巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

月夜見宮のクスノキ

2010-12-28 | 三重県

JRと近鉄の総合駅の真正面に鎮座しているのが外宮と呼ばれる豊受大神宮が鎮座していて、またその前方200mぐらいの処に月夜見宮(つきよみのみや)が在る。

伊勢神宮の祭神が天照大御神の太陽神であるのに対して月夜見宮の祭神月夜見命は月の神・・・昼と夜、陽と陰の関係に有るのだろう。

外宮と月夜見宮を一直線に結ぶ道は神が通う道とされ「神路通り」と呼ばれて親しまれているようです。

 清清しい空気の流れる境内に入ると拝殿の東側に大きな楠が聳えている。

手水社の傍で両手を挙げたように見えるのは途中で主幹を失い大枝三本がその代わりを果たしているからなのだろう・・・古い昔に落雷にでも遭ったのだろうか??

しかしそんなことが有ったことを物ともせずに巨大な目通りは7.8m、樹高 28mと言う事になっている。

主幹や大枝にも大きなダメージは無く樹勢も盛ん、推定樹齢 300年以上と言うがまだまだ若々しく見える。

撮影2008.10.4