ここを訪れたのは、大阪と奈良の県境にある歴史の山、二上山を訪ねた際、ここまで来たのだからと寄ってみる事にした。
二上山から大阪方面に下っていき、南阪奈道路の羽曳野東インター前の道路西進し、低い丘を越すと右前方に大きな鎮守の杜が見えてひときわ大きな楠木の聳えているのが見えて、それと解る。
壷井の地は、河内源氏発祥の地で、この神社は、源義時が創建したと伝えられる由緒を持っている。
正面の急な長い石段を登りきって、大きないしの鳥居をくぐると巨大な楠の根元が見える。
境内に聳える「壷井八幡宮のくす」は、樹齢800年、樹高25m、目通り幹周7.25mと記された立派な大楠で、尋常でない根元の広がりと特徴のある枝振りに印象が残る。周囲の植え込み等も含めた景観は素晴らしく、この樹は「大阪みどり百選」にも選ばれている。
撮影2006.10.14