大阪府最南端、和歌山県境に接する岬町は紀淡海峡を挟んで淡路島と相対峙する風光明媚、又四季を通じてマリーンレジャー客の多い土地柄。
南海本線淡輪(たんのわ)駅の西方約1kmの地にこの地の産土神「紀船守」を祭神とする古社「船守神社」がある。
<直ぐ北側に在る淡輪漁港>
民家密集地の中に鎮守の杜を持つ船守神社は海岸から500mほど内陸に在るもののそこはかと磯の風を感じることの出来る境内です。
境内西側道路に大きく、明るく拓けた境内入り口に立派な石柵で囲まれ、この大楠がたっています。
根元には石祠が置かれ信仰の対象に成っていることが解りますが・・・大楠の根元には竹矢来が掛け回され全くどんな様子なのかは伺い知れません。
元々 四本の楠の根元がくっついたもののようですが・・中心部には大洞でも在るのでしょうか??一見若々しく元気そのものに見えますが。
大阪府指定天然記念物、樹齢約800年、目通り約7m、樹高約25m。
撮影2009.8.22