青森の最終日8/1、ねぶた祭り前夜祭に行ってきました。本当はねぶたの本番も見たかったのですが、ホテルが一杯で宿泊する所がありませんでした。
青森ねぶた祭は、七夕祭りの灯籠流しの変形であろうといわれていますが、その起源は定かではありません。
奈良時代(710年~794年)に中国から渡来した「七夕祭」と、古来から津軽にあった習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化して、紙と竹、ローソクが普及されると灯籠となり、
それが変化して人形、扇ねぶたになったと考えられています。
初期のねぶたの形態は「七夕祭」であったのでしょう。そこに登場する練り物の中心が「ねぶた」と呼ばれる「灯籠」であり、七夕祭は7月7日の夜に穢れ(けがれ)を川や海に流す、禊(みぞぎ)の行事として
灯籠を流して無病息災を祈りました。これが「ねぶた流し」と呼ばれ、現在の青森ねぶたの海上運行に表れています。
「ねぶた(ねぷた・ねふた)」という名称は、東北地方を始め、信越地方「ネンブリ流し」、関東地方「ネブチ流し・ネボケ流し・ネムッタ流し」等の民族語彙分布と方言学から「ねむりながし」の眠りが
「ねぶた」に転訛したものと考えられています。(お祭りパンフより)
18:00より前夜祭開催。
先ず最初は、今年度のミスねぶたの方が紹介されました。
18:25からは、いくつものねぶたの団体によるお囃子と鉦を使ったハネコの競演です。
あのねぶたのお囃子が長く続き、見ているこちらも踊り出したくなります。
ねぶたに灯が入りました。
初めて見る「ねぶた」。
題材は、武家物が多く、迫力満点です。
70年賞というのがありますが、これは70年連続で出品しているということです。
他にも下記のねぶたも運行します。
一通り楽しんだ後、最後に青森・深浦(日本海側)のマグロを味わいました。やはり、青森のマグロは、美味しいです。
翌日、新青森駅発10:39はやぶさで東京に戻りました。
4日間の青森旅行、最高でした。また来てみたいです。