アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

留鳥、コブハクチョウ

2005年05月30日 | みどりの仲間達
白鳥や鴨などの冬鳥は3月頃には北国に帰ってしまいましたが、先日霞ヶ浦でコブハクチョウを見かけました。畦道の草を盛んに啄ばんでいました。コブハクチョウは留鳥で、土浦付近では冬季間5羽ほど見かけましたが、そのうちの1羽のようです。霞ヶ浦は琵琶湖に次ぎ日本第2の湖沼ですが、この辺では渡り鳥の飛来は余り多くはありません。宍塚大池や乙戸沼のほうが、水鳥の密度が濃いように思います。琵琶湖はラムサール条約に登録されていますが、霞ヶ浦はされていません。
素人考えですが、堤防から直ぐに水深が深くなる霞ヶ浦は、水鳥の餌となる水草が生育する条件が整っていないのがその理由ではないかと思います。餌がなければ鳥は来ないのが道理です。5月28日の国土交通省が作製した「水辺つくり」の記事の添付図の湖底にも水草は描かれていません。湖水の栄養塩を吸収する水草が育たず、代わりにアオコが発生するのでしょう。霞ヶ浦ともあろう日本第2の大湖が、ラムサール条約登録の資格がないとは悲しい話ではありませんか。
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