よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

第17回SUN-IN未来ウオーク1日目22km(鳥取県倉吉市)

2017-06-07 17:50:22 | オールジャパンウオーキングカップ

6/3~6/4 鳥取県倉吉市で行われた「第17回SUN-IN未来ウオーク」に参加しました。

倉吉市を含む鳥取県中部地方は、昨年(2016年)10月21日、M6,6、最大震度6弱の鳥取県中部地震が発生しました。町を歩いていると、まだブルーシートで覆われた家が見られます。

今回の未来ウオークは、鳥取県中部地震復興祈念ウオークと称された大会です。

会場は、倉吉パークスクエア。来賓には、スキーで金メダルの萩原健司さんが来られていました。

       

9:00 22kmコーススタート。22kmコースは、天神川沿いに歩き、はわい温泉、東郷温泉を有する東郷湖畔、中国庭園「燕趙園」を通り、途中、伊能忠敬が訪れた「八橋往来」の現存する道を歩きます。

   

会場を出ると、すぐ旧JR倉吉線跡地を歩きます。JR倉吉線は、倉吉~関金の山守駅までの20kmの区間でした。1985年(昭和60年)に廃止されました。

 

天神川の倉吉大橋を渡り、コースは、天神川沿いの側道を歩きます。

  

東伯郡湯梨浜町に入りました。湯梨浜町は、2004年(平成16年)、羽合町、泊村、東郷町の3町村が合併して出来た町です。

温泉(湯)、二十世紀梨(梨)、砂浜(浜)とそれぞれの町の特徴を取って付けられたそうです。

湯梨浜町のマンホールは、梨、温泉、グランドゴルフ、海水浴がデザインされています。グランドゴルフは、旧泊村が発祥地だそうです。

   

田後区集会所の所に「道標」がありました。右、よなご、左、くらよし、東、一の宮?、北、とっとり、南、おかやま。ここは、「八橋(やばし)街道」だったのでしょうか?

コースは、東郷湖に向かいます。(旧東郷町)

    

東郷湖は、周囲12kmの汽水湖で、池の中央から温泉がわき出るという全国でも珍しい湖です。湖畔には、羽合(はわい)温泉、東郷温泉があります。また、ヤマトシジミの産地でもあります。

  

  

更に進むと、中国庭園を有する「燕趙園(えんちょうえん)」があります。これは、鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして平成7年(1995)に建設されました。

 

 

 

四ツ手網は、網(一辺9m)の四隅に竹を張り湖岸の小屋から滑車で上げ下ろしが出来ます。目の細かい網を使い、エビやシラウオの漁をしていましたが、昨年の地震でいくつかの網が壊れたそうです。

    

松崎の所が折り返し地点です。これから松崎の町に向かいます。

  

しばらく歩くと松崎駅の手前が商店街になっています。ここでは、角を生やした女性軍が迎えてくれました。まるで鬼が島に来た感覚です。

商店街のご婦人達がもう一度活性化しようと「鬼が島プロジェクト」を立ち上げました。この女性軍を「鬼嫁」と呼ぶそうです。角が1本の女性は、鬼嫁予備軍だそうです。

鳥取県は、羽衣伝説の地でもありますし、「天女と鬼嫁」実にすばらしい組み合わせですね。(笑)

  

ここがチェックポイントになっており、お接待で東郷湖のシジミ汁が振る舞われました。

  

この松崎で13,8km。ゴールまであと9kmです。再び歩き出します。

 

北山古墳は、全長110m、後円部径70mの山陰地方最大の前方後円墳です。

羽衣石城は南条貞宗によって築かれた城です。「関ケ原の戦い」で西軍に味方しために領地没収となり廃城となるまでの約250年間、南条氏の拠点となっていました。

現在は山頂の本丸跡に模擬天守と「羽衣石城主南条公累代碑」が建てられています。

  

倉吉市に帰ってきました。天神川に架かる竹田橋を渡り、川沿いを歩きます。

  

倉吉東高校の所から会場の倉敷パークスクエアに向かいます。ゴールでは、スタッフの方が笑顔で迎えてくれました。

   

13:22 ゴール!距離は、22、8kmでした。

翌日(6/4)地元紙日本海新聞には、私達の写真が掲載されました。

6/3(土)のGPSです。