退屈とはほど遠い

昨日からレクチャー係が出勤してきて、具体的な仕事内容を教わっている。
この部署、オモテツラと内側が全然違うッ・・・！
何が退屈だったらどうしよう、だ。
数日前までの私にゲンコツ喰らわしたい。
やってることは膨大で幅広く、扱う金額も大きい。
内密にする業務も多い。
出入りできる場所も、他の部の人達より格段に多い。
その分、意識を回さねばならない範囲が大きい。
もしかしたら、たぶん私が今まで関わってきた仕事の中でも最も力量が必要な部署かもしれない。
ただしそれは純粋に仕事だけに向けるパワーであり、人間関係やら部署独自のルールやら余計なことに割かれることは多くなさそうで、その点は気が楽だ。

もちろん、部署の中には入社して数年の若い人もいて彼らなりのキャリアに合わせた業務を受け持っている。
それらは割と他部署の人間の目に触れることも多く、私はそこらを見て「退屈かも」と思ってしまったのだよ。
部署にいる若い子が、「こういった仕事は私達がやります。調整が必要な仕事は、○○の肩書以上の人が受け持ちます。YUKIさんもですね」と説明してくれた。
なるほど。
と言うことは、私が今持っている肩書は、この部署では今までいた部署よりかなり重さがあるようで担う仕事も大きいようだ。
今まで自分の肩書なんて大した意味を持たないと思っていたけど、そうも言ってられないみたい。

がんばろ。