しまった寝坊したぁあああああ！
起きたら15：45とか。
お休み取ってたから大事に至らなかったけど、14：00頃までには起きるつもりだったのに。
耳栓して寝たのが敗因か。
そっから大慌てで外出の用意をして、ジェット音が聞こえそうな勢いで家を出たよ。
17：00頃、東博に到着。
予定より1時間遅れ・・・これは本展を少し早目に歩かねばならん。
この後のスケジュールとしては、19：30までに本展を見終え、その後白菜の列に並ぶ、と。
予定通りなら、ゆったりとしたペースで本展を回った後に少し休憩を挟んで白菜に赴くことができたのに。悔しい。
本展の行列次第では今日は諦めるつもりだったのだけど、本展行列は20分（ちなみにこの時点での白菜列は120分）だったので、これならギリと判断し並んだ。・・・途端、列が動いて直ぐに入れたよ。
私は知っている。行列の待ち時間、いつも東博側は結構多めに表示していることを。
早目の歩きを意識せねばならないゆえ音声ガイドは借りない、と思ったのに、ナビゲーターが谷原章介な上に作品解説がイスマイールまたは舞弥・・・！
これを借りずにいられない。
彼女の解説を聴いて、ナレーションって一切の演技を入れてはいけないし実際に一切の演技を感じられなくて、これはこれでスゴイと感心。
淡々と話すイスマイールまたは舞弥もステキ。
谷原の良い声は、その内容に意識を集中しないと耳元ダイレクトで聴くのはちょっと・・・スカイク口ラ観てないけど観ちゃおうか。
で、本展。
平日夕方で雨降りという人気展覧会の狙い目だって言うのに、人多っ。
近くにいたマダム達が「ここ来るの阿修羅以来」って言ってた。こういう人達が集まるから混むんだよな・・・でも、こういう人達がいてくれないと博物館が立ち行かなくなるし。痛し痒し。
夕方となると、ガラスケースに指紋もいっぱいついてて観辛くなるし。
そんなこんななせい？
なんて言うか、あまり燃えない・・・至宝展は超ワクワクしたんだけどなー。
中国美術文化は嫌いじゃないんだけど、基本的にあまりピンと来ないんだよね・・・色遣いとかが好みじゃないのかな。
技巧が過ぎない筆遣いの水墨画は好きなんだけど。
しかし、青磁は流石にテンションがダダ上がり。
和洋中全てひっくるめた陶磁器の中で、青磁が一番好き。
特に優品が持つ、柔らかな形、とろりとした潤いのある表面に、玉を思わせる淡くまろやかな青は深く吸いこまれそうだ。
尖ったところが一切ない、どこまでも優しい存在。
女性性を溢れさせる佇まいに、女子力とはこうあるべき、なんてな。
展全体にはあまり燃えがなかったせいか割と苦労せずに2時間半で回れたため、一通り観終わった後にまた青磁の2コーナー（北宋汝窯、南宋官窯）へ行っちゃったよ。
で、主役の白菜。
19：45頃だったか、本館前の列の最後尾に並んだ。
この時点で70分待ちの表示。
実際はその半分くらいの待ち時間で済んだ。
今回の展示方法はすごく良かったな！
白菜を中心に人が輪になるのだけど、展示室に入って直ぐは歩きながら白菜を間近で観る一列目、それを抜けたら二列目以降に回って止まって好きなだけ観ていいよ、と。マナーとして、二列目の人は後ろの人にも配慮してあげてね。そんな感じ。
これから、目玉の展示物にはこの方法がとられるかも。
当の白菜は、ミニ白菜サイズでライトの光を受けてキラッキラ。
一つの翡翠の塊から緑の葉と白い芯部分を巧く抜き出し、葉にコオロギとイナゴを配している。
この作りが凄い精密で、コオロギの足の細かい棘まで彫り出している。
宝石の中でも柔らかい部類にある硬玉でも、こんな繊細な彫りは難易度MAXだろうよ。
元々の石が持つ色出しも素晴らしい。
白い芯部分には内部の緑が透けて見え、ほのかに斑模様を浮き出させてる。
これは世界的に目玉美術品になるワー。眼福。
白菜観て幸せなキモチで締められたのでよかったけど、白菜待ちの短い時間でちょっとイヤなキモチになったよ・・・私の側に並んでた30台後半くらいの女性がずっとブツブツ文句言ってたんだよね。
横四人並んでの列だったんだけど、「ちっ、なんで五列になってんだよ」とか。
いや、左端にいた私の横にアナタが割り込んだから五列になったんだけど・・・。
「遅い」だの「ぐずぐず歩いてんじゃねーよ」とかやたら頻発する舌打ちとか、だったらもう混む展覧会に来んなよっ！と言いたくなるほど。刺されたら困るから言わなかったけど。
私の前には列待ちが身体的にシンドイであろう老女が大人しく並んでいて、その人に舌打ちやら文句を聞かせたくなくて、思い切り立ちはだかってやったワ。
私の口の悪さも大概だけど、いい大人なんだからそういう場では不愉快であっても口に出しちゃイカンよねー。
それが如何に下品なことか、改めて心に留めたよ。
上の画像見て初めて気がついた。
7日までの限定公開だったのか・・・！！
よ、よかった、今日寝坊して到着が遅くなったからって次回に回すとかしなくて！
起きたら15：45とか。
お休み取ってたから大事に至らなかったけど、14：00頃までには起きるつもりだったのに。
耳栓して寝たのが敗因か。
そっから大慌てで外出の用意をして、ジェット音が聞こえそうな勢いで家を出たよ。
17：00頃、東博に到着。
予定より1時間遅れ・・・これは本展を少し早目に歩かねばならん。
この後のスケジュールとしては、19：30までに本展を見終え、その後白菜の列に並ぶ、と。
予定通りなら、ゆったりとしたペースで本展を回った後に少し休憩を挟んで白菜に赴くことができたのに。悔しい。
本展の行列次第では今日は諦めるつもりだったのだけど、本展行列は20分（ちなみにこの時点での白菜列は120分）だったので、これならギリと判断し並んだ。・・・途端、列が動いて直ぐに入れたよ。
私は知っている。行列の待ち時間、いつも東博側は結構多めに表示していることを。
早目の歩きを意識せねばならないゆえ音声ガイドは借りない、と思ったのに、ナビゲーターが谷原章介な上に作品解説がイスマイールまたは舞弥・・・！
これを借りずにいられない。
彼女の解説を聴いて、ナレーションって一切の演技を入れてはいけないし実際に一切の演技を感じられなくて、これはこれでスゴイと感心。
淡々と話すイスマイールまたは舞弥もステキ。
谷原の良い声は、その内容に意識を集中しないと耳元ダイレクトで聴くのはちょっと・・・スカイク口ラ観てないけど観ちゃおうか。
で、本展。
平日夕方で雨降りという人気展覧会の狙い目だって言うのに、人多っ。
近くにいたマダム達が「ここ来るの阿修羅以来」って言ってた。こういう人達が集まるから混むんだよな・・・でも、こういう人達がいてくれないと博物館が立ち行かなくなるし。痛し痒し。
夕方となると、ガラスケースに指紋もいっぱいついてて観辛くなるし。
そんなこんななせい？
なんて言うか、あまり燃えない・・・至宝展は超ワクワクしたんだけどなー。
中国美術文化は嫌いじゃないんだけど、基本的にあまりピンと来ないんだよね・・・色遣いとかが好みじゃないのかな。
技巧が過ぎない筆遣いの水墨画は好きなんだけど。
しかし、青磁は流石にテンションがダダ上がり。
和洋中全てひっくるめた陶磁器の中で、青磁が一番好き。
特に優品が持つ、柔らかな形、とろりとした潤いのある表面に、玉を思わせる淡くまろやかな青は深く吸いこまれそうだ。
尖ったところが一切ない、どこまでも優しい存在。
女性性を溢れさせる佇まいに、女子力とはこうあるべき、なんてな。
展全体にはあまり燃えがなかったせいか割と苦労せずに2時間半で回れたため、一通り観終わった後にまた青磁の2コーナー（北宋汝窯、南宋官窯）へ行っちゃったよ。
で、主役の白菜。
19：45頃だったか、本館前の列の最後尾に並んだ。
この時点で70分待ちの表示。
実際はその半分くらいの待ち時間で済んだ。
今回の展示方法はすごく良かったな！
白菜を中心に人が輪になるのだけど、展示室に入って直ぐは歩きながら白菜を間近で観る一列目、それを抜けたら二列目以降に回って止まって好きなだけ観ていいよ、と。マナーとして、二列目の人は後ろの人にも配慮してあげてね。そんな感じ。
これから、目玉の展示物にはこの方法がとられるかも。
当の白菜は、ミニ白菜サイズでライトの光を受けてキラッキラ。
一つの翡翠の塊から緑の葉と白い芯部分を巧く抜き出し、葉にコオロギとイナゴを配している。
この作りが凄い精密で、コオロギの足の細かい棘まで彫り出している。
宝石の中でも柔らかい部類にある硬玉でも、こんな繊細な彫りは難易度MAXだろうよ。
元々の石が持つ色出しも素晴らしい。
白い芯部分には内部の緑が透けて見え、ほのかに斑模様を浮き出させてる。
これは世界的に目玉美術品になるワー。眼福。
白菜観て幸せなキモチで締められたのでよかったけど、白菜待ちの短い時間でちょっとイヤなキモチになったよ・・・私の側に並んでた30台後半くらいの女性がずっとブツブツ文句言ってたんだよね。
横四人並んでの列だったんだけど、「ちっ、なんで五列になってんだよ」とか。
いや、左端にいた私の横にアナタが割り込んだから五列になったんだけど・・・。
「遅い」だの「ぐずぐず歩いてんじゃねーよ」とかやたら頻発する舌打ちとか、だったらもう混む展覧会に来んなよっ！と言いたくなるほど。刺されたら困るから言わなかったけど。
私の前には列待ちが身体的にシンドイであろう老女が大人しく並んでいて、その人に舌打ちやら文句を聞かせたくなくて、思い切り立ちはだかってやったワ。
私の口の悪さも大概だけど、いい大人なんだからそういう場では不愉快であっても口に出しちゃイカンよねー。
それが如何に下品なことか、改めて心に留めたよ。
上の画像見て初めて気がついた。
7日までの限定公開だったのか・・・！！
よ、よかった、今日寝坊して到着が遅くなったからって次回に回すとかしなくて！