堺市の中心街にほど近いあの仁徳天皇陵から東へ約3km余り、新旧混じる住宅地の中に金岡神社と言う古社が有り、その境内は数本の楠の巨木で覆われて居る。
金岡神社は平安時代初期の仁和年間(885~889)に創建され、後画聖・「巨勢金岡(こせのかなおか)」を合祀、金岡神社と称したと言われて居ます。
拝殿に向かって左右一本づつの巨楠があたかも仁王立ちするように 空を覆い尽くして居ます。
中でも見事な枝振り誇る向かって右側の楠、見た目ほどの質量はなく、目通り3.65m、樹高18m・・・・・、本殿左側の楠は目通り4.2m、樹高20m。
社務所脇にも目通り5.1m樹高18mの巨楠が聳え空を覆っている。
本殿奥には白竜大神の楠と呼ばれるもう一本。
老巨楠が枯れ果て、そのあとに芽吹いた二代目楠が大きくなったもので、現在相当大きく育っている。
撮影2010.1.10