山椒の葉にアゲハの孵化して間もない小さな幼虫がいました。今年初めて見る幼虫です。この芋虫が脱皮を繰り返し、蛹となり、最終的に美しい蝶となる変態が不思議でなりません。特に蛹から蝶への激変の過程は正に奇跡とか言いようがありません。トンボやバッタの幼虫は親と似通っていますが、蝶や蛾は芋虫とは似ても似つかぬ成虫が生まれるのです。
私が三重大学で教鞭を執った最終年、3人の学生の卒論の指導をしました。その一人 . . . 本文を読む
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