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関西人で住吉大社の名前を知らない人はないと思うほどに有名な神社です。
毎年、初詣ニュースでは、その賑わい振りがTVの映像で流され続けている。
ここには楠の大木が多いと聞いてちょっと一走り、路面電車の走る、大社正面の鳥居を過ぎてすぐ神社の大きな駐車場がある。
TV映像でお馴染みの太鼓橋を渡ると、正面が楼門になっているが、橋の右畔に殆ど白骨化した楠の巨木が有る。
表皮の一部分を残して、ほぼ枯死状態ですが、その残った表皮部分より一本の枝を伸ばしていてかろうじて生きているのだと確認できる余りにも痛々しいすがたです。
この楠についての資料はまったく有りません、ちゃんと注連縄も巻かれていて神木には違いないと思います。
朱い楼門を入ると右手前方にはカイズカイブキの巨木が聳えています。
大阪府の保存樹に指定されており、幹周り2.9m、樹高10.5mと表示されており、注連縄が巻かれており、藁裾には、いっぱいのおみくじが結ばれています。
カイズカイブキとしてはひょろ長く感じる樹姿でした。
撮影2006.10.28