。
 ・ティエリアの恋(?)の行方
 ・統一されたかに見える地球列強国の行方、思惑
 ・統一されたのであればCBの新たな介入目標
 ・生き残り現トレミーチームが引き続きCBに在籍するや否や
 ・リジェネ・レジェッタの存在(地球連邦平和維持軍の制服着用。名前的にリボンズと同系?)
 ・リジェネと一緒にいるルイス
 ・ルイスと沙慈の関係
 ・アレハレルヤとソーマ=マリーの関係
 ・留美とネーナのタッグ
 ・ナスチル風味なリボンズ&ハーレム
 ・シーリン里帰りの理由
 ・0-ガンダム?新しいガンダム?
 ・AAサーシェスの生活状況
 ・地球連邦の敵はやはりジオン軍?あ、だからアムロアルマーク??
 ・アレルヤはどんな髪型で出てくるんですかドキドキ・・・!

こんなもんかな。



地味ながら脚本的に一番丁寧に描かれていたのって、熊父娘だったなぁと思う。
上司と部下として引き合わされてから、セルゲイが口に出さずとも、超兵であるソーマをそれでも“かよわい存在”として気に掛けてきた描写が度々あって。
それが勘違いや過保護ではなく、彼女の力を認めた上で「それでもね」な優しい気の掛け方だった。
で、最後、生身で宇宙に飛び出して「中佐がいなくなったら自分は一人になってしまう」と悲しむソーマの絵に自然と繋がった。
そこまでの信頼関係を築く過程がナチュラルだったんだよなぁ。
(ただ、絵的に「笑えばいいと思うよ」のシンジと綾波に見えしまって中佐が綾波って・・・ッ!と泣きそうになりながら吹いた自分なぞ万死万死!)

第二期への伏線ならぬ第二期への願望。
ソーマは超兵辞めてセルゲイの養女の仔熊になってスカート穿いてればいいよ。
で、フワフワ笑ってればいいじゃない。
アレルヤも輩出してくれたし、いいよなぁ人革連。
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愛だろ愛。

2008-03-29 | 隠してる
※以下、マイスター3人が第二期に持ち越し前提な文章ですが、なんの根拠もありません。
  私の主観が根拠ですので、ご了承プリーズ。


ダブルオー第一期最終回、怒涛の大量情報を詰め込んできました。
食えませんて、そんないっぱい食えませんてー!何から何をどう書いていいんだか。
とりあえず、愛に溢れてました。
第一期最終回の感傷も悲壮もなく、手に汗握って笑わせてもらったぞガンダム!
そんでもって、やっぱりイケメン度大幅アップだったアレハレルヤー!
最終回における自分的最大の盛り上がりは、アレハレルヤ@オールバックだと断言しようガンダム。

アバン、いきなりドロ様高笑いの出オチで、視聴者(私)は笑顔。掴みはオッケーです。
ドロ様のパイスー胸元の紫の飾りが気になって、セリフに集中できず。

アレルヤに生きることへの執着が出てよかった!
でも、これは・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
アレルヤとハレルヤの共闘は素晴らしいの一言。
マイスターの中で戦闘能力が一番高いというより、全MS乗りの中でハムやセルゲイに並ぶトップなんじゃないか、と。
この戦いっぷりをトレミーの皆に見せてあげたかったねぇ。

ドロ様の「ファング!」はイマイチ。

せっちゃんもティエも、ろっくん大好きだなオイ。
せっちゃんの好き方向は、もんのすごく当たり前というか小さい子が年長の子を慕うまんま。
いっちょまえに「狙い撃つ!」ですってー。一生懸命さが伝わる。カワエエ。頑張れ。
ティエは・・・もう・・・、この期に及んで、本ッ当に成長してないなオマエ。
依存の対象がヴェーダからロクにスイッチしただけで、最早、その依存は更に愛情に変わってしまった感。
頭ん中ロクで一杯だな。
第二期では自立を期待する。>だめっ子ティエ(カワイイけど)

そもそもだけど、死に際に側へ行きたいと願うほどいつ好きになったっけ?
それを言う感情って明らかに愛情だと思うのだけど、いつどういう経緯でそこまでロクのことを好きになったの?
体張って庇ってもらったからってだけ?
自分の正体を知っててなお普通に対応してくれてたから?
ティエリアって、最後まで分からん子だな。

ラッセは負傷?死亡?・・・後者っぽいけど・・・。
だとしたら。
アナタのブーメランで筋トレ姿は暑苦しかったけど、MAでの姿は激しく真っ当でオトナでした。
CBでもっと意見を出して欲しい人だったけど、出さないからこその人でもあったな。
お疲れ様でした。

セルゲイが!ピーリスって呼んだ!!
こんなところで親子愛を見せ付けられてうああなんていいシーン!ソーマ激カワイイ!
ソーマ、二期も最後まで生き残れよっ!(まだ始まってもないうちから)
アレハレルヤとソーマは過去の知り合い?マリーと呼んでた。
ハレがソーマにやたら絡んでたのはそのせいか・・・。ただのナンパだと思ってたよ。

リボ様、やっと登場。
「そういう物言いだから器量が小さい」「器量が小さい」「小さい」・・・大笑

せっちゃんの「俺たちがガンダムだ!」は、なんかグっと。

ハム&GNフラッグ、キターーーーーーーーッ!!!
が、今ここに来て、ですか?
我慢弱いハムがやっとこさっとこ出てこれたせいか、ハジケたように喋る喋るッ。愛の言葉を吐く吐くッ。
「愛だッ」
「愛ィッ!?」
どん引いてビビるせっちゃんがリアルでした。
ハムと刹那は相打ち。
ビリー苦心のGNフラッグをあっという間に壊しちゃって、帰ったら怒られるよー。

面白かったけど、正直、ハムは間に合わない方が良かった気がする。
今回、ここだけが納得できないんだな。
無理やり感たっぷりで、ハムの言ってることも意味がわからなかった。
今までヘンな言葉垂れ流してても、軸はブレてなかった感じがしてたので。
ガンダムを前にしたのと、刹那を「あの時の少年」と認識したのとで、多少ハイになってたとしても、今回のはヘン過ぎてハム自身から離れてないか?

ハレルヤ退場。・・・やっぱりな。(泣)
ハレのアレ大好きっぷりは最後まで貫かれてたなぁ。無償の愛だよなぁ。
ハレ、ハムと並んで一番好きなキャラだったのに。
役者さんの一人芝居、二人の会話シーン毎度のことながらすごかったです。
「ハレルヤ・・・」よかったフルネーム叫ばなくて。
ま、死んだわけじゃないからな。昇華とか融合とかだよな。
ハレルヤがいなくなると、今後のアレルヤの周囲とのコミュニケーションの形が変わってきそうだ。
それは少し楽しみだけど。
とりあえず、二期ではコックピット内といえど宇宙でメットを外さないように。(実際外したのはハレだったけど)

手紙。つかメール。
先週、フェルトに訊かれて「いない」と答えた時、「えええ?マリナは??」と思ったけど、やっぱ書いてた。
分かりやすいな、せっちゃん。
振り返っても、自分の想いを語った相手ってマリナしかいなかったし。
16歳であれだけの想いを言葉に出来たのは偉い。

4年後。
沙慈は宇宙で働く技師になってた。
ヤサグレたままじゃなくてよかった。
宇宙で見上げた先に、GN粒子・・・ガンダムの・・・!


ってところでΣエンディングー!
曲が第一期OPでうわわあああテンション上がるぅううう!


ここから先、第二期の予告的に正に怒涛!

・三連合合体の地球連邦平和維持軍発足のニュース。4年後もチリ毛!あくまでもチリ毛!
・ロールに『リジェネ・レジェッタ』ってティエリアⅡの「ふっ」?その名前、言いにくい。
・軍の映像にカティ、コラ沢(やっぱクマムシじゃん)、セルゲイ(制服似合わず)。
・シーリン、「実家に帰らせていただきます。」(バッグがアンティークっぽくてよろし)
・ネーナは王留美んチに。そいつ、あんたら兄妹を裏切った女だよ。
・イアンさん、それ何のガンダム?ネーナ乗るの?
・リボ、イノベイターなるハーレム作る。
・ハムがヘンなマスク。イィヤァアアア!!そのデザイン、子供泣くよ。
・AA生きてる。ヤサグレた39歳か・・・痛いな。
・びっくりセットのルイスとティエリアⅡ。Ⅱの髪型がロクなんですが。そこまで好き・・・ッ。


見事なまでに連合軍キャラが揃って生き残っとる。
マイスターを出さなかったのは、20歳のせっちゃんをお楽しみにィ!ってこと?
いや、私としてはオールバックのアレルヤを・・・


『Mission Incomplete.』


最終話、適度にまとめて終わってくれるかと思ったら、めちゃくちゃ種蒔いていきやがった。
半年ガマンってどんだけ・・・ッ!

それまではDSで・・・だけかと思ったら、再放送があるのな!
TBS水深夜じゃ起きては見れないけど、DVD録画のチャーンス。
今度は第一話からきちんと押える!


最終回をリピ見していて、本当にMS戦やキャラの絵がすごいなぁ、と。
改めて、制作陣の技術と頑張りに敬意を表します。ありがとう。
第二期も引き続き良い作品となることを期待します。よろしく。
(言ってもせん無いことながら、この力量が前番組の制作陣にもあったなら・・・!)
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発熱

2008-03-28 | 日常だ
朝起きたら動けなかった。
なんだこれ。

だるい。頭痛がする。胃が痛い。吐き気もする。
2日ほど前からちょっと下痢ってたのだけど、それが本格化してる。
なんだこれ。

でも、今日は職場へ行かないと。
午前半休取る旨を連絡した。

が、午後スタートの時間に間に合わせようと化粧をなんとかするも、ものすごい時間が掛かった上、やはりそれ以上動けず。
なんだよこれ。

午後スタート時間になっても、まだ転がってた。
職場より心配の電話あり。
動けないことと、どうしても行けない場合の作業を教えて頼んどいた。
・・・でも、やっぱ今日は行かないとマズイ気がする・・・。
今日はデスクの引越しの日で、荷物をまとめないとなんだよー!
宇宙は、なぜにこうも無慈悲なのだ。

なんとか体を引き摺って職場へ行くも、速攻で保健室へ。
とりあえず吐き気だけでも抑えたい。
体温を測ったら発熱してた。ひぃいい。見なきゃよかった。
その場で処方できる整腸剤と胃薬を貰った。た、足りねぇ。

が、意外に整腸剤が効果大。
胃も頭も痛いし息は浅いままだけど、なんとか動けた。

とりあえずのメールチェックの後、同僚二人に助けてもらいつつ業者に運んでもらうべきもののまとめを終えた。
細かいものは、後で自分で運ぶ。
こちらにも結構戻ってることが多いと思うし。

これだけで尽きた。
1時間半くらいいた程度だったけどもうダメで、職場を後にした。
帰りに内科に寄って、自宅へ戻って即寝た。

これは風邪と医者は言ったけど、私としては明日の最終話への拒否熱だと思っている。
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国宝 薬師寺展

2008-03-27 | 観た聴いた(東博)
今日は有休を取った。
まずは東博の『国宝 薬師寺展』へ。

平日とは言え開幕して間もないから混んでるかも・・・と心配だったけど、行った時間帯もよかったのか、元々こんなもんなのか、ギュウギュウで平置きの展示物が見えないっ!なんてこともなく。
閑散とするでもなく、程よい混み具合だった。

飛鳥の仏様達は、天平の平面的な創りから肉感を増したところで、その両方を楽しめる。
仏様と神様がごっちゃだったりするし。
中国やインドの影響もまだ大きい。
日本国内の仏教美術が短い期間に大きく激しく発達していた頃なのか、感じる特徴が仏様によってまちまちな印象。
が、どれも存在が尊く美しいことには変わりなく、古くから大切に守られてきた仏様共通の優しく温かい波動を感じるんだ。

大きい仏様の像は三体。
東院堂の本尊である聖観音菩薩立像はイケメンだった。まじイケメンだった。
天平系の静的な像ながら、凛々しく、青年のような躍動感を与える体躯。かっちょええ。
有間皇子がモデルとも言われているそう。
なるほど、悲劇の皇子は美形でないとな。

本展の目玉は、日光菩薩立像・月光菩薩立像お二人揃っての展示。
お二方揃ってのお出ましは、本邦初なんだそう。
聖観音に比べると、かなり動きがあり肉感的なラインを持つ像で、共に3mくらいか。

レンタルの音声ガイドから流れる薬師寺の僧侶達の声明を聴きながら、じっと眺めていたら・・・ほら、やっぱ・・・目からGN粒子。
なんもかんも赦される気がして、ありがたくて、包まれてる気がして、自分の小ささもまた良しで、泣けてくる。
これがあるから、私、こういう展覧会に行く初回は一人じゃないとダメなんだよな。
その点で、この時期はいい。
多少すんすんいってるのを周囲に気付かれても、「花粉症なんです」って顔してればいいんだもの。

展示会場のところどころで上映されている映像が、これまたとても綺麗。
じっと見入ってしまった。
キャノンGJ

展示の最期は吉祥天。
ヒンドゥーのラクシュミ神が仏教に取り込まれた姿。
仏教ってフリーダムで器がデカイよ。
この絵、好きなんだなぁ。本物を見るのは初めてだけど。
風にたなびく薄い衣やプリーツ状の裾が少し跳ね気味の表現が、突き抜けてるというか。
ドレスに使われている色の合わせも絶妙。オシャレさんだ。

はぁ、今日はいいもん見させてもらった。



東博を出て、社会保険事務所へ。
ねんきん特別便が来たからね。
届いた物は飛び飛びの国民年金と現職の厚生年金の記録しかなく、見るからに「詳しく分からないけど、これ違うだろが」ってブツ。
1時間10分ほど待って(ほとんど寝てた)、自分の番。
現職以外の全職場の厚生年金が丸々抜けてた。ヒィイイイイッ!ありえねぇええええッッ!!
自分の年金がない云々ということより、その仕事の杜撰すぎな、ガキの使い丸出しな、社会人としての責任のなさっぷりに絶望したー!

本来なら、口で笑って目が笑ってない顔で対応に当たった職員の胸倉を掴んでるところだったけど、その処理がスムーズで明快だったのと、何より仏様と会ってきた帰りだから、優しいんだ私。
よろしく頼むよ的な微笑みで処理する職員を見守り、そこを後にした。

途中、抜けてる国民年金についてはもう支払い期限を過ぎてるので、60歳になった時に改めて考えれば?と言われた。
60歳で抜け分を払えるんだそう。
でも、私の抜け分の量からすると、それを払ったところで、“元を取る”という考え方からすると10年くらいは掛かり、それもあまり意味がなさそうな感じだった。
今は、そこまで生きてるかどうかなんて考えたくもないしなぁ。生きていちゃいそうだけどなぁ。
ま、整うべき物が整ったという点では、一安心。



※画像は、東博の平成館と本館を繋ぐ通路途中の休憩スペース。東博内で私が一番好きな場所。
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改めて、またお世話になります

2008-03-26 | 食った飲んだ
行きつけにしていた和食のお店が移転をし、もうそろそろお祝いの混雑も落ち着いてきた頃かと思い、行ってみた。
お久し振りでございますー。
新しいお店はまだ木の香りがいっぱいで、それだけでキモチがいいものだな。
開店日に送ったアレンジのお花は、なんと数日前まで保っていたらしい。
さすが蘭。

お刺身を頼んだら、おもいっきりサービスして盛ってくれた。
見た感じ、軽く2~3人前くらいはありそうな。
そ、そんなに食えんて・・・。
多少時間を掛けつつも完食したけどな。

女将と板さんから、容姿の印象が変わったと言われた。
ぶっちゃけ、綺麗になったと言われた。
クールにお世辞と受け止めつつ、オホホホ。
たぶん髪を切ったせいで、スッキリした感じになったせいだと思うのだけどね。
「新しい恋とか?」とニヤケられ、すぐさま思い浮かんだ男が・・・っつか男の子達が・・・二次元・・・だなんて言えないよ言えやしないよ。
おまけにMSもネだなんて口が裂けてもッ。

カウンターで適度にハシャギつつ、目の辺りに酔いを感じたところで引き上げ。
常連のみという移転の記念品を貰った。
び、微妙な品なのですが・・・。
でもいいよ。使ってあげよう。綺麗と褒められたから!(←全然クールじゃない)

改めて、またよろしく。
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目端が利く

2008-03-25 | 働いた
官/報にケアレスミスを見つける自分。
これもまたマニア過ぎる視点。
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足元を見るな

2008-03-24 | 日常だ
公(ハム?)の自分からは想像できないギャップあり過ぎな隠れOTAであることより。

やたら転職したり、その合間に自/宅/警/備/員になってみたり、引っ越してみたり、年/金/情報をコロコロ変えてたツケの特/別/便が届いたことより。ワーオ。

なんだか酒に頼ってる?な毎夜を過ごしてることより。
     (↑“鮭”と変換された。魚に頼っちゃイタイ。)



チョコ茶の靴を履くべき衣装で黒い靴を履いて家を出てしまった自分に絶望した。
足元から這い上がる“ダメ人間”感に打ちひしがれた。


これぞ正しきOLの姿ナリ。
ブレてない!ブレてないぞお!



※Lc.SapporoSymphony咲いた。
  葉陰にちまっとヴァーチェたん。
            ↑これがダメなんだこれが!
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靴擦れが痛いのなんのって

2008-03-23 | 遊んだ出掛けた
体が、特に足がガタピシ。
昨日のハイハーイ♪にジタバタしたからではなく、その前に鎌倉へ行ってて、歩き過ぎたため。
更には足にゴッツイ靴擦れを創ってしまい、そのせいでヘンな歩き方になって余計に筋肉疲労甚だしく。

ステキお寺が一杯で、写メで済ますのがもったいなかった。
ちゃんとデジカメを持っていけばよかったな。

どこのお寺も、既に春満載。たくさんの花。

あるお寺で、雲水さんを見た。
観光地の観光寺のお坊さんって、纏う雰囲気がどことなくイイ感じにチャラくて微笑ましい。笑
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まさかのドロとまさかのコーラ

2008-03-22 | 隠してる
ソ:被検体E-0057!
ハ:ハイな~

狙い撃たれたゼ・・・私の萌えツボ・・・。
最終回イブ回にして、楽しいよなァ!ハレルヤァアア!


そんな感じで『#24 終わりなき詩』。
“終わりなき”と変換したかったのに“尾張泣き”になった。どこに信長。

今日はもう、人死に過ぎぃいいいいいーーっ!!
来週で一期終わりったって、ここでこんなに人員整理しなくても・・やり過ぎちゃ・・・冷めるんだってば。
でも最終決戦だから、こんなもんなのか。
ここで畳み掛けないと、悠長なままに終わっちゃうもんな。
なんて鬱アニメ・・・が、とても悲惨な回なのに、なぜか私はニタニタ笑ってるんだ。
だって、楽しいよ(略

2年前のせっちゃん14歳と先輩マイスターズ出会いのシーン。
みんな今と同じ服なんですが・・・物持ちいいね・・・。
ロクの顔がちょっと陰険。ああ、でもそうだった、最初こんな風だった気がする。
優しげ兄貴もいいけど、コッチの方がいいなぁ。
ストラトスはstratosphereでいいんだ、やっぱ。
デュナメスの高高度砲撃はソレだもんねぇ。
葛城さんはヤシマ作戦をデュナメスにお願いすれば良かったんだ。

ハロはね、もっと評価されるべきですよ!
泣いてる女の子に、訳分からなくても「ごめん、ほんとごめん!」って必死に謝ってる男の子だよ、ありゃ。
A.I.にそんな情緒が。愛しいなぁ、ハロ。

今回、ティエリアの素直さやら直向さがヒシヒシと伝わってきたよ。
アイツ、誰よりも人間らしいよ。本当はプリプリしてるティエの方がイイけど。
今更ロクロク言ってて、生きてる時に懐いてやれよ。
アレルヤも、「ロクがいなくなった今、僕が冷静にならないと」みたいなことを考えてのあの言葉だったら・・・・・・愛いヤツよのう。

せっちゃん、ハロのミッションレコードを見てた。
AAサーシェスのラスバトルは、やっぱせっちゃんか。

そのハロをデュナメスに返しに行った時。

刹那がフェルトの手をキャッチしてあげた!やだ何このかわいいジェントル!
ちゃんと育ってるじゃないこの子。
激しく嬉しくて、抱きしめたいなァ!せっちゃん!
フェルトよ、お手紙の宛名が日本語・・・!土曜夕方6時のアニメですかそうですか。

バトルシーンは、しょっぱなからハレルヤ万歳。
先週に引き続きハレちゃん絶好調。ステキ語彙も絶賛爆裂中。おセンチ野郎って・・・ッ!!
のけぞって倒れました。マジで。床に頭ぶつけなくてよかった。
キュリオスが右手足もがれても、戦う気マンマン。そうでなくちゃ、お兄ちゃん。

冒頭に喧嘩してた年少組二人も頑張ってました。
ナドレが思いがけず「性能低っ」がバレたけど、GN-X何機か落としてたよナァ。
その中にコーラが!ええええええーーーーーーっっ!?
あいつ、クマムシ並の生命力じゃなかったのかよ。・・・生きてると思う。クマムシだと思う。
爆発したのは頭部で、コックピットのある胸部は無事っぽかったもの。

ドロ様のゴールデン巨大MA、恐かったじゃねーかッ!
おもろコワイんですが、少しトホホ感もあり。「やっちゃったね☆」みたいな。
あれ何。どこから持ってきんだ。擬似太陽炉何個付けてんだ。監視者じゃなかったのか。ノリノリじゃないか。
ドロめ、出始めのトリニティより憎たらしい。
リボンズ天使はどこに隠れてんの。

今回、トレミー被弾しまくりで、お亡くなり者多数。
クリスティナとリヒティは綺麗に描いてもらえてよかった。
フェルトを騙して逃がしたクリスティナは、大人だった。
最後の最後に男を上げたリヒティ。君の水着のチョイスは誰よりも度肝抜いて眩しかったよ。
悲しいシーンなんだけど、二人の想いが通じ合ったから、死亡シーンの中では救いがあるじゃん、と。

この期に及んでのリヒティのサイボーグ設定暴露は一見ムダっぽいんだけど、何かの伏線な気がする。
簡単なところではルイスの左手。
でも、きっとそんな簡単ではない・・・と、これ、推測?希望?

もうお一方、モレノさんがお亡くなりに。
・・・が!すいませんすいませんホントすいませんでも・・・笑っちゃった・・・ああ・・・。
だってグラサン・・・ッ!
彼がお亡くなりになったことより、グラサンが外れてしまった方が衝撃だった事実。

「クリスティナ・シエラァアアアアッ!!」
フェルトの叫び、悲痛だけど・・・CBでは亡くなった方をフルネームで叫ぶ規定があるのか。

ネーナは?
ハムは?GNフラッグはー?
最近ハム成分が足りないと思って、先日、阿修羅回をリピ観。
何かに気付いた教授が、イオリアの目的は戦争根絶ではなく・・・って言ってた。
そうだったよ。これの回収もまだだった。

これで次週第一期最終回とかって、まとまるん?
その後、半年空くってどうなん?
予告のアムロが大変恐ろしい呪いを吐いてたんだが。
あわわわ、来週早く来て欲しいけど来て欲しくないぞギャンダム!
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予測覚書

2008-03-22 | 隠してる
#24を見て思いついた予測メモ。
単なる個人の予想だしありがちと思うけど、見たくない人は急いで回って右!




     






以下、反転。
□刹那、フェルト、スメラギさん、イアンさんは生き残る。
  現状。
  せっちゃん主役だし。
  太陽炉4つは減らさない。
  三人は明確に生き残る覚悟を口に出してた。
  スメラギさんは、彼女自身の伏線回収もまだ。vsビリーもまだ。
  (今のところ、どちらもあまり回収の必要性を感じないけど。)
  イアンさんは流れ・・・?

□アレルヤいなくなるんじゃないかと。死亡ではなくハレルヤ若しくは別人格が残る。
  マイスターの死はロク並の演出が必要。あと1回でそれはないだろう。
  生に執着なさげなアレルヤ。
  ハレルヤはまだ死にたくない。

□ティエリアも生き延びる。
  演出についてはアレルヤ同様。
  リボとの決着まだ。
  本人自身の伏線回収まだ。
  残り30分で全て回収はムリ。

□粒子補給でベースに戻るんだか何だかで、ネーナは宇宙にいる。
  そこで壊れてる誰かを拾う。ティエとかロクとかAAサーシェスとか誰かとか。
  AAサーシェスだとすごいドラマ。
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ワインよりOTA

2008-03-21 | 隠してる
OTA友とギャンダム会議のため、ランデブーポイント・新橋で合流。
いつもは伊か仏の店でワインガブ飲みなのだけど、私が運命の第14話と出会い、本編が佳境に入っている今、二人の隠れOTAの会話は大変デェリケートーゥ・・・!
ウカツにオープンなスペースでは、フリーダムに意見交換できない。
サービススタッフが常にテーブルに目を配り、着かず離れず、でも漏れのないサービスを提供してくれるようなお店は、いつもなら大歓迎なのにこの頃に限っては。
“個室”をキーワードに店を探したら、見事なまでに、私の大嫌いな没個性の和/食/ダ/イ/ニ/ン/グ系ばっか!

でもいい。
個室という名のATフィールドが守ってくれるなら、斬新という仮面を被ったビックリ和食も受け入れることにした。

OTA友は、一時期、派遣で隣の部署にいた人なので、ウチの職場事情を知っている。
なので、ここんところの私のYT(予想外の展開)な状況を話した。
これは先に話しておかないと、後はもう怒涛のOTAキャノン爆裂になるから。

案の定、そこから先はカオスー!
でも、あまりに色々話してたので、何を話してたのかもうよく憶えてないよ。

友:ティエ、やられちゃえよ・・・。
我:そ、そんな・・・・・っ!!

とか

友:0-Gチームがいるはずなのよ。出てくると思うのよ。
我:何じゃそりゃ。フェルトの親がいたところ?

とか

友:アレルヤとハレルヤ仲良くなってたねぇ。
我:何言ってんだ初めから仲良しぃ!むしろアレとハレは共依存。特にハレは(以下暑苦しいので略

とか

友:知らない人の車に乗っちゃダメダメ。
我:でもサーシェスなら乗っちゃうのもアリーアル・・・
友:ええええええ;;;

とか。
ああ、あと、私がMS(特にハムフラ)や初号機のどこに萌えるかを懇々と語ったな。
細身シルエットが好きってぇのも無きにしもあらずなのですがぁ、いかにもありそうな、人間っぽい動きを見せる一瞬が好きでしてぇ。
初号機が走る時ですね、全身の重心のバランスが手足の動きに合わせて、ちゃんと左右交互に移動するンですよ。
エクシアがGNソードで斬りかかる時、力を溜めるンで、一瞬キュッと手足を縮めるところ、とかですねぇ。
やはりフラッグが戦闘形態に変形する時の、慣性の法則に従ってサブリミナルに足がプランと前方に揺れるとこがたまらないンじゃないか、と。
でも、そんな理屈抜きでキュリオスのダイナミック蟹バサミも好物なンですがね。
・・・ああ、また語ってしまった…!しかもビアッジ少尉口調。

友が種好きを告白。
うん…、何となく気付いてた…。

自分も、ハガレンを観てた(たまにだけど)ことやら、今思うとたぶんあれはいわゆるゴ/ス/ロ/リの走りじゃなかったかなぁ・・・の頃の話をポロリ。
オーノー!
さすがATフィールド威力絶大。

さんざん盛り上った挙句、明日の鬱展開な予感の不安から少し陰のある笑顔で会議終了。

ええっと、何食べたっけ。メダイの刺身だっけ?湯葉とか?
飲んだのは、東/北/泉の特/別/純/米と天/狗/舞の何かと・・・あ、最初の生と・・・、忘れた。
こんな調子だから、普段行ってるような伊や仏じゃ失礼だよなァ。
次回もATフィールド内でのミッションがヴェーダ推奨。
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クサイのだ

2008-03-20 | 日常だ
セロジネ・インターメディア。
部屋がクサイよ。

いつになったらボケない写メ撮れるようになるんだ。
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深紅/TV録画

2008-03-19 | 観た聴いた(映画)
ネタバレあり。


久し振りにギャンダム以外の感想。
HDDに入ってた。
いつ録画したんだっけ・・・。

野沢尚原作。
小学生の時の修学旅行に参加中、両親と小さな弟二人を惨/殺され、一人残された娘・カコ(内山理名)。
その犯人であり死/刑/囚となった父を持つ娘・未歩(水川あさみ)。
8年前の事件を切っ掛けに、『生きてる』ことが『生かされてる』ことになってしまった二人のお話し。

カコは身元を隠して未歩に近づき、信頼を得たところで、ある事件を彼女に実行させようとするのだけど、どうもその辺りのカコの動機付けがボヤケ気味。
復讐は復讐なのだろうけど、木陰から「殺してやろうか」と心の中で呟いたのと、殺/人/実行犯にさせるのと、どう繋がるのかが飛んでいる。
家族を殺されてP/T/S/Dに悩まされる自身の直接的な救いというなら、前者なんだろう。
後者の、大切な物を失くしてしまう現実を思い知れ、しかもそれは自分の手でやれ・・・という、かなり歪んだ遣り方を選ぶには、どうも内山では迫力と狂気に欠ける。
同じ能面の演技でも、それを感じさせる演技ってあるはず。
この主人公には、その心情を推し量れない。
何を求めてその遣り方なの?と聞きたくなった。

未歩も、父の罪は引き継がれてしまう物だと思い込む暗い部分がしっくり落ちない。
なぜそう思ってしまうのか、こちらも動機付けが今一歩。
D/V/夫に流産させられたのを引き鉄に犯行に走るものの、それもどうなんだろう。
それまでに散々怪我させられてきて、流産までして、じゃあ仕返ししてやるってのは分かる。
でも、それまで、そんなにまでしても離婚できなかった、精神的に依存していたD/V/夫に、究極の仕返しは思い浮かんでも実行に移るものではないのではないかなぁ・・・と思ったり。
出会って間もない友人に、「そんな目にあっても他の女には渡したくないんでしょう?」なんて分かった振りされて、遠回しに煽られて、何で思うとおりに動いちゃうの。
物理的/拘/束にあったり、正/当/防/衛とかでないと、繋がらないんだなぁ。

やろうと思えばガッツリ突き詰めた、心臓を掴まれるような作品になったかもしれないのに、と少し残念に思う。

題材自体が重く、且つ、ある実際の事件を髣髴とさせるようなデリケートな物であると思う。
もしあの家族に残された子供がいたら、と。
どうしたって観る側はそれを意識するだろう。
そういう題材を扱うには、腰の据え方が弱かったのかも。

殺/人/犯である未歩の父・緒方直人は良かった。
幼い子供を巻き込んでの一/家/惨/殺/に至るまでの焦りや苦悩が伝わってきた。

カコの子供時代に堀北真希は、ちょっとカワイソウなんじゃ。
途中まで中学生だと思ってたよ。

ラストは全然だめ。
あまりに軽くて、それまでの未歩の父の回想シーンに満ちる深刻な苦悩がおじゃん。
二人がキスをする流れが分からない。
二人の周りをグルグル回るカメラの意図も全く不明。
一体何のトレンデードラマ?ねぇトレンデー?(ウチの母親発音)

揺れる心情(これも演技から推し量るものではなく、ストーリーとして知れる)に迷いつつも、結局は未歩の犯行を寸でのところで食い止めたカコ。
D/V/夫と離婚し、実家に帰ってやり直そうと前向きな未歩。
お互い、二度と会うことはないと心の中で分かっていたし決めてもいたし、でも会えて良かったとも思っているんだろうが、だからって、何でちゅう?

重い物を背負いつつも『生かされてる』から『生きてる』に立ち返った二人なのに、地に足をついてしっかり立っている感じが足りない。
これは役者のせい?演出のせい?
それぞれの人生を生きていこうとする覚悟のような強さのような、味付けは健気でも傲慢でも不遜でも何でもいいから、そういう質量のあるものが伝わらないんだよなぁ。
軽やかに・・・って風でもないしなぁ。

別れてそれぞれが一人になった時、携帯から相手の登録を消していた。
カコは最期まで未歩に正体を明かしていなかったけど、未歩の携帯にはカコの本名で登録されていた。
そこだけ一瞬、おぉ。
でも、「あの時に未歩は不審に思ったか、あるいは気付いたんだな」とすぐ思いついちゃう辺りで、やっぱ残念。
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