巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

朝倉市 下古毛(しもこも)の大クス

2013-09-05 | 福岡県

朝倉市の筑後川沿いには楠の巨樹が密集しているが、大分自動車道「朝倉IC」のすぐ南側にも巨大な樹冠を見せる 「下古毛の大クス」が有る。

以前このページでも紹介した国天「隠れ家の森」より県道14号線で西方へ約3km、筑後川右岸の田園地帯に有る下古毛集落。

ちょうど集落の中程、集落センターの傍らに簡素な観音堂が建ち、御堂を覆い守るかの様に「下古毛の大クス」が聳え立つ。

どっしりと腰を据え、仁王立ちして諸手を突き出した様なその姿は、子供が描く大きな木を彷彿とさせるに充分・・・・・。

絵に描いた様な巨樹らしい巨楠だと云う事が出来る。

まだまだ若々しく活力一杯に見える大楠は、目通り13.3m、樹高26m、樹齢400年以上とされています。

それにしてもウエストが見事にくびれ、どっしり大地に息づいて居る。

これだけの大楠がこの地では無冠の巨樹だと云う事です。

撮影2011.12.16