よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

第10回京都ツーデーウォーク2日目20km(京都市)

2019-03-11 20:12:34 | ウォーキング

3/3 京都ツーデーウォーク2日目

今日は、朝から曇り空で予報では朝から雨とのこと。傘、ポンチョを用意しての出発式です。

2日目のコースは、「北山・東山コース」で京都御苑や平安神宮、清水寺、三十三間堂などを通るコースです。

8:00 スタート

 

  

1時間ほどで京都御所です。京都御所は、2016年7月より無料公開され中に入ることができます。

折角ですので中に入ることにしました。

 

京都御所は、794年、桓武天皇が平安京へ遷都した当時の内裏(御所)は、この京都御苑から約2km西に位置していました。現在の京都御所は内裏の焼失等の際に、天皇の仮住まいとなった里内裏の

ひとつである東洞院土御門殿に由来するもので、1331年(元弘元年)、光厳天皇がここで即位されて以来、御所とされたものです。

1392年(明徳3年)の南北朝合一によって名実ともに皇居に定まり、明治に至るまでの 約500年の間、天皇の住まいでした。建物自体はその間も焼失を繰り返し、現在の建物は安政2年(1855年)に
 
平安時代の内裏の姿にならって再建されたものです。現在の京都御所は、南北約450m、東西250mの方形で面積は、約11万㎡です。
 
清所門から入ります。入るとすぐ手荷物検査があります。

 

     

御車寄・・・公卿をはじめとする高位の貴族などが、儀式や天皇との対面の為に使用した玄関です。諸大夫の間や清涼殿、小御所と廊下でつながっています。

   

紫宸殿(ししんでん)・・・京都御所において最も格式の高い正殿であり、即位礼などの重要な儀式がここで行われました。明治、大正、昭和の天皇の即位式はこの建物内で行われました。

清涼殿せいりょうでん)・・・平安時代中期以降、天皇の日常のお住まいとして定着した御殿であり、政事・神事などの重要な儀式もここで行われました。天正18年(1590)に御常御殿にお住まいが移ってからは、

       主に儀式の際に使用されました。

  

春興殿(しゅんこうでん)・・・京都御所で行われた大正天皇の即位礼に合わせて大正4年(1915)に造営されました。式の際,皇位とともに継承される三種の神器の一つ「御鏡」を皇居からお移しして奉安し,

            賢所大前の儀を行った建物です。

 

   

御学問所・・・慶長18年(1613)、清涼殿から独立した御殿で、御読書始や和歌の会などが行われました。慶応3年(1867)、ここで明治天皇が「王政復古の大号令」を発せられました。

  

御内庭(ごないてい)・・・・曲折した遣り水を流して,土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で,奥に茶室を構えています。

   

御三間(おみま)・・・・御常御殿の南西に接する東西棟の小さな建物で、上段、中段、下段の3室からなり、涅槃会、茅輪、七夕、盂蘭盆などの行事がここで行われました。

  

約1時間滞在し、再びコースに戻ります。砂利道の長い築地壁を歩いていきます。

   

相国寺(しょうこくじ)・・・臨済宗相国寺派の本山。京都五山の一つ。万年山と号する。弘和2=永徳2 (1382) 年に足利義満が後小松天皇の勅願を奉じて創建した。開山は夢窓疎石。足利氏代々の尊崇を受けたが

応仁の乱以後衰微した。その後豊臣,徳川両氏の寄進により堂宇も補修され旧観を回復したが,いくたびか焼失し,その後再建された。塔頭 (たっちゅう) 鹿苑院があった。

  

相国寺の東門には、蛤御門の変、戊申戦争で亡くなった薩摩藩士の墓があります。

相国寺の先が20k、30kの分岐点です。ここまで約7km。京都御所見学で1時間ぐらい要しましたので20kコースの方へ行きます。

 

  

下鴨神社参道、御陰橋を通ります。

  

哲学の道にやってきました。このあたりから心配していた雨がポツリポツリと降ってきました。まだ小雨ですので傘をさしてのウォーキングです。

哲学の道は、哲学者西田幾太郎が散策、思索にふけったといい、この名がついたそうです。

ここで5歳児ウォーカー「S太君」に追いつきました。彼が幼稚園で習った歌(たきび、雪、など)を一緒に歌いながら歩きます。

この童謡をうたったのは何十年ぶりでしょうか、まだ歌詞は忘れていませんでした。今の子供さんも幼稚園で習っているのですね。

  

大豊神社が1回目のチェックポイント。

 

平安神宮に近づくと観光客の方が増えてきました。京都ツーデーウォークの第1回大会は、この平安神宮が会場でした。今の梅小路公園になって5年ぐらいなるのかな?

平安神宮・・・・、1895年(明治28)桓武天皇の平安遷都1100年祭を記念し桓武天皇を祭神として創建された神宮です。後に平安京最後の天皇である孝明天皇も合祀されました。

社殿は平安京の政庁の中心であった朝堂院の形式を約二分の一に縮少して復元したものです。二層の神門は応天門中央正面一層の入母屋造の拝殿は大極殿、拝殿左右の桜閣は東は蒼龍桜、

西は白虎桜と呼ばれています。桜の季節には、もっと多くの観光客が来られることでしょう。

  

知恩院・・・浄土宗総本山で法然上人を開基とする。国宝の三門は徳川二代将軍秀忠により建立されたもので、高さ24m、横幅50m、屋根瓦約7万枚とその構造・規模において我が国最大の門です。

 

八坂神社・・・全国にある八坂神社や素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る約2,300の神社の総本社です。古くは祇園感神(かんじん)院、祇園社と呼ばれていたこともあり、花街として知られる祇園の名も、

        その門前街として栄えたことに由来します。

  

高台寺公園が2回目のチェックポイント。

    

  

コースは清水寺に入ってきます。清水寺は、北法相宗の本山で778年(宝亀9)に延鎮上人が開山。「清水の舞台」として知られる本堂は、寄棟造りの優美な建築です。1994年世界遺産に登録されました。

  

今日は三月三日、三十三間堂は、春桃祭で入場料が無料です。説法では瀬戸内寂聴さんがこられるそうです。説法は13時からですが、まだ時間がありますのでパスしました。

  

コースは京都駅前を通り、ゴール地の梅小路公園に近づきました。

  

13:40 20km(実際は、22k)ゴールしました。

  

心配された雨も小雨でそんなに濡れずにゴールできました。久しぶりの京都ツーデーウォークでしたが、楽しく歩くことができました。また来年も参加したいですね。