yoosanよしなしごとを綴る

つれづれなるままにパソコンに向かいて旅日記・斜読・よしなしごとを綴る

2018.4 孫の付き添いで埼玉県北本のグリコピア・イースト工場見学、子どものとき食べたグリコを思い出す

2018年04月08日 | よしなしごと

2018.4 孫の付き添いでグリコピア・イースト工場見学

 小5、小3になる孫が春休みなので、埼玉県北本にあるグリコピア・イーストの工場見学に付き添った。
 グリコといえば、子どものころ一粒300mのキャラメルをよく食べた。1950年代、まだまだ物資は貧窮していたから、キャラメルなどの甘い菓子は大人気だった。しかも一粒300mのキャッチフレーズは元気になりそうな気分にしてくれた。
 じきに、おもちゃの景品が付き、ますます人気になった。みんなで景品を交換し会ったりした。グリコの工場見学は、60年前を思い出させてくれた。

 前日、webで道順を調べると、17号線=中山道沿いで、圏央道の少し先に位置していた。中山道は何度も通行しているし、最近は圏央道桶川北本インターや桶川加納インターも利用するので、工場の場所はだいたい分かる。
 ところが当日、孫を乗せてからナビでグリコピアを検索したら、なんとグリコピア神戸がヒットした。

 江崎グリコは1929年、大阪市に設立され、1988年に神戸ファクトリー内に「工場見学をしながら見る・知る・学ぶ」を目的としたグリコピア神戸がオープンした。
 2012年、埼玉県北本市に圏央道の利便性を活かした北本ファクトリーが操業を開始し、「工場見学をしながら見る・知る・学ぶ」グリコピア・イーストがオープンした。
 グリコピア・イーストが検索できない私の車のナビは、かなり時代遅れということになる。それでもあらかじめ道順を調べておいたので、迷わずグリコピアに着くことができた。転ばぬ先の杖である。
 中山道・圏央道の少し先、中丸交叉点を曲がると、大きな北本ファクトリーが見えた(写真)。北本ファクトリーではポッキーとプリッツを生産していて、将来はもう一棟増設する予定とか、お菓子の人気はうなぎ登りらしい
 ・・私は菓子類をほとんど食べない。海外旅行での食事は前菜、本菜、デザートが基本で、デザートにケーキやアイスクリームが出るときは半分ほど食べる。その程度しか食べないから、実はポッキー、プリッツの違いもどんな味かも分からない。孫たちはもちろんお菓子には目がないから、楽しみなようだ・・。


 工場見学は70分で、1日4回開かれる。予約は2時からで、10分ほど前に着いた。まず、1階の「カレッジホール」でオリエンテーションのあと、創業者江崎利一氏の生い立ちやカキの煮汁を調べてグリコーゲンを抽出し、キャラメルに入れた栄養菓子「グリコ」を考案する話が紹介された。


 続いて、グループに分かれて6階の「プリッツストリート」と呼ばれるプリッツとポッキーの製造工程の一部を見学した。うどんのような細い棒状のプリッツが流れてきて、オーブンで乾燥され、一定間隔にカットされ、小箱に入れられ、段ボールに梱包される。
 ガラス越しに上から眺めるだけだから、さほど面白くはないが、流れ作業の工程は理解できる。どんな材料でどのように加工するかは企業秘密だった。

 次は、1階に降りて「グリコタウン」でグリコ販売機やグリコの景品などの実物を見学後、「フォトスタジオゾーン」で記念撮影をし、再び3階に上り「スタジアムホール」でゲームに挑戦する。グリコ製品に関する簡単な質問に回答していくゲームで、参加者は真剣に興じていた。

 最後は、希望者だけ3階の「ミニファクトリー」で、自分好みのトッピングをするオリジナルポッキーの製作である。孫たちはこのオリジナルポッキー製作が面白いようで、真剣に取り組んでいた。

 付き添いの私には、幼稚園児から中学生+引率の大人の工場見学だから焦点が絞りにくいだろうが、江崎利一のモットーは「子どもの二大楽しみ、食べることと遊ぶことを同時に満たす」なのだから、工場見学にももっと食べる+遊びを工夫するといいと感じた。
 孫たちは手づくりポッキー、土産のポッキーを手にし、暑かったのでアイスクリームを食べ、満足していた。(
2018.4)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 佐伯著「たそがれ歌麿」は秀... | トップ | 2018.3 桜満開の靖国神社で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

よしなしごと」カテゴリの最新記事