3/25~26まで行われた「さいたマーチ・見沼ツーデーウォーク」に参加しました。
この大会今年からJML(ジャパンマーチングリーグ)に加盟になり、初めての参加です。
3/25(土) 1日目【見沼田んぼ南ルート14km】(見沼代用水と芝川)
会場は、新都心駅から徒歩8分の「さいたま新都心公園」。駅前には、NTTビルやしまむらの本社ビルがあります。
今日は朝から雨、おまけに風も強く、ポンチョ、シューズカバーをつけてのウォーキングです。
8時過ぎに会場に着きましたが、受付会場は長蛇の列。足元はぬかるんでいるし最悪のコンディションです。
会場周辺の桜は、満開です。
受付を終わった人から順次スタートします。私たちは8:20にスタートしました。
コースのタイトルにある「見沼の田んぼ」って何だろう?と思い、検索しました。
見沼たんぼは、東京都心から20~30km圏内に位置しており、約1260haという広大な面積を持つ、首都近郊における貴重な大規模緑地空間です。
さいたま新都心駅や大宮駅などの主要駅から2~3kmという近さにありながら、たんぼや畑、雑木林、河川や見沼代用水によってつくられる田園風景と、 生きものを育む豊かな自然が
現在も残されています。この地域の歴史はとても古く、独特の文化・伝統が継承されていることも特徴の一つです。
首都近郊において、美しい風景と古い歴史を残し、様々な見所がある見沼たんぼは、多くの人を魅了し、親しまれています。
詳しい説明は、こちらへ 見沼たんぼってなに?|見沼たんぼのホームページ (minumatanbo-saitama.jp)
また、この見沼には、総延長20kmを超える「桜回廊」があります。
見沼田んぼの桜回廊は、昭和60年代の行政による「桜並木造成事業」から始まり、さいたま市が誕生してからは、市民や団体、 企業が中心となって「見沼たんぼ桜ロードプロジェクト」に
よる植樹が行われ、現在の「目指せ日本一!サクラサク見沼田んぼプロジェクト」に引き継がれています。 平成29年、多くの方の思いが結実し、「見沼田んぼの桜回廊」は
総延長20kmを越える、桜の下を散策できる日本一の桜回廊となりました。
見事な桜回廊です。しばし見とれて写真ばかり撮っています。
「見沼代用水」とは、さいたま市の東の方は、昔、あれ地や沼が広がっており、田に水を引くために、今から390年程前、芝川をせき止めるための土手(八丁)が作られ、
広いため井(見沼井)ができていました。
290年ほど前になると、幕府は米を多く作るために、八丁づつみを切り開き、見沼ため井を田に変える計画を立てました。しかし、ため井がなくなると用水にこまる村が多くなるため、
幕府の役人、井澤弥惣兵衛は、ため井の代わりの用水を引くことにしました。これが『見沼代用水』の始まりです。
見沼代用水は、今の行田市で利根川から取水し、八丁づつみまで60キロメートルも流れる長い用水です。弥惣兵衛は、この長い見沼代用水を引く工事を、多くの村人の協力で簡単な
道具だけを使い、わずか5ヶ月で完成させました。弥惣兵衛は、工事の際に次のような工夫をしました。
第1に、水量が多い利根川から水を引きました。そのため、田に水が必要な時期に安心して取水することができました。第2に、見沼代用水の水を星川に合流させて、その川を水路の
一部として使いました。このことにより、工事を早く進めることができました。第3に、他の大きな川と合流するところでは、元荒川の下をくぐる「ふせこし」や綾瀬川の上にといを
渡して流す「かけとい」をつくりました。第4に、見沼田んぼに水が入りやすくするため、見沼代用水を東縁と西縁の2つの用水に分けて、台地の縁を流しました。
そして、見沼田んぼの中央を流れる芝川を排水路として使い、田んぼの排水を流したのです。(農林水産省HPより)
こうして見沼代用水がつくられて、本県有数の水田地帯が生まれました。
7kコースのチェックポイント。今日はここで桜祭りが行われるそうですが、この雨ではどうかな・・・・・
先へ進みます。桜回廊はまだまだ続きます。
次第に道に雨が溜まってきました。
14kのチェックポイント。
雨は相変わらず降り続けています。シューズカバーを付けているのですが、ソックスが濡れてきました。
チェックポイントを過ぎ、芝川の土手沿いを歩きます。この土手も舗装はしてますが、雨水が溜まり、ホント、田んぼ状態です。また、時折強風が吹き傘が持っていかれそうです。
大道橋を渡り、首都高の方へ向かいます。首都高の高架の下には、「首都高ビオトープ」といって「その地域の様々な生き物たちが暮らす場所」の保全に努めています。
さいたま新都心からわずか1~2kmの場所から広がる見沼田んぼ。その見沼たんぼを横断する首都高埼玉新都心線は自然環境に配慮して整備されています。
延長約1.7km、面積は6.3haにも及びます。このあたりの首都高は高架構造で、その下の空間をうまく利用しながら、植樹や池、湿地、草原といった多様な自然空間がつくられています。
2万本以上の木が植えられています。ビオトープは普段は一般の方の立ち入りは制限されていますが周囲からは木々の生長を見ることができます。
このビオトープは周囲の見沼田んぼの自然と一体化してきておりカワセミやキツネなどの姿も見ることができます。
今日は、NPOの会員の方がビオトープの説明をされていました。
障害者交流センターを経て、大原サッカー場へ。ここは、サッカーJ1の浦和レッズがトレーニング場としているところです。
11:30 ゴールしました。
雨が降らなければ、最高のコースでしたが、雨が憎いです。
今日のGPS
1日目の参加者は、1457人でした。