横川のムクノキの有る「美作市滝川地区」は、岡山県北東部、兵庫県境に近い山間に位置する鄙びた山村が点在し、緑の山々や清流が美しい自然豊かな地域です。
県道46号と県道90号の交差する辺りが横川で傍を流れる吉井川沿いにほんの200~300m、県道90号線を下った所に神々しい姿で孤立している。
このムクノキは鄙びた山間集落の吉井川河岸段丘にあって環境、景観共にこの上ない立地条件に恵まれ、思う存分大枝を空一杯に広げている様は、まさしく孤高の巨木然としたものが有る。
正面から見るといかにも発達した板根状に広がる根元を有し、小さな祠の荒神さんには花や灯りが手向けられ、神格化した巨木で有ることが解る。
目通り8.1m、樹高30m、推定樹齢1000年という老齢にも係わらずいたって健康優良爺??
「日本の名木百選」にも選ばれています
撮影2009.3.20