よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

第14回「縄文の杜あおもりツーデーマーチ」1日目八甲田山麓高原コース32km

2016-08-05 07:27:32 | オールジャパンウオーキングカップ

この時期、青森の朝は、4時過ぎにはもう明るくなります。福岡は、5時半ぐらいにならないと明るくなりませんので約1時間半ぐらい違います。

7/31~8/1 青森市で行われた「第14回縄文の杜あおもりツーデーマーチ」に参加しました。

1日目は、A,八甲田山麓高原コース32km、B,あおもり湾涼風コース20km、C,岩木山眺望コース13km、D,むつ湾眺望コース12km、E,青森ベイサイトコース8kmの5コースがあり、

私達が参加したのは、A八甲田山麓高原コース32kmです。会場は、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸広場。

このコースは、出発式の後、バスで八甲田ロープウェイ山麓駅まで行き、そこから降りてくるコースです。出発が7:30ですので早めにホテルを出ないと間に合いません。

     

   

  

  

約1時間でロープウェイ山麓駅に到着。昨年参加された熊本の鉄卓さんのブログを見てみると、ここからロープウェイに乗って山頂まで往復したと書かれていますが、今年は、乗らずにここから歩き出します。

八甲田山は、青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つ。「八甲田山」と名がついた単独峰は存在せず、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群である。

青森県のほぼ中央に位置し、東北日本の脊梁奥羽山脈の北端である。命名の由来について「新撰陸奥国志」によれば、八の(たくさんの)甲(たて)状の峰と山上に多くの田代(湿原)があるからという。

現在の火山活動は穏やか。周辺は世界でも有数の豪雪地帯である。明治35年に青森の歩兵第五連隊が雪中行軍の演習中に記録的な寒波に由来する吹雪に遭遇し、

210名中199名が遭難した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)が発生、それを基に新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」が書かれている。なお、陸上自衛隊青森駐屯地に駐屯する第5普通科連隊も、

毎年厳冬期に八甲田山系での冬季雪中戦技演習を行なっている。(ウィキペディアより)

高倉健さん主演の映画もありましたね。

山の方を見ると、雲がかかっており、時々雷の音が聞こえ、いつ降り出すかわからない状況です。一応、レインコート、傘などは、準備しています。

8:30 ウオーキングスタート。バス2台でしたので参加者は約100人ぐらいでしょうか?今日は、雨が降った後でしょうか、蒸し暑いです。

  

コースは、緩やかな下りですが、昨年膝を痛めた私には、かなりきつい下りです。

道の脇には、見知らぬ野の花が咲いています。ある程度は調べましたがわからないものばかりです。

  

 

  

11:38 チェックポイントの「いこいの牧場」に到着。蒸し暑いせいか、今日は、喉が渇き、水分を補給しているのですが、全部汗になっているみたいです。

ここで弁当と引き換えになっていますが、なんと、弁当の代わりに「まきばレストラン」でカレーが出されました。これは、初めての経験です。

 

味気ない弁当よりもこれの方がいいかな????ジェラードも美味しそうでしたのでいただきました。

  

腹ごしらえも済み、さあ、スタートしようかな?と思ったらもうアンカーさんが私たちの後ろを歩いています。ウオーカーの方は、休憩もあまりなくどんどん先に行かれます。

折角見知らぬ町を歩くのですからゆっくり歩きたいのですが・・・・・・・・

いこいの牧場では、ポニー、山羊、黒いヒツジ(サフォーク)もいます。呼んでみるとすぐ近づいてきました。人懐っこいです。

    

ここで私の膝にアクシデント下り坂が多かったのか、膝が痛くなりました。あと半分歩けるかな  

膝を庇いながらマイペースで歩くことにします。

青森と言えば、「リンゴ」ですね。リンゴの木を発見!

   

神社の前を通ると、鳥居にかなり派手な注連縄が飾られています。こんな注連縄見たことがありません。

このスダレみたいなものがついた注連縄を「じゃんばら」というそうです。

横内市民センターが20,2km。ここにも給水所がありました。マップに「青森市の水道水は、全国一美味しい」と書かれています。

昭和59年、厚生省(現厚生労働省)の「おいしい水研究会(座長、鈴木武夫国立公衆衛生院長)」は、全国各ブロックの都市12地区の水道水を集めて利き水会を開催しました。

その結果、青森市の横内浄水場の水道水を「おいしい」と答えた人が16人中10人と最も多く、「日本一おいしい水」と称されました。また、全国各地30ヶ所の水道水を化学的に分析した結果においても、

青森市の水道水はおいしい水の要件をみたし、特においしい水とお墨付きをもらいました。(青森市水道局より)

やはり八甲田山からの伏流水からでしょうか、本当においしいです。あの青森が誇る銘酒「田酒」もこの八甲田山近くで造られているそうです。

     

横内郵便局の所から左折。川沿いに歩きます。右側には、スポーツ広場でしょうか、スポーツしている人たちの声が聞こえます。

青森の方は、お花を愛されているのでしょうか、民家の庭先や川の側道にもたくさんの花が咲いています。どれも九州にはあまり見たことのない花で名前がわかりません。君の名は???

  

 

  

青い森鉄道(旧東北本線)のガードを潜ると、青森市街地に入ります。

  

このあと、コースは、青森港の方に。堤川緑地公園が最後の給水所です。あと3km。ここで水分補給して再びスタートします。

青森は、今日大型クルーズ船が入港するのか、岸壁に大型バスが何台も待機しています。しばらく歩くとゴールの八甲田丸が見えてきました。

   

倉庫群を抜け聖徳公園に入ります。ここには、「海の記念日発祥の地」の記念碑が建っています。

1876年、明治天皇が青森から「明治丸」に乗り込み、函館を経由して横浜に帰還されました。その日を記念し、「海の記念日」が1941年に制定。1996年、この記念日は国民の祝日「海の日」になりました。

  

また、園内には、大町桂月の文学碑や吉田松陰「青森歴史街道の碑」も建っています。

吉田松陰は、長州藩の武士であり、幕末の維新志士を多く育てた思想家です。松陰は、若かりし時分、ロシア船の北方出没を知りその防備を確かめるため、嘉永4年 (1851年)12月14日 (陰暦)に、

脱藩覚悟で宮部鼎蔵と共に江戸から140日間に及ぶ東北遊学の旅に立ちました。江戸出発から嘉永5年(1852年)4月5日江戸へ帰るまでの視察状況を記録したのが『東北遊日記』です。

その中には、津軽半島(三厩、今別、平舘、青森)をたどったという記録があり、上磯地域(東津軽郡)も通行しました。

  

遠くには、津軽海峡フェリーが航行しています。このフェリーだと青森~函館間を3時間40分で航海します。

  

15:25 膝の痛みを抱えながらどうにか無事にゴール!スタッフの方からの暖かい声援を受けました。

   

16:00から八甲田丸船内で「ウオーカーの集い」が開催されました。お楽しみ抽選会もあるということで喜んで参加しました。

会費1000円ですが、飲み物も食べ物もたくさんありもうお腹いっぱいになります。

  

  

お楽しみ抽選会では、家内が青森のゴマ煎餅、私が韓国のり。(青森なのに韓国のりです。(笑))

   

今日の八甲田山麓コースのGPSです。