やっと帰ってきたよー!
こここそホームグラウンド。
まずはパスの有効期限延長の手続きをし、その後いよいよ敷地に入ると嬉しさが湧いてきて、ちょっと小走りになってしまったよ。
今日の目的は、きもの展。
予約した入場時間まで1時間以上の余裕があり、本館を流そうと思ってた。
でも、風が吹いて何となく涼しいし、日差しもないし、気持ち良くてそのまま庭園に行ったよ。
誰もいなくて静か。
葉っぱが水面に浮かんでるのと水面から突き出してるの、同じ蓮なのかなぁ。別の種類なのかなぁ。
ぼーっと眺めてたら、結構時間が経ってしまった。
曇りとはいえ、日に焼けたかも。
暗いとこで休もうと思って法隆寺館。
しかし、1階の展示室はソファが撤去されてた。
くっそ、新型コロナめ…。
そのまま中をゆっくり流し、そろそろよい時間となった。
さて。
広報大使とかいう役のタレントが大嫌いで、この展覧会にもテンションだだ下がりだったけど、展覧会には罪はない。
篤姫や和宮の衣装は、華やかで可憐、観ていてにこやかになったよ。
篤姫、雀が好きだったんだ。可愛いな!
信長の陣羽織もトンチキで、さすが。
繊維って紙と同じく保存が難しい素材だけど、よく保ってると感心したよ。
保存されてきた期間の初めの方は、保存の技術も拙かっただろうに。
誰が袖図と呼ばれる種類の絵画、好きだな。
もしも屏風を立てるような家屋に住んだら、自分の部屋には誰が袖図の屏風を置きたい。
展示の最後の方、明治・大正・昭和初期のものから現在のものは、あまりピンとくるものがなくてサラサラと眺めた。
最近のものはどんなに美しくても「実際に着る服」という実用感を強く受けてしまい、古さもあまりなく、美術・芸術感というか現実離れ感が薄いというか…
テンションだだ下がりで臨んだけど、そこそこ楽しめた。特に前半から中盤に掛けて。
やっぱり入場の時間制限は、中がギチギチにならなくて良い。
今後もこれでお願いしたいところだけど、館側にとってはあまり嬉しくないのかな。